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ビーチサッカー日本代表 マルセロ・メンデス監督によるクリニックを岡山県で開催
2016年03月15日
3月12日(土)、13日(日)の2日間、岡山県玉野市の渋川海岸において、ビーチサッカー日本代表のマルセロ・メンデス監督と茂玲羅オズ選手による、2016年1回目のビーチサッカークリニックが開催されました。
中国ビーチサッカーリーグの参加チームに所属している選手を中心に、東海・関西・九州など他地域の選手や指導者も合わせて計24名が参加した今回のクリニックは、経験者向けの戦術トレーニングにフォーカスし、ほとんどの時間をビーチでのトレーニングに費やした2日間となりました。
茂玲羅オズ選手も講師兼プレーヤーとして参加し、マルセロ監督とともに指導しながら、自らもビーチ上で手本を示してくれました。
またマルセロ監督の熱のこもった指導に、選手たちは集中して耳を傾け、自らのレベルアップ、そしてチームの強化のために、真剣に取り組んでくれました。
参加者コメント
中村健吾 選手(ケレルガ)
今回初めてマルセロ監督のクリニックに参加させて頂きました。私が住んでいる広島県三次市(みよし)という町は山に囲まれており、サンドコートもありません。普段からビーチでプレーする機会もあまり多くないため、2日間行われた今回のクリニックは私にとって大変貴重な時間となりました。マルセロ監督の指導はとてもシンプルでわかりやすく、またオズ選手と同じピッチに立つ事ができ、ポジショニングやボールの扱いの質の高さを肌で感じることができたのは、非常に貴重な経験となりました。今回は中国地方だけでなく、東海・関西・九州の選手たちも参加されており、一緒にプレーすることができたことも大変勉強になりました。この2日間で交流も深まり、色々と話すことができたのも収穫の一つでした。この経験をチームに還元することによって、広島県や中国地方のビーチサッカーのレベルアップに少しでも役に立てたら嬉しいです。
坂口健人 選手(アヴェルダージ熊本BS)
マルセロ監督のクリニックは今回で2度目の参加でした。攻撃時の2対2のフォーメーションと3対1のフォーメーションを2日間みっちり教えて頂きました。特に今回のクリニックで再確認出来た事は、オーバーヘッドキックがビーチサッカーでとても重要だという事です。自分が得意とするオーバーヘッドキックをあらゆる角度から強化していこうと思います。チーム内でもより一層、今回のクリニックで教えて頂いた戦術を追求していきたいです。
高橋亮祐 選手(クラブアレイア)
クリニックに参加するのは今回で2回目でしたが、監督の指導を2日間にわたり学べた事はとても有意義なものになりました。特に戦術やセットプレーは代表チームが実践しているもので、動き出すタイミングや角度、ポジョニングなど細部のところまで学ぶことができました。普段は少ない人数での練習しかできなかったので、(今回のクリニックでは)常に試合を想定した実践に近い形でトレーニングでき、監督の要求することを試合で体現しやすくて良かったです。また監督の指導はもちろん、共にクリニックに参加した選手の皆さんはプレーの質も高く自分のプレーの選択肢や幅も広げるきっかけにもなりました。色々な地域の選手との交流することで各チームの取り組みなどを知る機会にもなり、所属チームに持ち帰って実践できるものはやっていきたいと思いました。