リオデジャネイロオリンピックを目指すU-22日本代表は、アジア最終予選を来年1月に控え、今日（7月1日）、ユアテックスタジアム仙台でU-22コスタリカ代表との国際親善試合を戦います。
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コスタリカといえば、昨年のFIFAワールドカップで旋風を巻き起こしたことで皆さんの記憶に新しいのではないでしょうか。ウルグアイ、イタリア、イングランドという世界屈指の強豪と同組になりながら、グループトップでノックアウトステージに進出。ラウンド16でギリシャに勝利し、準々決勝では、オランダと接戦を演じてPKで敗れるも、ワールドカップ4大会目にして堂々の8強入りを果たしました。

代表チームの活躍に、U-22の若手チームも燃えているはず。しかも、コスタリカは北中米カリブ海（CONCACAF）のオリンピック予選を来月に控えていますので、この日本戦を大事な強化の機会と捉えていることでしょう。手倉森誠監督率いるU-22日本代表にとっても、意義あるゲームになるに違いありません。

同大会のオフィシャルプログラムは試合会場のユアテックスタジアム仙台で販売します。2008年から2013年までベガルタ仙台で指揮を執った手倉森監督にとっては「たくさんの思い出が詰まったスタジアム」（プログラムインタビューより）です。巻頭の監督インタビューでは、リオデジャネイロオリンピックに向けたチームづくりやFIFAワールドカップロシアを見据えた選手強化について、また、東北のファンの皆さんと被災地への思いを語っています。

スペシャルインタビューは、遠藤航選手（湘南ベルマーレ）と浅野拓磨選手（サンフレッチェ広島）の二人。子どもの頃のこと、指導者との出会い、家族のことなどをあますところなくインタビューしました。純粋で素直な人柄がにじみ出る内容となっています。クローズアッププレーヤーは、岩波拓也選手（ヴィッセル神戸）と野津田岳人選手（広島）です。

ユアテックスタジアム仙台での日本代表戦は、2012年4月のなでしこジャパン対アメリカ女子代表のキリンチャレンジカップ2012以来3年ぶりとなります。そこで今回はご当地企画として「躍進する仙台サッカー」と題し、河北新報社の野仲敏勝記者に、地元サッカーをけん引するベガルタ仙台、女子代表選手を輩出する強豪校の存在、盛り上がりを見せるフットサルなど、仙台サッカーの歴史や魅力を地元記者ならではの視点で書いていただきました。また、ベガルタのアンバサダーを務める平瀬智行さんには、手倉森監督やオリンピックの経験談を語ってもらいました。

3月11日のオフィシャルプログラム（U-22日本代表対U-22ミャンマー代表）に続く「記憶に残るオリンピック」は、2012年のロンドン大会に臨んだU-23日本代表を。44年ぶりにオリンピック4強入りを果たした当時の選手たちは、SAMURAI BLUEの主力として昨年のFIFAワールドカップブラジル大会の舞台を踏み、さらにロシアを目指して歩みを進めています。

手倉森監督が「柔軟性がさらに備わってくれば、SAMURAI BLUEにも起用されるようになる」と期待するように、リオデジャネイロオリンピックを経て、FIFAワールドカップロシア大会、22年のカタール大会へと飛び立つ選手も出てくることでしょう――。今後の日本サッカーを背負って立つ若きサムライたちにご注目ください。

※日本代表オフィシャルプログラムのバックナンバーは「日本代表グッズオフィシャルショップ 」でご購入いただけます。

国際親善試合 U-22日本代表  vs  U-22コスタリカ代表

2015年7月1日(水) 19：00キックオフ（予定）
宮城／ユアテックスタジアム仙台
TV放送：テレビ朝日系列にて全国生中継
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