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都立八王子拓真高校と都立世田谷泉高校が両校優勝! 全国高等学校定時制通信制体育大会 第26回サッカー大会
2016年08月12日
東京都勢同士の対戦となった決勝戦は、今大会4試合で13得点と圧倒的な攻撃力を擁する都立八王子拓真高校と、対照的に今大会2失点と非常に安定した守備で勝ち上がってきた都立世田谷泉高校との顔合わせとなりました。お互いのことを知り尽くしているとあって、均衡した戦いが予想されました。
試合開始から主導権を握ろうとお互いにプレッシャーをかけあい、激しい中盤での攻防が続き、大きなチャンスがないまま前半が終了します。
この状況を打開しようとお互いにベンチが動きます。八王子拓真高校は中盤を、世田谷泉高校は前線の選手を投入し、自分たちの得意な形にすべくリズムを変え、後半を迎えます。八王子拓真高校は10番の田野選手や11番の杉山選手らが攻撃の圧力をかけますが、世田谷泉高校は3番の小川選手を中心とした集中力の高い守備でゴール許さず、無得点のまま延長戦に突入します。
延長前半2分、ついに均衡が破れます。世田谷泉高校の後方からのロングフィードに対応しようとした八王子拓真高校DF陣の一瞬の連携ミスを見逃さず、途中投入された7番岡部選手がこぼれ球にすばやく反応し、待望の先取点を挙げます。
その後も攻撃の圧力をかけ続ける八王子拓真高校の猛攻をしのいだ世田谷泉高校がそのまま逃げ切るかと思われましたが、終了間際に味方のスルーパスに八王子拓真高校の7番鈴木選手が抜け出すと、ペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。これを鈴木選手が冷静に決め、試合を振り出しに戻します。
お互いに死力を出し尽くした決勝戦は、延長戦でも決着がつかず、大会規程により大会史上初の両校優勝という結果となりました。
平成28年度 全国高等学校定時制通信制体育大会 第26回サッカー大会
平成28年8月5日(金)~9日(火)
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