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高円宮杯U-18プレミアリーグWEST 3連勝を狙う広島が神戸と対戦
2016年05月06日
WEST第5節の注目試合
サンフレッチェ広島F.Cユース vs ヴィッセル神戸U-18
高円宮杯U-18プレミアリーグのWEST第5節を5月7日(土)と8日(日)に行い、8日にはサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)がヴィッセル神戸U-18(兵庫)とホームで3連勝をかけて戦います。
広島は京都サンガF.C.U-18(京都)との開幕戦に勝利した後、熊本地震の影響で第2節の大分トリニータU-18(大分)戦、第3節の大津高校(熊本)戦が順延に。およそ2週間、公式戦から遠ざかっていました。この期間、チームは県内の高校と練習試合を組むことで実戦感覚を維持しようとしましたが、「選手たちはプレミアリーグに臨むときと同じような緊張感を保つことができなかった」と沢田謙太郎監督は振り返ります。
それでも「せっかく力のある相手と試合ができるのだから、集中しないともったいない」と指揮官の言葉を受けて臨んだ再開後初戦の名古屋グランパスU18(愛知)戦、選手たちは緊張感を取り戻して勝点を積み重ねることに成功。一つ一つの試合を大切にする姿勢を体現しました。
一方の神戸は開幕から連敗スタートとなりましたが、第3節の神戸弘陵学園高校で1勝目をマーク。続く京都戦では、キャプテン野田樹選手が試合終了間際に同点弾を決めて勝点を上積みしています。「チームの状態はまだまだだけど、勝点を得られたことで選手たちの気持ちは盛り上がっていると思う」と野田知監督。ボールを保持して攻め込むサッカーを警戒して、ロングボールを多用する相手もいる中で、「自分たちの戦い方を変えず、いかにボールを握って押し込むかを追求していく」と続けます。広島の連勝を阻止すると同時に、星を2勝1分け2敗の五分に戻すことはできるか。この一戦は、神戸にとって大きな試合です。
監督・選手コメント
沢田謙太郎 監督(サンフレッチェ広島F.Cユース)
プレミアリーグで全国の強豪と腕試しできるのは、とても幸せなこと。一戦一戦を大切にすること、目の前の試合で全力を出せるように日々の練習にフルパワーを注ぐことが大事だと選手たちに伝えています。神戸戦のポイントは、ボール扱いに長ける相手からいかに奪い切るか。一人目が奪いにいった後、二人目、三人目の選手がどれくらいのスピードで追随するかがゲームの流れを左右すると思います。高い位置で奪い切れなかったら、一度、守備ラインを下げてグループで守るなど、各選手の判断力も必要になります。
野田知 監督(ヴィッセル神戸U-18)
自分たちは例年、スロースターターですので(笑)、結果が出ないときも監督である自分がブレないこと、選手たちを正しい場所へと導くことを意識しています。広島戦も、相手をどのように押し込むかが重要。理想は自分たちがボールを保持し続けること。そうすれば相手は守備ラインを下げざるを得なくなり、速攻に出るときも長い距離をカバーしなければなりません。神戸はカウンターから失点するケースが多いので、その形をつくらせないこと、低い位置でボールを失わないことが勝利への条件だといえます。
安井拓也 選手(ヴィッセル神戸U-18)
素早くボールを動かして攻撃するところと、チームワークの良さが神戸のストロングポイントです。広島戦は、球際やセットプレーで負けないことが勝利への近道だと思います。個人としては、たくさんボールに触って得点に直結するプレーを見せたいです。プレミアリーグでは毎週、レベルの高い相手と試合をすることができて本当にうれしいです。一戦一戦に向けてしっかりと準備した上で、勝利を追求したいと思います。
サンフレッチェ広島F.Cユース vs ヴィッセル神戸U-18
日時:5月8日(日) 11:00キックオフ
会場:吉田サッカー公園
アクセス:●JR芸備線「向原駅」下車、タクシーで約20分
●中国自動車道「高田」ICから車で約10分
●広島市内から車で約60分
プレミアリーグWEST第5節
5月7日(土)
11:00 東福岡高校 vs セレッソ大阪U-18(東福岡高校)
11:00 大分トリニータU-18 vs 名古屋グランパスU18(大分銀行ドーム)
5月8日(日)
17:00 ガンバ大阪ユース vs 京都サンガF.C.U-18(万博記念競技場)
※下記試合は熊本地震の影響で順延となりました
大津高校 vs 神戸弘陵学園高校(大津町運動公園球技場)
3試合を戦って2勝1分けと好調の東福岡高校(福岡)はホームで2位・セレッソ大阪U-18(大阪)との上位対決に臨みます。開幕以降、公式戦から遠ざかっていた大分トリニータU-18(大分)は、名古屋グランパスU18(愛知)と対戦。前節、C大阪相手に劇的な逆転勝利を収めたガンバ大阪ユース(大阪)は京都サンガF.C.U-18(京都)戦で連勝を目論みます。首位で第1クールを終えられるか注目です。
JFA-TV
第5節を前に、第4節ダイジェスト映像をお届けします。
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