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JFAエリートプログラム女子U-14、活動3日目を終了
2016年03月28日
滋賀県内で3月25日(金)に始まったJFAエリートプログラム女子U-14のトレーニングキャンプも3日目を迎えました。2日目の夜のミーティングでは、「攻撃」と「守備」の面で「できたこと」「課題」について全員で意見を出しつつ、午後に実施した紅白戦を振り返りました。また、キャンプに参加する際に提出した「琵琶湖の生態・環境」「滋賀ってどんなところ?」などの宿題をグループ別にまとめ、発表しました。3日目は、2日目に続いて午前・午後の二部練習を実施。紅白戦での課題に基づいたテーマでトレーニングし、午後の練習をもって全てのトレーニングを終えました。最終日の4日目にはキャンプの集大成として、地元のクラブチームの中学生男子との練習試合を行います。
コーチコメント
狩野倫久 ナショナルトレセンコーチ(女子/関西担当)
今回のキャンプ期間中、様々なトレーニングやレクチャー、グループミーティングの中で、個々でもグループでも高め合う積極的な姿が選手たちに見受けられました。オフ・ザ・ピッチでは、準備、片付けはもちろんのこと、よりよくトレーニングに入るための身体と心の準備、次のトレーニングを良くするための振り返りなど「自分たちのことは自分たちで」という姿勢がありました。それがピッチ内にもつながり、攻撃・守備のそれぞれのテーマのトレーニングでも「気づき」から仲間と要求し合ったり、失敗を恐れず積極的にチャレンジしたり、質の高いトレーニングができたと思います。各選手が今回のキャンプで得た刺激を基に、所属チームでトレーニングを積み重ね、5月に行われるAFCU-14ガールズ地域選手権2016ではより一層レベルアップした姿を見せてくれることを期待しています。
選手コメント
山口歌子 選手(アルビレックス新潟レディースU-15)
私は今回、エリートプログラムへの参加は2回目となります。1回目の時と比べて感じたことは、プレーをするのに積極的になっていたことです。しかし、1つ1つのプレーが雑になってすぐに相手にとられることもあったので、ボールが来たら冷静に判断してプレーしたいです。また、明日が最終日なので、100%の力で精一杯悔いの残らないように闘いたいと思います。
渕上野乃佳 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースRame)
今日のトレーニングでの4対4のゲーム形式では、相手の位置を見てポジションを取り、常に前を向いて仕掛けて積極的にシュートすることなど、自分からアクションを起こすプレーで相手が嫌がると感じました。紅白戦では、中盤でのファーストタッチを相手やスペースを観てもっと変化をつけることと、ディフェンスをもっと厳しく行くことが自分の課題となったので、明日の練習試合では課題を意識してたくさんのことを吸収して成果を得たいと思います。
今立のどか 選手(北海道リラ・コンサドーレ)
私は今日の練習でたくさんのことを学びました。そして、課題もたくさん見つけられました。その中でも特に他の選手との差を感じたのは1対1の弱さです。今日は簡単に抜かれたり、ボールを失ったりしてしまったので、明日は1対1にもっとこだわりたいです。明日はこのキャンプの最終日なので、いっぱいチャレンジして全力で試合に取り組み、たくさんのことを吸収したいです。そしてチームに帰り、今度は自分がチームの仲間に今回のキャンプで学んだことをしっかり伝えていきたいと思います。
石田心菜 選手(益城ルネサンス熊本FCフェニックス)
2日目と3日目のトレーニングでは、ブレイクアウェイとブロッキング、クロスの対応についてトレーニングしました。ブレイクアウェイでは1つ1つのポイントを思い出しながら積極的にボールに飛び込むことができてよかったですが、ブロッキングでは足を運ぶタイミングや手の位置がズレてしまったので、チームに戻って練習しようと思います。3日目のクロスの対応では、高いところでボールを捉えることを練習の中でも継続してできました。最初のポジションがずれていたり、とび出すタイミングが適切でないことが多かったことが課題です。最終日の練習試合では、自分のストロングポイントを充分に発揮し、今回のキャンプで学んだこと、どんなボールが来ても冷静に判断し、チャレンジできるようなプレーを心がけて頑張りたいと思います。
スケジュール
3月25日(金) | PM | トレーニング |
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3月26日(土) | AM/PM | トレーニング |
3月27日(日) | AM/PM | トレーニング |
3月28日(月) | AM | トレーニング |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。