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高円宮杯U-15 第27回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会 今週末にいよいよ開幕
2015年12月18日
中学年代の日本一決定戦、「高円宮杯U-15 第27回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会」が12月19日(土)に茨城県内の各会場で開幕します。大会は1回戦から好カードが組まれており、各地での熱戦が期待されます。
特に白熱した展開が予想されるのが、京都サンガF.C. U-15(関西1)と横浜F・マリノスジュニアユース(関東3)の一戦です。京都は今年5月に開催されたJFAプレミアカップで圧倒的な強さで制すると、今夏の第30回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会で4強入りを果たすなど、コンスタントに結果を残しています。服部航平選手や津野絢世選手といった個の能力が高い選手が並び、守備でもハードワークを厭わないところが長所です。
一方の横浜FMは、堅守をベースにしつつも要所でリスクを冒して攻撃に出る柔軟なスタイルが持ち味。クラブユース選手権では接戦での勝負強さを見せて勝ち進み、決勝ではFC東京U-15むさしに3-0で勝利。見事、優勝に輝きました。決勝戦でハットトリックを達成した中丸流佳選手、144センチと小柄ながらも高い技術を誇るMF榊原彗悟選手など、各ポジションにハイレベルな選手を擁しています。
北信越第1代表のアルビレックス新潟U-15とセレッソ大阪U-15(関西2)によるゲームも見逃せません。新潟は基礎を大切にしつつ、積極的に攻守に絡んでいくサッカーが特徴。前線には瀬賀凜太郎選手、川崎俊輔選手という決定力の高いメンバーが並びます。年代別代表候補の本間至恩選手はゴールに直結するプレーが評価され、一つ上のカテゴリーでU-18プリンスリーグ北信越の最終節に出場。高い技術を披露しています。
対するC大阪は、MF喜田陽選手をはじめ年代別代表候補の選手を多く抱え、「黄金世代」と言われるチームです。中盤の構成力が高く、クラブユース選手権のラウンド16では横浜FMから一時はリードを奪うなど、大会覇者をあと一歩のところまで追い詰めました。ここまでタイトルには恵まれていませんが、中学年代最後の大舞台で結果を残すことができるか注目です。
このほかにも全国中学校サッカー大会2連覇中の青森山田中学校(東北2)と、年代別代表候補の成瀬竣平選手を擁する名古屋グランパスU15(東海1)の対戦、東北第1代表ベガルタ仙台ジュニアユースとSSSジュニアユース(北海道2)による試合など、1回戦から注目の試合が目白押し。将来の日本サッカー界を背負って立つであろう選手たちの奮闘を、ぜひ会場でご覧ください。
高円宮杯U-15 第27回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会
2015年12月19日(土)~12月28日(月)
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