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都道府県サッカー協会取り組み紹介‐キッズの取り組み(京都府サッカー協会)
2015年10月05日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」「障がい者サッカー」の13テーマの下、紹介しています。全国各地でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回も引き続きキッズの取り組みを紹介いたします。
※以下の寄稿記事は、JFAnews2015年9月情報号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
キッズの取り組み~京都府サッカー協会
道越隆夫 キッズ委員会 委員長
「事業の3本柱を中心に、子どもたちの環境整備を進める」
京都府サッカー協会は、キッズ年代からシニア年代まで生涯スポーツの観点に立ち、さまざまな取り組みをしています。今回はキッズ年代の取り組みと指導のコンセプトについて紹介します。
キッズ委員会は月1回開催しており、12人の委員に加え、Jクラブの京都サンガF.C.や京都府ラグビー協会の各育成担当者および地元京都新聞社の方などにオブザーバーとしてご出席いただいています。事業の3本柱はフェスティバル、巡回指導、公認キッズリーダー講習会です。
フェスティバルは府内の北から南まで5カ所で開催しています。特に京都市域では、世界文化遺産にも登録されている上賀茂神社の芝生広場をお借りして、U-6、U-8、U-10やレディース、お父さん、お母さんなど350人のサッカーファミリーが参加。サッカーにとどまらず、2019年に日本でワールドカップが行われるラグビーも含め、皆でスポーツを楽しみました。また、お父さんやお母さんを対象に、この年代のサッカーやスポーツについての考え方を京都サンガF.C.の育成担当者に講演していただいています。
巡回指導は、京都府下を4地域に分けて約80の幼稚園・保育園に493回、延べ1万7912人に指導しています(数字は2014年度実績)。本事業は協賛企業からの支援を受けて行われており、本年度からは新しい試みとして巡回対象園を中心に「幼稚園・保育園サッカー交流会」を開催しています。
JFA公認キッズリーダー講習会は、京都文教短期大学の授業のカリキュラムに取り入れていただき、毎年約90人が受講しています。また、昨年は高校生が60人受講しておりますので、今後のキッズ事業で何らかのサポートをしてもらうことも考えています。また、協賛企業のご支援のもとU-8やU-9のキッズサッカーリーグを開催しており、年間を通して延べ1500人がフットサルコートでのサッカーを楽しんでいます。
今後はこの3本柱を中心に、この年代の子どもたちがより良い環境でサッカーができるようなプログラムを提供していきたいと思います。
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