ニュース
U-23日本代表、初戦のパラグアイ戦まで後1日!
2016年05月20日
トゥーロン国際大会に出場するためフランス入りしているU-23日本代表は19日(木)、初戦のパラグアイ戦に向けて、より実践的な練習を行いました。
チームは16日にフランス入りし、17、18の両日は試合に向けて徐々にコンディションを上げてきました。19日は体調不良により前日の練習に参加しなかった大島僚太選手が復帰し、遅れて合流する南野拓実選手を除く19名で練習をスタート。
手倉森監督からの「この大会にはチャンスしか無い。自分たちが目指しているものをさらに意識して、意欲を持って臨もう」というメッセージでスイッチの入った若きサムライたちは、序盤のプレパレーションエクササイズ、パワートレーニングから活力ある動きを見せます。攻守に分かれてのファンクショントレーニングに移ると、選手同士の距離感やコンビネーションを入念に確認します。最後はゲーム形式の練習。実践さながらの強度の高いプレーで、チームの質と初戦への士気を十分に高めました。選手たちは、気合に満ち溢れた表情で精力的に練習に取り組みました。
夕方、コーチングスタッフは日本とこれから対戦する四カ国の初戦の視察に出向きました。1試合目のギニア対パラグアイは3対1でパラグアイが、2試合目のイングランド対ポルトガルは1対0でイングランドが勝利し、それぞれグループリーグ第1節で勝点3を得ました。日本は21日の第2節からの登場です。
尚、今大会は参加国に審判帯同が義務付けられており、山本雄大さん、八木あかねさん、田中利幸さんの3名が、18日に行われた大会のオープニングマッチであるチェコ対マリ戦の審判を務めました。
初戦のパラグアイとの対決を翌日に控える20日(金)は、重要な決戦に向けた調整を午後に行います。
選手コメント
DF #5 植田直通 選手(鹿島アントラーズ)
この大会はチームとしても、個人としても貴重な大会です。オリンピックも近づいていますので、もっと高め合っていかないといけません。チームの中でも個を大事にし、自分自身良いプレーを心がけたいです。5月11日のMS&ADカップ2016ガーナ戦をあの時期に熊本に近い佐賀でできたことは縁があったと思います。たくさん声を掛けて貰えました。サッカーで元気になってくれる人がいることを実感しましたし、これからもサッカーを通じて一人でも多くの人に元気を届けたいと思いました。ガーナ戦ではキャプテンマークを初めて巻かせてもらいましたが、キャプテンでなくともピッチ上でもっとリーダーシップを発揮しなければいけないと感じさせられました。
1月の最終予選でオリンピック出場権を獲得し、アジアチャンピオンというタイトルも取ることができ、あの時のメンバーは自信を得たと思います。その後、自分も自クラブでリーグ戦に出場できていますが、まだまだ成長しなければいけないので、引き続きリーグ戦に出場し続けられるように頑張りたいです。監督が言うように、オリンピックだけでなく、その先のワールドカップを意識しなければいけません。そして、SAMURAI BLUE(日本代表)に招集されないといけないという危機感は常に持っています。
前回のロンドン大会のベスト4という結果は超えないといけないと思っていますし、メダル獲得のためにはまだ成長が必要だと感じています。今大会を成長の糧にできるよう良い経験を積みたいです。そして、熊本の方たちもテレビを通じて試合を見てくれると思いますので、自分が試合に出るときは熊本の皆さんに勇気と希望を与えられるようなプレーをしたいと思います。
FW #9 オナイウ阿道 選手(ジェフユナイテッド千葉)
追加招集で呼んで貰えたので、このチャンスを活かせるよう良い準備をして試合に挑みたいです。この大会では、与えられたチャンスをものにしたいですし、1月の最終予選では個人としての結果を残せませんでしたので、そういう部分にこだわって戦っていきたいです。前線で積極的にボールを受けたり、ゴールへ向かう姿勢、献身的な守備という部分をアピールしていきたいです。オリンピックは自分の可能性をすごく広げられるところだと思いますし、日本の代表としてそこに出場できることは素晴らしいことだと思います。そして、このトゥーロン国際大会について監督から世界を感じられる大会と言われています。自分の幅が広がると思いますので、適応できるよう頑張りたいです。そして、日の丸をつけて戦えることは素晴らしいことですので、誇りを持って戦いたいです。
スケジュール
5月17日(火) | AM/PM | トレーニング |
---|---|---|
5月18日(水) | AM/PM | トレーニング |
5月19日(木) | AM | トレーニング |
5月20日(金) | PM | トレーニング |
第44回トゥーロン国際大会 | ||
5月21日(土) | 16:15 | 第1戦 vs U-21パラグアイ代表(@Stade De Lattre) |
5月22日(日) | AM | トレーニング |
5月23日(月) | 17:15 | 第2戦 vs U-20ポルトガル代表(@Stade De Lattre) |
5月24日(火) | AM | トレーニング |
5月25日(水) | 17:15 | 第3戦 vs U-23ギニア代表(@Stade Antoine Baptiste) |
5月26日(木) | AM | トレーニング |
5月27日(金) | 17:15 | 第4戦 vs U-22イングランド代表(@Stade Léo-Lagrange) |
5月28日(土) | AM | トレーニング |
5月29日(日) | 16:15 18:45 |
3/4位決定戦(@Parc des Sports) 決勝(@Parc des Sports) |
※時間は全て現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
関連ニュース
最新ニュース
- JFA 2024/11/22 2024年度 JFA第12回理事会を開催
- JFA 2024/11/21 【不服申立委員会】 2024年11月21日付 公表
- JFA 2024/11/21 【裁定委員会】 2024年11月21日付 公表
- 選手育成 2024/11/21 バイエルン・ミュンヘンへ短期留学 JFAとアディダスによる育成年代の選手を対象としたプロジェクト「育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD」~2024年度 第三弾が始動~
- 大会・試合 2024/11/21 決勝(11/23)チケット当日券の販売について 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 大会アンバサダー三笘 薫 選手・CFCと協働 子どもたち30名ご招待