JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 青森山田、得意のホームで市立船橋と対戦

ニュース

高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 青森山田、得意のホームで市立船橋と対戦

2016年04月27日

高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 青森山田、得意のホームで市立船橋と対戦

EAST第4節の注目試合
青森山田高校 vs 市立船橋高校

高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第4節が4月30日(土)と5月1日(日)に行われ、1日には青森山田高校(青森)がホームに市立船橋高校(千葉)を迎えます。

青森山田高校は開幕から連勝を飾った後、柏レイソルU-18(千葉)との前節は0-3で敗れ、現在リーグ5位につけています。チームが目指すスタイルは「堅守速攻」と黒田剛監督。GKの廣末陸選手、高橋壱晟選手、鳴海彰人選手など昨年から主軸を担ってきたメンバーに加え、今年はバスケス・バイロン選手といった1年生も奮闘中で、戦術に幅をもたらしています。

「開幕後の3試合で2勝は出来過ぎ。総合力は市立船橋のほうが上」と黒田監督は謙そんしますが、過去2年、青森山田は2勝1分1敗と市立船橋に勝ち越しています。また、昨年9戦無敗という記録をつくった「得意のホーム」で試合ができることも、青森山田にとっては追い風となるかもしれません。同じ高体連の強豪・市立船橋を叩いて柏戦の敗北を払拭(ふっしょく)することができるか注目です。

対する市立船橋は現在、2勝1分で首位に立っており、チームの仕上がりも上々。朝岡隆蔵監督は「残留することが絶対条件。第1クール(第5節)が終わってから具体的な目標を立てる」と話しながらも、「今年も守備陣が安定している」と自信をのぞかせます。

リーグ3試合を終えて、わずか1失点の堅守を誇る市立船橋ディフェンス陣。昨年から最終ラインの中心を担ってきた杉岡大揮選手、原輝綺選手、そして中盤の底を務める高宇洋選手のトリオは、「簡単には崩れない」と朝岡監督。いずれもボール奪取力とクロスボールをはね返す力を備えています。

高校サッカー界の名門同士による一戦はどのような展開になるか、目が離せません。

選手・監督コメント

黒田剛 監督(青森山田高校)
堅守の相手をいかに崩すかではなく、まずは自分たちが崩れないように戦いたいですね。市立船橋は一瞬の隙を突くのが非常にうまいチームなので、われわれは集中力を維持すること。無失点で試合を運び、カウンターアタックに勝機を見い出せればと思います。これからのシーズンを通じて、選手たちには「簡単には崩れない精神力」と「やられてもやり返すパワー」をつけてもらいたい。時間はかかるかもしれませんが、心技体において成長することを期待しています。

住永翔 選手(青森山田高校)
攻守の切り替えや走力はもちろんですが、自分たちの1番のストロングポイントは勝利に対する「気持ち」です。高体連同士の戦いなので、とても早いテンポの試合が予想されますが、その中でもセットプレーは大きなポイントになると思います。自分自身のプレーの特徴は、守備では絶え間なくコーチングをし続け、ボールを奪うこと、また攻撃では両足の精度の高いキックで試合を組み立て、流れを作ることです。自分たちよりも上手い相手に対し、どう戦って勝ち点を積み上げていくかが楽しみです。
昨年はEASTの2位でチャンピオンシップまであと一歩、届きませんでした。今年は1戦1戦を全力で戦い、優勝して黒田監督を胴上げ出来ることを期待しています。

朝岡隆蔵 監督(市立船橋高校)
まだ青森山田の試合の映像を見ていないので何とも言えませんが、しっかりと相手守備陣を崩して点を取れるか否かが自分たちのカギだと思います。改善点はありますが、開幕後の3試合を精査して「まずまず戦える」という手応えも感じています。選手たちは毎試合しっかりと準備しています。その上でファイトすることも忘れていません。今後もきちんと準備すれば結果はついてきますし、どんな結果も受け入れられる。選手たちには今後も万全の準備をしてほしいです。

高宇洋 選手(市立船橋高校)
青森山田戦では自分たちの長所である「活動量」「球際の強さ」「攻守の切り替え」を追求した上で、ボールを奪い切る回数を増やしたいと思います。奪った後の攻撃では高い位置の選手がいかにパスを引き出すか、ボールがないところでの動きが重要になります。毎週、レベルの高い相手に対して気の抜けないゲームを戦う中で、個人としてもチームとしても良い準備をすることが大切だと感じています。その中で、年間を通して成長していくことが楽しみです。

青森山田高校 vs 市立船橋高校
日時:5月1日(日)  11:00キックオフ
会場:青森山田高校グラウンド
アクセス:市バス「サンワドー中央店前」下車、徒歩約7分

プレミアリーグEAST 第4節

4月30日(土)
11:00 鹿島アントラーズユース vs アルビレックス新潟U-18(県立カシマサッカースタジアム)

5月1日(日)
13:00 大宮アルディージャユース vs 流通経済大学付属柏高校(NTT東日本志木総合グラウンド)
14:00 横浜F・マリノスユース vs 清水エスパルスユース(日産フィールド小机)
15:00 柏レイソルU-18 vs FC東京U-18(日立柏サッカー場)

前節、プレミアリーグ初勝利を挙げたアルビレックス新潟U-18(新潟)はアウェイの鹿島アントラーズユース(茨城)戦で連勝を狙います。大宮アルディージャユース(埼玉)は流通経済大学付属柏高校(千葉)と対戦。両者ともに3戦全敗とここまで苦戦中ですが、この一戦で勝点3を奪い、トンネルから脱したいところです。市立船橋同様、現在リーグ最少失点(1失点)の清水エスパルスユース(静岡)は横浜F・マリノスユース(神奈川)と対決。2位の柏レイソルU-18(千葉)はFC東京U-18(東京)戦で3連勝を目指します。

JFA-TV

第4節を前に、第3節ダイジェスト映像をお届けします。

その他日程など大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー