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日本代表候補、3日間のトレーニングキャンプを終える
2016年03月10日
7日から始まった日本代表候補トレーニングキャンプも3日目。最終日となったこの日は午前中にトレーニングを行いました。
昨日の午後のトレーニングに引き続き、今日は攻撃戦術を習得するためのメニューを展開したハリルホジッチ監督。フィニッシュまでに至る攻撃面での仕掛け、崩しのプレーに修正を加えていくと、ピッチでのプレースピードのクオリティを高めていきました。
最後はゲーム形式のトレーニングを行って終了となりました。
ハリルホジッチ監督は「今回このキャンプで送ったメッセージをクラブに戻っても意識してほしい」と参加選手たちにメッセージを送りました。
選手たちは所属クラブへと戻り、さらなるレベルアップのためにJリーグ、AFCチャンピオンズリーグを戦います。3月末、FIFAワールドカップアジア2次予選のために集合した際には、さらに成長した姿を見せてくれることでしょう。
監督・選手コメント
ヴァイッド・ハリルホジッチ 監督
大変有意義な時間となりました。攻撃面と守備面のトレーニングを4度行うことができました。SAMURAI BLUEに入りたければ、攻守において今回要求したものをクリアしなければなりません。今回、選手はしっかりトレーニングしてくれましたし、ビデオを見せてミーティングもしました。最終日のトレーニングでは、スピードの溢れる素晴らしいプレーを見せてくれました。彼らは1タッチ、2タッチでプレーすることができ、またスプリントも繰り返し行うことができます。こうしたプレーを連続して行うことで得点機会も増やすことができます。
それから色々なテストもしました。全員が素晴らしい結果だったということではありません。何人かの選手はまだまだトレーニングが必要です。また一人一人と会話をして私の意見を伝えました。彼らはしっかりとメッセージを受け取ったと思いますし、彼らがSAMURAI BLUEでプレーしたければ、「やりたい」と言うだけでなく、代表にふさわしい資格を見せてほしい。その資格を満たした人しかSAMURAI BLUEではプレーできないと伝えました。今回もグループとして、また個々としても選手たちの雰囲気は素晴らしいものでした。彼らに感謝をすると共に、今回のキャンプの実施に理解、協力をしてくれたJリーグ、Jクラブの皆さんにも感謝をしたいと思います。
槙野智章 選手(浦和レッズ)
監督がこのキャンプ前に言っていた「国内組の底上げ」というテーマに対して、Jリーグを代表してこのキャンプに来た訳ですが、キャンプの期間は短かったものの密度の濃い時間を過ごせました。自分の中でこの時間というのは、今後のJリーグ、そして自分自身のレベルアップを図る上で非常に意義のある貴重な三日間だったと思います。いつも呼ばれているメンバー、初めて呼ばれるメンバーの中でも、連携面で監督のやりたいことが明確になりましたし、もちろんクラブでのやり方と代表でのやり方は違いますが、日本代表というポジションではこれだけ質の高いプレーが求められるという良い刺激を一人ひとりが受けていたと思います。今回、監督から選手一人ひとりにメッセージが伝えられているので、それに取り組んでいきたいです。そして、周りの人たちをあっと驚かせるような変化をクラブでも代表でも出していかないといけません。少しでも海外組の選手にプレッシャーを与えられるようにやっていきたいです。
小林悠 選手(川崎フロンターレ)
いつも招集されるとよく怪我をしていたので、今回は怪我をしないで参加することを目標にしていました。ハリルホジッチ監督から初めて招集されましたが、監督がどういうことを求めているかを意識して練習に取り組みました。短い時間でしたが、日本代表はこういうサッカーをやる、ということを練習中もミーティングでもしっかり示してくれたので、自分に必要とされていることが分かりましたし、代表の戦い方を理解できました。代表で自分が要求されることと、クラブで自分が要求されることにはそれほど違いが無いので、(相手DF)裏への走り込みだったり、自分の特長でもあるところを代表でも要求されていたので、監督にも言われましたが、クラブに戻ってダイアゴナルのスプリントの回数を増やすこと、フィジカル面の強化についてはもっと向上しなければいけないと思いました。
スケジュール
3月7日(月) | 17:00 | トレーニング [フロンティアサッカーフィールド(秋津総合運動公園内)] |
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3月8日(火) | 10:30/17:00 | トレーニング [フロンティアサッカーフィールド(秋津総合運動公園内)] |
3月9日(水) | 10:30 | トレーニング [フロンティアサッカーフィールド(秋津総合運動公園内)] |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
2018FIFA ワールドカップロシア アジア2 次予選兼AFC アジアカップUAE2019 予選
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