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第16回全国シニア(60歳以上)サッカー大会 いよいよ今週末に開幕

2016年06月02日

第16回全国シニア(60歳以上)サッカー大会 いよいよ今週末に開幕

「第16回全国シニア(60歳以上)サッカー大会」と「シニア(70歳以上)サッカーフェスティバル」が、6月4日(土)から6日(月)に長野県松本市で開催されます。この二つの大会は、シニア層へのサッカーの普及と、サッカーを生涯スポーツとして親しんでもらうことを目的に行われます。

60歳以上のカテゴリーには、全国の9地域から選出された16チームが出場。4チームずつ4グループに分かれて1次ラウンドを戦った後、各グループで首位に立ったチームがノックアウト方式の決勝ラウンドに進みます。

70歳以上のフェスティバルも60歳以上の大会同様、16チームが4チームずつに分かれてリーグ戦を行い、こちらは全てのチームが3試合を消化した時点で終了となります。

本大会の特徴は、競技性の高いチームが集結することです。楽しむことを追及すると同時に、「60歳以上になって真剣勝負ができる舞台は、日常ではあまりない。本気で勝利を目指し、一喜一憂することが楽しい」とこれまでの大会に出場した選手たちは語ります。

各チームは本大会に向けて、日ごろから他チームと積極的に交流しています。第14回大会の覇者・東京都選抜(Lazos2011)は、都リーグでの戦いを続ける傍ら、秋田や宮城、静岡、そして高知に遠征し、強化を進めてきました。その中で選手たちが感じているのが、「全国のシニアサッカーのレベルが上がっている」(Lazos2011・前田雄二マネージャー)ということです。「60代前半の走れる選手たちをチームに誘えば、そのチームは一気に力がつく。グループとして走力のあるチームは強い」と前田さんは続けます。

優勝するためには、3日間で最大5試合を戦い抜く運動量、正しいタイミングでの選手起用など、複数の要素が必要になります。前後半20分ハーフで行われる本大会では、「先制することが重要。逆に先制されると焦りが生まれ、各々が違うことをやり始めるリスクが増える」とLazos2011の深澤光賢さん。気候や選手たちのコンディションに基づいた試合プランを持つこともポイントと言えそうです。

本大会は、旧交を温める場所でもあります。「遠征先で出会った選手はもちろん、学生時代、社会人時代に切磋琢磨した仲間との再会を楽しむことが、この大会の魅力」と第14回大会に出場した藤口光紀さん。ピッチで真剣勝負を繰り広げた後は、サッカーを通して生まれた絆を確認することができます。

今週末に開幕する第16回全国シニア(60歳以上)サッカー大会と、シニア(70歳以上)サッカーフェスティバルに、ぜひ足を運んでください。

2016年度 第16回全国シニア(60歳以上)サッカー大会

2016年6月4日(土)〜2016年6月6日(月)
[長野県松本市]松本平広域公園総合球技場(アルウィン)、松本平広域公園芝生グラウンド、松本平広域公園多目的球技場、松本市かりがねサッカー場、松本市サッカー場(長野県フットボールセンター)
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