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2015年度 第1回地域レフェリーフィットネスインストラクター研修会を実施
2015年04月10日
2年間のコース(年3回開催)である、レフェリーフィットネスインストラクター研修会の2015年度第1回目の研修会を開催しました。
今回のテーマは『レフェリーフィットネステストのセットアップと評価方法』で、山岸貴司トップレフェリーフィットネスインストラクターより理論と実技の講義が行われました。
近年のスタイルでは、レフェリーにも「加速力」が非常に重要な要素として求められています。特に攻守の切り替え時に対応できる加速力、1試合を通して高いパフォーマンスを発揮できるフィジカルを持てる指導が重要となります。第1回目の講義では、フィットネスや走り方に重点を置いた講義となりました。
インスタクターコメント
山岸 貴司 JFAトップレフェリーフィットネスインストラクター
参加された地域レフェリーフィットネスインストラクターは、第1回目という事もあり緊張した面持ちで集合されていました。しかし、ひとたび審判活動に直結するテストのセットアップから評価に関する話になると真剣な表情に変わり、全ての講義が修了する2年後が楽しみに感じました。レフェリーにとって高いフィジカルを持つことは、キーインシデントを一番いい位置で見られるために、そして、そのタイミング、速さ、角度、方向に対して非常に重要な武器になります。強い意志と覚悟を持って更なるチャレンジに期待したいと思います。
受講者コメント
牛尾眞一郎 地域レフェリーフィットネスインストラクター(千葉)
近年のサッカースタイルの変化に応じて、レフェリーにもさらに強いフィジカル、フィットネスが要求されています。レフェリーフィットネスインストラクターの研修では、強いフィジカルをフィールドで活かせるように2年間で多くのことを学び、考え、実践し、反省し、さらに良い実践を伝えていくことができるようになりたいと思っています。今回は、山岸インストラクターからフィットネステストの大切さについて、方法や運営手順などを交えて熱く学ぶことができました。合わせて加速(アクセラレーション)の基本の部分を学びました。
今回学んだことを少しでも活かせるように、地域やトレセンなどにも積極的に参加し、さらに深めていきたいと思います。勝負の神は細部に宿ります。細部にこだわり、良いパフォーマンスを引き出せるようなインストラクターを目指していきたいと思います。2年間よろしくお願いいたします。
亀岡雅文 地域レフェリーフィットネスインストラクター(高知)
勉強になることが多くあり、大変有意義な時間を過ごすことができました。これからの研修で新しいことを学べることを期待しています。さらに学んだ知識を地域へ還元できるように2年間の研修に取り組んでいきます。
山崎克彦 地域レフェリーフィットネスインストラクター(青森)
初日の研修会ではフィットネステストの実施方法などを確認し、2日目の研修会では走り方・歩き方による疲労や怪我との関係なども学びました。山岸インストラクターの講義が有意義であり、今後の研修会参加が大変楽しみです。審判員には高いフィットネス能力を状況に応じて発揮することが求められていることを再確認し、今後の研修でさらにフィットネスインストラクターとして見識を高め、地域審判員が向上するための一助となれるよう頑張りたいと思います。