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2016年度JFA第3回理事会を開催
2016年03月10日
日本サッカー協会(JFA)は本日(3月10日)、2016年度第3回の理事会を開催しました。
今回の理事会では、役員等推薦委員会から提出された役員等予定者リストに基づき、会長以下、副会長、専務理事、常務理事、理事、監事、事務総長、各委員会の委員長、名誉役員の予定者について協議されました。
新理事会メンバーについては、①サッカー、スポーツの本質を理解し、伝えられること、②継続性、③新人の登用、④検証、改革、⑤プロフェショナル(フットボール、財務、マネジメント、マーケティング、ガバナンス)、⑥女子サッカーの発展の六つを方針に掲げて選考されたもので、副会長予定者に元日本代表監督で株式会社今治.夢スポーツの代表取締役社長を務める岡田武史氏を、専務理事予定者に岡島正明氏(元農林水産省大臣官房長)、新理事には、名古屋グランパス前監督の西野朗氏、女子柔道でソウルオリンピック銅メダリストの山口香さんらを、また、事務総長に岩上和道氏(株式会社電通顧問)をそれぞれ予定者として推薦。3月27日(日)の定時評議員会に諮ることになりました(役員等予定者のリストはこちら)。
役員等予定者は、同評議員会を経て、同日行われる新理事会で正式に就任します。
また、会議では「熱中症対策のガイドライン」を策定することも決まりました。
このガイドラインは、年々夏季の暑さが厳しくなっている昨今の状況を考慮し、選手や審判が安心して安全にプレーできる環境を整えるために定めたもので、各会場にWBGT(湿球黒球温度)計を設置してその数値に応じた対策をとることや前後半1回ずつ設けられる3分間のCooling Breakで、日陰で体を冷やす、あるいは水分補給をすることなどが詳細にわたって記されています(詳しくはこちら)。
説明に立ったJFA競技運営部の西澤和剛部長は、「過去に他の競技で熱中症の死亡事故があった。サッカーでもこのようなことが起こらないよう、対策を講じていく」と述べました。
そのほか、アジアサッカー連盟(AFC)が主催する「AFCドリームアジアアウォーズ2015」にJリーグ選手 OB会(J-OB)を推薦することも承認されました。AFCアジアドリームアウォーズは、社会貢献活動を行うNGO(非政府組織)、団体、個人を対象とした表彰で、今回、J-OBが、元Jリーグ選手によるサッカー教室や学校の授業への協力など、サッカーを通じた社会貢献活動を継続的に行っていることを評価し、推薦することにしました。
その他の協議事項、報告事項に関しては、資料をご覧ください。
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