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なでしこジャパン 2-0でクリシャンスタッドDFFに勝利
2016年07月25日
練習試合 vs クリシャンスタッドDFF
2016年7月24日(日) キックオフ14:00(現地時間)試合時間90分(45分×2)
Vilans IP(スウェーデン/クリシャンスタッド)
クリシャンスタッドDFF 0-2(前半0-0、後半0-2)なでしこジャパン(日本女子代表)
得点
50分 中里優(なでしこジャパン)
75分 千葉園子(なでしこジャパン)
スターティングメンバー
GK:山根恵里奈
DF:國澤志乃、村松智子、高木ひかり、有吉佐織
MF:熊谷紗希(C)、佐々木繭、阪口夢穂、田中美南、永里優季
FW:横山久美
サブメンバー
GK:山下杏也加、平尾知佳
DF:宇津木瑠美、川村優理
MF:千葉園子、中里優、京川舞
FW:有町紗央里、増矢理花
交代
46分 田中美南 → 増矢理花
46分 村松智子 → 中里優
58分 永里優季 → 千葉園子
63分 横山久美 → 有町紗央里
78分 佐々木繭 → 川村優理
78分 國澤志乃 → 京川舞
マッチレポート
なでしこジャパン(日本女子代表)は7月24日(日)、スウェーデン女子リーグ1部のクリシャンスタッドDFFと練習試合を行い、2-0で勝利しました。
クリシャンスタッドDFFの練習場で行われた日曜日の昼間の試合には家族連れも多く見られ、賑やかな雰囲気の中でキックオフ。なでしこジャパンはGKに山根、ディフェンスラインは左から國澤、村松、高木、有吉、中盤の底に熊谷、佐々木、左右に田中、永里、トップ下に阪口、1トップに横山の各選手を配置した4-2-3-1の布陣で臨みました。
立ち上がりは相手のフリーキックやコーナーキックが続きますが、GK山根恵里奈選手の好セーブなどで苦しい時間帯を耐えます。日本は20分、佐々木繭選手からのロングボールに横山久美選手が抜け出し、オフサイドとなりますが、その後コーナーキックやフリーキックで徐々に攻撃の時間帯が増えていきます。一進一退の攻防が続き、日本は前半を0-0で終えます。
後半に入り、交代選手が早速ピッチで結果を残します。ハーフタイムに入ったMF中里優選手が50分、ペナルティエリア左でボールを受け、ドリブルで切り込みゴール。日本が先制します。75分には、同じく途中交代でピッチに立ったFW有町紗央里選手がシュート。惜しくもバーに弾かれるも、ゴール前に詰めていたMF千葉園子選手がヘディングで得点し、2-0とします。攻撃のリズムを掴んだ日本は最後まで相手のゴール前に迫りますが、2-0のままスコアは動かずに試合が終了。スウェーデン遠征を勝利で締めくくったなでしこジャパンは、2試合で得た課題と収穫を手に25日、帰国の途につきます。
監督・選手コメント
高倉麻子 監督
前半は、止まってボールを足下で受けていた場面が多く見られましたが、後半に入ってからはリズムが出ました。動きながら間に入って人を剥がすことや、もっと仕掛けていくことが必要だと感じています。この遠征を通じて、選手たちのアメリカ遠征からの成長が見られたことは収穫でしたが、やはり一つ一つのプレーの精度やテクニックが課題で、個々のレベルアップを求めなければなりません。試合の中で変化していく状況のなかで、いろいろなアイディアを出すことが求められます。相手の動きに合わせてアイディアを変える柔軟性が必要ですが、アイディアを出すためには、また、思い描くサッカーをプレーするには、テクニックが必要です。ピッチの上でいろいろなアイディアを表現できる選手たちを集めて、これからのチームを作っていきたいと思います。
MF #14 中里優 選手(日テレ・ベレーザ)
今日は試合に入った時から、ボールを持ったら積極的にゴールに向かおうと決めていました。21日のスウェーデン戦はいい形でボールを回せていた時間帯もありましたが、ゴールに繋がるプレーはできず、課題はたくさんあります。この遠征を通じて「(自分は)体が小さくてもできる」という手応えも感じました。運動量を多くし、相手が嫌がる動きをもって、ゲームの中で違いを生み出せる選手になりたいと思います。
GK #1 山根恵里奈 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
今日の試合では、立ち上がりで相手のスピードやロングボールの抜け出し、フリーキックやコーナーキックで相手に押し込まれる時間帯が続きましたが、大事な時間のピンチを全員で守れたことがその後の攻撃のリズムの組み立てに繋がったと思います。後半はラインコントロールができ、ロングボールからのチャンスを防ぐことが出来たことが良かった点でした。もっとお互いがそれぞれの良さを理解し、個々の良いところを伸ばしながら、共通理解を持ってピッチで表現していきたいと思います。
次のワールドカップや東京オリンピックに向けて、少しの時間も無駄にしないように、ゴールを守るために何が出来るかを自チームに戻ってからも考えながら、追求しながらやっていきたいです。
MF #8 千葉園子 選手(ASハリマアルビオン)
練習で上手く行かない時に、監督やコーチから、「1回シュートを決めたら、1回クロスを決めたら自信になる」と声をかけられた中で、今日はゴールを決めることができて嬉しいです。緊張もありましたが、試合の中でたくさん走って紛らわせるようにしました。先輩たちが気持ちをプラスに持っていくような声掛けをしてくれたことがありがたく、やりやすかったです。
スケジュール
7月18日(月) | AM/PM | トレーニング |
---|---|---|
7月19日(火) | AM/PM | トレーニング |
7月20日(水) | AM PM |
トレーニング トレーニング ※冒頭15分公開 |
7月21日(木) | 0-3 | 国際親善試合 vs スウェーデン女子代表(Guldfageln Arena) |
7月22日(金) | AM | トレーニング |
7月23日(土) | AM/PM | トレーニング |
7月24日(日) | 2-0 | 練習試合 vs クリシャンスタッドDFF(Vilans IP) |
※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
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