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「2015ナショナルトレセン 女子U-14 東日本/西日本」スタート
2015年12月12日
「ナショナルトレセン 女子U-14 東日本/西日本」が12月11日(金)、東日本は鹿島ハイツスポーツプラザ(茨城県鹿嶋市)で、西日本はJ-GREEN堺(大阪府堺市)で始まりました。東日本には北海道・東北・関東・東海・JFAアカデミー福島、西日本には北信越・関西・中国・四国・九州・JFAアカデミー福島から選手が集合、4日間のプログラムに取り組みます。
昨年までこの活動は「ナショナルトレセン女子U-15」として行ってきましたが、今年から改編し、人数も東西あわせて120名となりました。
午前中は大荒れの天気でしたが、選手たちが到着する頃には青空も見え、強風のなか、体幹を中心としたウォーミングアップの後、パス&コントロールの様々なメニューを行いました。夜にはフィジカルプロジェクトの関大悟氏からのレクチャーもあり、充実した初日となりました。
コメント
中川一輝 地域トレセン 指導スタッフ(東日本/北海道:帯広北高等学校)
トレーニングのテーマは「基本のテクニック」(GKは「攻撃参加」)でした。選手たちは緊張した様子ながらも100%の力を出し切り、「常に見ながら判断し、ボールを思い通りに操る」ことの重要性を感じていました。夜は映像とともに日本女子代表のワールドカップの結果を再認識し、意識を高めました。フィジカルフィットネストレーニングのレクチャーにおいては、パワーを100%発揮するために必要な身体の使い方について指導があり、60名の選手にとって有意義な時間となりました。体調管理に気をつけ、残り3日間でトライ&エラーをくり返して、実りある4日間にしてほしいと思います。
松下潤 地域トレセン 指導スタッフ(東日本/関東:小美玉フットボールアカデミー)
懸念していた天候も回復し、約60名の選手が3グループに分かれ、トレーニングがスタートしました。ボールを止める、蹴るといった基本のテクニックの質はもちろん、動きながら、また見ながら状況に応じてテクニックを発揮すること、ボール保持者の状況に応じてサポートを変化させることなど、関わりの部分まで選手たちは要求されました。コーチングへの反応も速く、トレーニングが進むにつれて、プレーのテンポが上がっていく姿を見て、選手たちのポテンシャルの高さと、何でも吸収しようとする強い向上心に感銘を受けました。2日目以降も、全力で選手をサポートします。
松窪裕子 地域トレセン 指導スタッフ(東日本/東海:高田短期大学女子サッカー部)
施設に到着した時の選手たちの表情からも、ナショナルトレセンの意気込みが感じられました。各グループに分かれ、トレーニングが始まるまでの時間に、自分たちで名前を確認しあったりするなど、コーチが促さなくとも自ら行動できていたことはとても良かったと思います。トレーニングで行った基本のテクニックでは、日々のトレーニングをどのような意気込みで行っているかが出ていました。他の選手とプレーすることで、良いプレーがたくさん引き出された選手もいたため、この短期間で切磋琢磨しながら成長していってほしいです。夕食後のレクチャーでは、フィジカルフィットネス・トレーニングの話がありました。外傷の原因や予防方法など、女子選手特有の症例の話もあり、身近に感じられる話だったと思います。ナショナルトレセンを通して、ピッチ内外での選手の成長のサポートをしっかりしていきたいです。
石井愛実 選手(東日本/北海道:稚内ステラマーレ)
今日のトレーニングは基本のテクニックでした。最初は体幹のトレーニングで、どのような姿勢でやれば体幹を鍛えることができるのかを知ることができてとてもためになりました。これからしっかりとした姿勢で毎日続けようと思います。ボールを使うトレーニングではまわりを見ること、ボールの置く位置、パスの精度、タイミングなどを気をつけてプレーしました。失敗をおそれずチャレンジし、まわりの上手い人のプレーを少しでも多く盗めるように頑張ります。
鈴木紋伽 選手(東日本/ザスパクサツ群馬U-15レディース)
今日は風の強い中での練習でした。最初の体幹では改めて自分の体の硬さを知りました。でもいろいろなところが鍛えられてとてもいい勉強になったので、自分のチームでも継続したいと思います。GKトレーニングでは「受け手の欲しがっている所に正確にボールを出す」ことをテーマとしました。左足で蹴ったり、投げたりすることにチャレンジしていきたいです。そして最終的には両方で蹴ったり投げたりできるようになりたいです。残りの3日間を大切にして、いろいろな人のいい所を吸収したいと思います。
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