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JFAフットボールフューチャープログラム トレセン研修会U-12を開催 Vol.2

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2016年08月10日

JFAフットボールフューチャープログラム トレセン研修会U-12を開催 Vol.2

8月3日(水)から8月7日(日)、47都道府県で活動しているU-12トレセン参加選手・指導者が御殿場高原時之栖・裾野スポーツセンターに集まり、今年で2年目となる「JFAフットボールフューチャープログラムU-12 2016」(FFP)を4泊5日で開催しました。

トレーニングやゲームに加えて、様々なオフザピッチプログラムを実施しました。

2日目には、チームに帯同した指導者を対象に、要望が多かったテクニカルに関するレクチャーを行いました。

まずは、基本的なトレセンの目的を確認した後、各世界大会のテクニカルスタディグループ(TSG)から報告された世界の方向性や、指導者が選手に求めてほしい世界基準について映像を交えながら報告しました。

また、そこから打ち出された育成指導方針「世界基準の厳しさ、激しさ、タフさを日常にする!」「Japan’s Way の具現化 テクニックの質の追求!」「自立した選手を育成する!」をトレセン指導者のみなさんと共有しました。

3日目には、選手を対象に、元日本代表の北澤豪さんと元なでしこジャパンの永里亜沙乃さんにお越しいただき、夢を実現するためのアドバイスや小学生の頃にどんなことに取り組んでいたかなど、普段聞くことのできない貴重なお話をしていただきました。選手たちはたくさんの質問をすることができ、有意義な時間となりました。

最終日には、来場者を対象に、JFA指導者養成サブダイレクターであり筑波大学准教授の中山雅雄氏が「自立する子どもを育てるには」というテーマでセミナーを行いました。来場者にとって興味深い内容であり、多くの参加者が真剣に耳を傾けていました。

帯同指導者コメント

安田秀憲 北海道トレセンU12スタッフ
昨年に引き続き2年連続北海道トレセンに帯同しました。北海道の地域性として他の都府県と交流する機会が少ないこともあり、FFPは試合やトレーニング、オフザピッチ等でも多くの刺激を得られる貴重な機会だと感じました。これまでの北海道トレセンのみならず、参加指導者は食事や水分補給、休息、睡眠の大切さについて継続的に指導してきました。それを活かしながら期間中に熱中症にならずプレーできたことは、選手にとって大きな経験になりました。

また今年度、暑い時間帯を避けた試合日程も高いパフォーマンスを維持できた要因だと考えています。オフザピッチプログラムの元日本代表選手の講演は、選手たちに大きな気付きと夢を与えたと思います。4泊5日のFFPでの経験は、選手がタフで逞しい選手として自立する大きな機会でした。北海道としては、ただ試合の勝敗に一喜一憂するのではなく、これまでトレーニングの成果や選手の現状と課題を把握して今後の選手育成につなげられるよう、地域に還元していきたいと考えています。

選手コメント

澄川太一 選手(大阪トレセンU-12 山田くらぶ)
他地域の選手はうまく、プレッシャーも早かったので最初は上手くいかなかったのですが、徐々に慣れていきました。試合で印象に残っているのは初日に対戦した熊本でした。スピードがあって、力強く、結果は負けてしまいました。全国には上手い選手が沢山いることを知りました。生活面では、洗濯や荷物運びもみんなと協力して行うことで、楽しくできました。永里さんの話では、相手との距離とゴールの位置を見ておくことが重要という話が印象的で、すぐにプレーで試しました。ここで学んだ速いプレッシャーを想定して、ファーストタッチやボールを持つ位置を意識してチームに戻っても頑張りたいです。

丸山侑吾 選手(静岡トレセンU-12 アスルクラロ沼津U12)
FFPは全国の上手な選手が集まるので、自分の今の実力がどれほどなのかを知るのにとても良い機会でした。他の地域には自分よりも大きい選手やテクニックのある選手が多く、自分はまだまだなんだなと感じました。そういった選手と試合やクアトロゲームで仲良くなれたので、負けないようにもっと練習したいと思います。期間中は、北澤さんの話でサッカー以外のことも選手にとって大切という話が印象的でした。暑い日は水もこまめに飲んだり、日陰で休んだりすることが大切なので、チームに帰ってからも習慣にしたいと思います。

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