JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > FIFA女子ワールドカップ カナダ2015開幕 なでしこジャパンはスイス戦に向けて軽めの練習

ニュース

FIFA女子ワールドカップ カナダ2015開幕 なでしこジャパンはスイス戦に向けて軽めの練習

2015年06月07日

FIFA女子ワールドカップ カナダ2015開幕 なでしこジャパンはスイス戦に向けて軽めの練習

なでしこジャパンは6月6日(土)、バンクーバー市内の練習場で午前中にトレーニングを行い、冒頭約25分を公開しました。

ピッチに現れた選手たちはリラックスした様子でウォーミングアップを開始。この日は実際の試合を想定したウォーミングアップを行い、宇津木瑠美選手は「今日は試合までの流れをつかむために、時間配分を細かく区切ってウォーミングアップの時間を正確に再現しました」と話していました。

フィールドプレーヤーとゴールキーパー(GK)に分かれて行ったアップでは、フィールドプレーヤーは広瀬統一フィジカルコーチのもと、上半身を動かしながら体全体をほぐし、体幹を確認しながら一つ一つの動きの確認などを行いました。また、GKは前田信弘GKコーチとともに、クロスへの対応やキャッチング、スローインなど基本的な動きの確認を繰り返していました。

約1時間とやや軽めの練習を終えたなでしこジャパンですが、ピッチ外でも時間をかけて、選手同士の意識の共有や連係を深めるための準備をしています。

なお、FIFA女子ワールドカップ カナダ2015の開幕戦・カナダ対中国が同日16時キックオフで行われ、開催国・カナダが1-0で勝利。いよいよ大会の幕が上がりました。

選手コメント

MF #7   安藤梢 選手(1.FFCフランクフルト/ドイツ)
チームのためにしっかりと走り回ることは当たり前として、やはりシュートをどんどん打てるように、シュートに行くための動きを増やしたいです。なでしこジャパンは前回大会の優勝チームとして、グループステージ突破が当たり前と思われる部分もあると思います。しかし、初戦はどんな大会でも難しいものになります。スイスは失うものはなくチャレンジャーとしてぶつかってくると思うので、それを跳ね返すくらい、逆に跳ね返せなければ優勝まではいけないと思います。一戦一戦を大事にチャレンジャーとして戦う意識を持っていくことが大切です。全部を支配して勝てるとは思わないですし、きれいな勝ち方をしようとも思っていません。とにかく勝つこと。上手くいかない時間帯も焦らないで我慢する。自分たちの良さである諦めない姿勢を忘れずに戦いたいです。

FW #17   大儀見優季 選手(VfLヴォルフスブルク/ドイツ)
体もメンタルも含めて良い準備ができていると思います。初戦のスイスは、相手が前から来るという情報は入ってきていますが、実際に試合でその通りにくるとは限らないので、いろんなことを想定しながらも相手の背後だったり、中盤とDFラインの間の空いたスペースだったりをうまく駆け引きで狙っていきます。

この4年間、いろいろな道のりをたどりながらも、ゴールを奪うという目的に対して、いろんな形を表現できるようになってきたと思うので、気持ち的にも焦りや不安はない状態で挑めそうです。チームを引っ張っていかなければいけない立場にいると思うので、責任のあるプレーや、プレーでチームメートを引っ張れるような姿勢を見せていければいいなと思います。

DF #4   熊谷紗希 選手(オリンピック・リヨン/フランス)
初戦まで2日ですが、初戦が大事ということは分かっていますし、それに向けて準備してきました。個人的にも良い準備ができていると思いますし、チームとしてもやるべきことをやってここまできています。

世界を相手にしたら日本は平均身長で勝てることがあまりありませんが、セットプレーでやられるのは一番もったいないので、そこだけは本当に注意してトレーニングもしてきました。守備では全員で集中して臨みたいです。個人としては自分の役割を果たすことが、自分自身が一番やるべきことだと思っています。この4年間、海外でプレーして海外だからこそ積めた経験はすごく多くあります。そういった意味では、4年前とは違って一回りも二回りも成長してピッチに立てている自分を表現したいと思います。

FIFA女子ワールドカップ カナダ2015

大会情報はこちら

関連ニュース

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー