JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > SAMURAI BLUE、軽めの調整

ニュース

SAMURAI BLUE、軽めの調整

2016年03月26日

SAMURAI BLUE、軽めの調整

SAMURAI BLUE(日本代表)は3月25日、2018FIFAワールドカップアジア2次予選のアフガニスタン戦から一夜明けて、29日のシリアとの最終戦(埼玉スタジアム)を控えて埼玉県内で調整を行いました。また、1試合を残して日本の最終予選進出が確定しました。

春の陽射しと冷たい北風が同居する晴天の下での練習では、5-0で圧勝したアフガニスタン戦に先発したFW岡崎慎司選手(レスター・シティ)ら11人は、ランニングやストレッチなどの軽めの調整でリカバリーに務めました。

一方、出場機会がなかったFW本田圭佑選手(ACミラン)や途中出場したMF香川真司選手(ボルシア・ドルトムント)たちは、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が見守るなか、5対5のゲーム形式やクロスボールに合わせるシュート練習などで汗を流しました。

最終予選進出には、各グループの1位になるか2位で成績上位4チームに入る必要がありますが、日本がアフガニスタン戦を終えた数時間後、アジア各地で行われていた2次予選の24日の全試合が終了。この時点で、6勝2分け無敗で勝ち点を19に伸ばした日本は、仮に29日のシリア戦に敗れても2位の上位4チームに入ることが決まり、最終予選進出が確定しました。

日本は29日の試合で、勝ち点1差で日本を追うシリアに引き分け以上であれば、グループ1位で2次予選を終えることができます。

DF長友佑都選手(インテル・ミラン)は、最終予選を考えるとシリア戦では勝ち方が重要になると言います。「シリアは力のあるチーム。最終予選で当たる可能性があるので、いい勝負をさせてしまうと『日本だったらやれる』と自信をつけてしまう。『日本とは勝負したくない』と思わせるぐらいに圧倒した試合で、しっかり叩いておかないといけない」と話しています。

すでに突破を決めていたカタールと韓国に加え、サウジアラビアとタイも2次予選突破を確定しています。

2018年のロシア大会へアジアからの出場は4.5枠です。9月に始まる最終予選では6チームずつ2グループに分かれてホーム・アンド・アウェイで対戦し、各グループ2位までが出場権を獲得。3位チームは互いに対戦して、その勝者が残り1枠をかけて大陸間プレーオフで北中米カリブ海4位と対戦します。

日本はアフガニスタン戦で新しいフォーメーションを試しましたが、「チームは戦い方の幅を広げているところ」だと話すDF酒井宏樹選手(ハノーファー96)は、「監督が言っているサッカーを理解してチャレンジできている。これから相手はどんどん強くなっていくので、相手によっていろいろな戦い方ができればいい」と今後への期待を口にしました。
なお、最終予選の組み合わせ抽選会は4月12日に実施される予定です。

選手コメント

MF 柏木陽介 選手(浦和レッズ)
自分も試合に絡めたなかで2次予選を突破できてよかったです。プレーは新しいポジションで、悪くはなかったと思いますが、物足りません。もっとできたという思いが強いです。与えられたポジションで自分ができるものをより出していかないといけないと感じました。ポジションが違うとはいえ、決定的なパスを出すシーンがなかったので、そこは作っていきたいです。切り替えの部分はよかったと思います。

DF 酒井宏樹 選手(ハノーファー96)
DFとしてゼロに抑えられたこと、チームとして5点獲れたことは良かったと思います。(オウンゴールの場面は)自分としてはそこまでの形に納得しています。昨日は新しいフォーメーションを試したなかで、前半など上手くいかない場面もありましたが、みんなで話し合って焦れずにできました。崩し方として中からも外からも入れて、最後は高さも活かせました。これから相手はどんどん強くなっていくので、相手によっていろいろな戦い方ができればいいですし、今は戦い方の幅を広げているところなので、それがどんどん増えるのはいいと思います。

MF 山口蛍 選手(ハノーファー96)
最終予選進出が決まりましたが、チームとしてはこのグループを1位で行くか2位かでは違いますし、負けて行くと全然違うと思うので、勝って最終予選へ進みたいというのはあります。前回のシリア戦では、前半は選手間の距離感が遠くてボールがうまく回っていませんでした。後半はうまく立て直して得点も入ったので、今回はそれを最初から出せるようにしたいと思います。

FW 岡崎慎司 選手(レスター・シティ)
レスターでもいつも前を向くことを考えていて、前を向いたら最初のタッチを大事にしていますが、アフガニスタン戦の得点ではそれがうまくハマりました。守備は規律があってほしいですが、攻撃はいろいろなパターンがあって、自分たちの感性がモノをいうと思っています。特にアジアでは引いて守る相手ばかりなので自分たちからテンポを上げないとならないですし、難しい相手の場合、こちらが守ってカウンターを仕掛ける展開で、考えてプレーしていてはうまくいきません。そこは選手で共通意識を持って、フィーリングで合わせていければと考えています。シリア戦に出れば代表戦100試合目ですが、代表戦初戦のような気持ちで臨みたいです。100試合は納得してない試合の方が多いですが、だからここまで走ってくることができました。これからも試合に出て、ゴールを獲っていきたいです。

JFA-TV

  • 柏木陽介 選手(浦和レッズ)インタビュー

  • 岡崎慎司 選手(レスター・シティー/イングランド)インタビュー

  • 長友佑都 選手(インテル・ミラノ/イタリア)インタビュー

スケジュール

3月21日(月) PM トレーニング
3月22日(火) PM トレーニング
3月23日(水) tbc 公式記者会見
公式練習
3月24日(木) 5-0 2018FIFA ワールドカップロシア アジア 2 次予選
兼 AFC アジアカップ UAE2019 予選

VS  アフガニスタン代表(埼玉スタジアム2002)
大会情報はこちら
3月25日(金) AM トレーニング
3月26日(土) PM トレーニング
3月27日(日) PM トレーニング
3月28日(月) tbc 公式記者会見
公式練習
3月29日(火) 19:30 2018FIFA ワールドカップロシア アジア 2 次予選
兼 AFC アジアカップ UAE2019 予選

VS  シリア代表(埼玉スタジアム2002)
大会情報はこちら

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

2018FIFA ワールドカップロシア アジア2 次予選兼AFC アジアカップUAE2019 予選

SAMURAI BLUE(日本代表) 対 シリア代表
2016年3月29日(火) 19:30 キックオフ(予定)
埼玉/埼玉スタジアム2002
テレビ朝日系列にて全国生中継/NHK-BS1にて全国生中継
大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー