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JFA公認指導者研修2015 [ゴールキーパーコーチ リフレッシュ研修 東日本コース] 開催報告
2015年12月04日
11月28日(土)、29日(日)の2日間、静岡県の時之栖でゴールキーパーコーチリフレッシュ研修会を実施しました。
受講者29名は昨年度からのリピーターやゴールキーパー未経験者の方にもご参加いただきました。
講義・実技・グループ毎の指導案作成・指導実践など、ハードスケジュールながらも内容の濃い2日間の研修を無事に修了しました。
インストラクターコメント
川俣則幸 JFA指導者養成サブダイレクター
今年のゴールキーパーコーチリフレッシュ研修は東日本のみの1回開催で、「観る~シュートストップ~」をテーマにU-12、15、18、またはU-12、13、15の一貫指導にトライしました。「いつ」「どこを」「どの様に」観るのか、そこから、予測・判断・味方との連携、テクニックの発揮、それを継続することの重要性を再確認。また、選手の思考を止めない、発見を導くコーチングにもチャレンジしました。一貫指導を考えてトレーニングを計画立案、そのための真剣なディスカッション、ピッチ上での指導実践を通じ、皆さんでその成果と課題を共有することができました。夜の講義では、U-17、U-20 W杯のテクニカルスタディグループ(TSG)報告から各年代の世界基準のGKの今と、日本代表強化指針と育成の指針を踏まえて、国内大会TSGから日本の各育成年代のGKの今を報告しました。世界に追いつき追い越すためには、指導者が本気で日常を変える気持ちを持ち、課題を共有して取り組みを継続することが必要であることを受講生の皆さんと共有ができたのではないかと思います。GK指導経験の有無は問わないコース研修会ですが、今回は、GKコーチ資格保持者の方が27名参加され、例年よりも更に専門的なディスカッションができたと思います。受講生の皆さんの高い向上心に支えられ、活気に溢れたリフレッシュ研修会となりました。ご参加ありがとうございました。
受講者コメント
大西貴 さん
ゴールキーパーの本質である「ゴールを守る」ということに関して、最初のステップである「観る」という点にフォーカスした内容で、改めて準備や基本姿勢の段階が重要であると認識できました。講義は分かりやすく、噛み砕いた説明をしてくださるので、内容を受け取りやすかったです。会場はできたばかりの人工芝のピッチ、富士山の見えるロケーションと申し分なかったです。
岡本理生 さん
「観る」ことの重要性を再認識したとともに、その伝え方の難しさを実感しました。「観る」ことが目的にならず、何のために観るのかが大切で、それをオーガナイズ、コーチングによって選手に考えさせる、感じさせることに今後チャレンジしていきたいと思います。ピッチでの実技、ディスカッションはもちろん、講義の内容もとても分かりやすく、説得力があり本当に勉強になりました。指導者として、人として目指すべき姿を再認識できました。
中下直樹 さん
「観る」というざっくりとしたテーマでしたが、内容は非常に細かく深く考えさせる研修会でした。選手に手法だけでなく、目的に対していかに気付かせることができるか、変化させられるかを考え選手に伝えていきたいです。デモンストレーションでは何を、いつ、どのように、「観る」かをコーチの立ち位置、観るタイミング、声のかけ方など細かく提供していただき、理解を深めることができました。
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