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スルガ銀行チャンピオンシップ 2016 IBARAKI 水曜日にいよいよ開催
2016年08月08日
「スルガ銀行チャンピオンシップ 2016 IBARAKI」が8月10日(水)、茨城県立カシマサッカースタジアムで開催されます。同大会では、2015年のJリーグヤマザキナビスコカップ優勝チームの鹿島アントラーズ(日本)と、コパ・スダメリカーナ2015の優勝チームであるインデペンディエンテ・サンタフェ(コロンビア)が対戦します。
「ホーム」の鹿島は、12年にウニベルシダ・デ・チリ(チリ)を2-2(PK7-6)で破って、同大会初優勝。翌13年はサンパウロFC(ブラジル)を3-2で下し、連覇に輝いています。スルガ銀行チャンピオンシップとの相性がよく、今大会に向けて「自分たちの本拠地で試合ができる。コンディション面では優位に大会を迎えられると思う」と石井正忠監督は自信をのぞかせます。
鹿島の持ち味は、ベンチメンバーも含め、各選手が勝負どころを見極めている点です。攻守の切り替えや球際の争いに勝つこと、速攻と遅攻の使い分けなど、勝利に必要な要素を突き詰め、明治安田生命J1リーグ1stステージでは第12節以降、6連勝を記録して優勝。ベテランのGK曽ヶ端準選手、MF小笠原満男選手に加え、中堅のMF柴崎岳選手やFW土居聖真選手、若手のFW鈴木優磨選手など、各年代の選手がそれぞれのポジションで役割を全うしました。
とはいえ、チームは明治安田生命J1リーグの2ndステージ直近の3試合で3連敗とやや元気がありません。MF遠藤康選手をけがで、DFの植田直通選手をオリンピック競技大会への参加で欠くという不安材料もあります。2ndステージ第7節から中3日で迎える今回の一戦に勝って、Jリーグでの巻き返しにつなげていきたいところです。
対するインデペンディエンテ・サンタフェは、1948年に国内リーグ初代王者に輝いた名門です。2014年には8度目の優勝を飾っており、同じボゴタ市の宿敵・ミジョナリオスFC同様、国内屈指の人気を誇ります。
コパ・スダメリカーナ2015では、接戦に次ぐ接戦をものにして大会初優勝。1次ラウンド以降の計12試合で複数失点を喫したのはわずか1度と、ベテランGKロビンソン・サパタ選手、副キャプテンのジュリアン・アンチコ選手を中心とした守備陣は安定感を誇ります。攻撃面では、オマル・ペレス選手とホナタン・ゴメス選手のアルゼンチン人コンビに注目。守備に重きを置きながらも、「ここぞ」という場面で前線に飛び出していく攻撃には、南米のチーム特有のスピードと迫力があります。
コロンビア勢としては初の出場となる今回のスルガ銀行チャンピオンシップ。その舞台で、どのようなプレーを披露するか、また、鹿島はホームチームの意地を見せられるか。両者の戦いぶりが注目されます。
スルガ銀行チャンピオンシップ 2016 IBARAKI
Jリーグヤマザキナビスコカップ/コパ・スダメリカーナ 王者決定戦
鹿島アントラーズ(日本/2015Jリーグヤマザキナビスコカップ 優勝チーム)
対 インデペンディエンテ・サンタフェ(コロンビア/コパ・スダメリカーナ2015 優勝チーム)
2016年8月10日(水) 19:00キックオフ(予定)/16:00 開場(予定)
茨城/茨城県立カシマサッカースタジアム
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