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女子GKキャンプ 三日間のキャンプを打ち上げる
2016年03月07日
3月4日(金)から清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)で始まった女子GKキャンプの二日目は、選手を中高生、小学生に分けて、トレーニングを行いました。中高生は攻撃参加、ブレイクアウェイ、クロスをテーマに、小学生は基本姿勢から始まり最終日はローリングダウン、アングルプレーをテーマに取り組みました。
また、二日目夜に行った「女子サッカーアジア最終予選 なでしこジャパンvs中国女子代表」の試合の分析では、4人のグループに分かれて活発に意見を交わしながら分析結果をまとめ、発表を行いました。
期間中は晴天にも恵まれ、三日間のプログラムはあっという間に最終日、解散の時間を迎えました。限られた時間ではありましたが、同じGKのライバルであり仲間である24人は、ともに取り組んだトレーニング、プログラム、ピッチ外での時間を通して成長した姿を見せてくれました。
高校生から小学生まで、期間中にすっかり打ち解けた選手たちは解散が名残惜しい様子ではありましたが、それぞれの活躍と、また再開できることを誓い合い、キャンプは打ち上げとなりました。
GKコーチコメント
轟奈都子 コーチ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ/セレッソ大阪)
今回のキャンプは高校3年生から中学3年生までの選手と、小学5、6年生の選手を招集し、2つのカテゴリーに分けてトレーニングを行いました。どちらのカテゴリーの選手たちも、ピッチ内外ともに積極的に取り組む姿勢が数多くみられ、この三日間の中でも選手たちの成長を感じることができました。また、小学生の選手たちはU-18の選手たちの取り組む姿勢やプレーから多くのことを学べたのではないかと思います。選手たちには、今回のキャンプで学んだこと、感じたこと、気づいたことをそれぞれのチームに戻ってからも、強い意志をもって継続して取り組んでいってもらいたいと思います。今回のキャンプでお世話になりました関係者の皆さま、ご協力本当にありがとうございました。
選手コメント
小林未歩 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU‐18)
今回のキャンプでは「パス&サポート」、「ディストリビューション」、「ショートストップ」、「クロス」を中心にトレーニングをしました。その中でも3日目に行った「クロス」に対する対応では、相手がクロスを蹴るひとつ前の段階で自分のポジション、中を見て味方と敵の位置を把握しながらボールに対応するということがなかなかうまくできなかったのですが、叙々にクロスを上げられる前のところで余裕を持って味方への指示と自分のポジション、最後はボールを収めることができました。ボールを取りに行く時のチャレンジと早いコーチングはもっと拘ってプレーしなくてはいけないと、このキャンプで感じました。今回学んだことをチームに持ち帰り、自分のものにして、更に上に行くことを目指してこれからも取り組んでいきたいです。
松家萌 選手(ちふれASエルフェン埼玉マリ)
今回のキャンプでは小学生も参加したので、GKの技術だけではなく、成長することができました。二日目に、ブロッキングなどの1vs1を練習しました。私はいざとなった時の試合で1vs1のボールを止められることが売りです。練習することにより、自分が気づいていなかった弱点を知ることができました。チームに戻ってから、その弱点を徹底的に練習します。また、今回は年上の選手もたくさんいたので、色々な刺激をもらうことができました。自分の弱点をなくすことだけではなく、全てのプレーがもうワンランク上がるように努力していきたいと思います。
小野未織 選手(一宮FC・レディース)
初めての参加で、最初はとても緊張していましたが、トレーニングをしているうちに、みんなと気軽に話せるようになり、楽しく三日間を過ごすことができました。一日目はあまり自分のプレーができず、失敗ばかりでしたが、二日目からは自信を持ち、積極的に発言したり自分から行動することができるようになりました。この女子GKキャンプでいろいろなことを学び、直すこともたくさんみつかりました。とても良い多くの思い出ができたので、また選出されるように頑張ります。そのために、日々努力し、自分から積極的に何でも取り組んでいきたいです。
草苅希羽 選手(鶴山ジュニアサッカークラブ)
私は初めて女子GKキャンプに参加しました。最初は不安でしたが、みんなと楽しく話しているうちにコミュニケーションが取れるようになりました。初日は反復横跳びをはじめ、いくつか測定を行い、ゲームをしました。二日目のトレーニングでは、ローリングダウンや構えるタイミング、スローなどをやり、そして最後にゲームをしました。スローは飛ばすことが得意です。この三日間のキャンプで学んだことをバネに、これからも頑張りたいです。
スケジュール
3月4日(金) | PM | トレーニング |
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3月5日(土) | AM/PM | トレーニング |
3月6日(日) | AM | トレーニング |