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SAMURAI BLUE、イラン戦へ試合会場で最終調整

2015年10月13日

SAMURAI BLUE、イラン戦へ試合会場で最終調整

SAMURAI BLUE(日本代表)のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は10月12日(月)、国際親善試合のイラン戦を翌日に控えてテヘランの試合会場で記者団の取材に応じ、「我々のステップアップのために、親善試合でも勝つトライをして、何人かの選手の可能性を探りたい」と抱負を語りました。

オマーンで戦った2018FIFAワールドカップロシア・アジア2次予選のシリア戦から移動を含めて中4日、高地のテヘランで日本が挑む相手は、現在アジアでFIFAランク最上位(39位)のチームです。この日、試合会場となるアザディ・スタジアムでの練習では、日本は冒頭15分以外を非公開にして、戦術の確認を行いました。

ハリルホジッチ監督は、「私が日本代表監督に就任して以来、最も難しい試合になるだろう。かなり良いテストになるので、しっかりと解答しなくてはならない」と話しています。

イランはかつて名古屋グランパスでも監督を務め、今年4期目になるカルロス・ケイロス監督の下、6月11日の親善試合ウズベキスタン戦(1-0)から現在まで5戦負けなしです。

チームには長身で体躯のしっかりした選手が多く、ロシアのロストフでプレーしている20歳のFW Sardar Azmoun選手もその一人です。現在行われているFIFAワールドカップ・アジア2次予選では4戦4得点、今年1月のAFCアジアカップでも2得点を挙げ、しかも、この6ゴール中4ゴールが先制点です。

また、Mehdi Taremi選手もアジア2次予選4試合3得点の活躍で、以前ドイツ・ヴォルフスブルクでプレーしたSeyed Ashkan Dejagah選手や、同じくイングランド・フルハムでプレー経験のあるAndranik Timotian選手など国際経験豊富な選手もいて、日本は警戒が必要です。

日本は現在ワールドカップ・アジア2次予選で3連勝中ですが、ハリルホジッチ監督は、「イランは空中戦も守備も強く、フィジカルでも戦わなければならない」と指摘。また、シリア戦から交代を含めて約半数を入れ替える構成になると明言しており、「国際経験が浅い、特に日本でプレーしている選手たちがアウェイの試合でどのような行動をとるのか、見てみたい」と、期待を口にしました。

MF長谷部誠選手(アイントラハト・フランクフルト)は、「(チーム内に)新しい競争が生まれるように、監督をしっかりと悩ますようなプレーをしなければいけない。その中で勝ちにいきたい。アウェイでイランのような強い相手とやるからには、勝つという強い意識を持つことが大事」と話しました。

試合は13日(火) 17:00(日本時間22:30)開始の予定です。

監督・選手コメント

ヴァイッド・ハリルホジッチ SAMURAI BLUE(日本代表)監督
イランはFIFAランクで我々より上位にいて、現在アジアで一番強い相手です。攻撃面が強く、空中戦が長所です。攻守において、我々自身のクオリティでの勝負が必要です。相手の長所を出ださせると、かなり厳しい試合になるでしょう。かなり良いテストになるので、我々はこのテストにしっかり解答しなくてはなりません。私が日本代表監督に就任して以来、最も難しい試合になると思いますが、我々がステップアップをするためには野心を持って、親善試合でも勝つトライをしなくてはなりませんし、シリア戦よりも良い試合をしなくてはなりません。私にとっては何人かの選手の可能性を探る上でも重要になります。素晴らしいチームと戦うので、我々はかなり高い意識で臨まなければならないですし、特にアウェイなので、長所も短所も多くのことが見つかると思っています。

DF 森重真人 選手(FC東京)
イランは最近対戦した中ではいいチームだと思いますし、特にクロスからの攻撃やサイドからの崩しには特徴があります。ゴール前でしっかりと人について、そこの勝負でしっかりと勝ちたいですし、まずはチームが勝つために戦いたいです。こういう相手に対してやられずに90分間を終えることが今の自分には重要で、それを何試合も積み重ねて行くことが重要だと思っています。チームとしてずっとやってきたことをこういう強い相手に対して試してみたいですし、何人か新しい選手が出るので、チームとしての出来と新しい選手の発見という両面でしっかりと進化していかなければいけないと思います。

MF 長谷部誠 選手(アイントラハト・フランクフルト)
自分たちがもう1つ上に行くために非常に大事な試合です。イランはフィジカルが非常に強く、前の方にはテクニックのある選手もいて、非常にいい相手だと思います。先月のアフガニスタン戦の時はものすごく暑かったですが、今回は涼しいので動けると思います。メンバーが変わった中でもチームがしっかりとしたゲームができるか、チームの中で競争が生まれるようなゲームにしたいです。チームとして、どれだけこの試合を大切にできるかだと思いますし、勝利を追求していきたいと思っています。

DF 長友佑都 選手(インテル・ミラノ)
アウェイで厳しい戦いになると思いますが、負けられない戦いだと思うので、ワールドカップ予選のつもりで勝つために戦います。イランはFIFAランクで僕たちより上にいますし、フィジカルや球際などでも、アジアでもレベルの高いチームだと思います。クロスからの得点も多いですし、身長の高い選手が多いので、クロス対応やマークをしっかりつけるように頑張りたいです。どんなメンバーが出ても監督が求めているサッカーをできなければいけないですし、これから長いワールドカップ予選で誰かが出られない状況を考えても、誰が出ても良いパフォーマンスが出せるようにしないとなりません。チーム一丸となって戦いたいです。

JFA-TV

  • 原口元気 選手(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)インタビュー

  • 長友佑都 選手(インテル・ミラノ/イタリア)インタビュー

  • 長谷部誠 選手(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)インタビュー

スケジュール

10月5日(月) PM トレーニング
10月6日(火) PM トレーニング
10月7日(水) 16:30
17:00
公式会見(シーブスタジアム)
公式練習(シーブスタジアム)
10月8日(木) 3-0 2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選 兼AFCアジアカップUAE2019予選
vs  シリア代表 (シーブスタジアム)
大会情報はこちら
10月9日(金) PM トレーニング
10月10日(土) PM トレーニング
10月11日(日) PM トレーニング
10月12日(月) 16:30
17:00
公式会見(アザディスタジアム)
公式練習(アザディスタジアム)
10月13日(火) 17:00 国際親善試合
vs  イラン代表 (アザディスタジアム)
大会情報はこちら

国際親善試合

10月13日(火) 日本時間 22:30キックオフ(予定)
イラン/アザディスタジアム
イラン代表 vs SAMURAI BLUE(日本代表)
フジテレビ系列にて全国生中継(一部地域を除く)
詳細情報はこちら

在イラン日本大使館からのお知らせ~イラン代表戦を観戦される皆様へ~

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