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都道府県サッカー協会取り組み紹介‐女子サッカーの取り組み(愛媛県サッカー協会)
2015年11月09日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」「障がい者サッカー」の13テーマの下、紹介しています。全国各地でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回も引き続き女子サッカーの取り組みを紹介いたします。
※以下の寄稿記事は、JFAnews2015年10月情報号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
女子サッカーの取り組み~愛媛県サッカー協会
松木伸司 女子委員長
「選手やチームの気持ちを考える愛媛県女子サッカーへ」
愛媛県の女子委員会は、「少しでもサッカーの試合をしたい」という選手の気持ち、「少しでもサッカーの試合をさせてやりたい」という指導者の願いを叶えるために存在しています。もちろん、「上手になりたい」「仲間と楽しみたい」「成長したい」など、サッカーで目指すことは異なるのかもしれませんが、サッカーが好きで、サッカーの試合に参加することによって得られる充実感や次への課題を見つけることなどを期待されていると感じています。しかし、協会の公式戦として試合を行うためには、多くの準備や労力が必要です。これについては、県協会および施設関係者の方々に多くのご理解とご協力をいただいており、大変感謝しています。
また、参加チームの選手や指導者に大会の準備や審判、会場設営、会計、原稿作成などもしていただくことで、無事に大会を開催できています。皆さん、これらの仕事をこなすために練習や家族と関わる時間、本来の仕事、睡眠時間を削りながら頑張っていらっしゃいます。「サッカーをする者は、サッカーを通して自分を育ててもらった恩返しを考えなければならない」。私も頭では分かってはいるものの、なかなか心がついていかず苦労しています。しかし、周りの皆さんの献身的な姿を見続けてきましたので、自分も続かなければと心に言い聞かせています。
本県の女子リーグは今年で25回目を迎えます。2部までしかありませんが、私にとっては本当に自慢のリーグです。9月13日にも同リーグの運営会議があり、より良い審判ができるようにといろいろなアイデアが出されていました。また、どんな出来事が起こったら困るか、そういう場合の判断や決定などについても議論されていました。リーグ戦を行う上で必要な仕事は、リストアップして参加全チームで分担しています。この日も各チームは司会進行や記録作成、会計などそれぞれの仕事をきっちりと責任を持って行ってくれました。このように、リーグの満足度を上げるため、各自が頭と心をしっかり使い、できることを増やそうと努力しています。
2017年に愛媛国体が開催されます。本県の成年女子チームは近年3位、準優勝という結果を残してくれました。選手やスタッフの皆さん、希望の光をありがとうございます。
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