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U-15日本女子選抜、46名でキャンプをスタート

2016年10月02日

U-15日本女子選抜、46名でキャンプをスタート

10月1日、全国から46名の選手が集い、大阪でU-15日本女子選抜の4日間の活動がスタートしました。オープニングのミーティングでは統括責任者の大部由美コーチから「このキャンプを特別な場所にするために、ここに集まった46人みんなで作り上げてほしい。どう作り上げれば特別なものになるのか、自分たちにとってプラスになるのかを考えてこの4日間を精一杯過ごしてほしい」との話がありました。

穏やかな天候の中、ピッチではエリート活動でも毎年行っている5種目のフィジカル測定からスタート。その後、GK1グループを含む4グループに分かれて約1時間ほどのトレーニングを行いました。夕食後には栄養、そしてフィジカル測定のフィードバックのレクチャーも受け、グループ別のミーティングを行った後、長い一日を終えました。この活動は10月4日まで続きます。

統括責任者コメント

大部由美 統括責任者(JFAナショナルコーチングスタッフ/JFAナショナルトレセンコーチ)
全国から46名の選手が集まり、U-15日本女子選抜トレーニングキャンプがスタートしました。「なでしこジャパンの一員となる」という漠然とした目標ではなく、「なでしこジャパンの一員として世界の舞台で闘える選手」になるために、「守備」「ポゼッション」「ゴール前の攻防」「クロスからの攻防」の4つのテーマに取り組み、サッカー理解を深め、個の質の向上を目指します。また、ピッチでのパフォーマンスを上げるために、体幹トレーニングの確認と食事のレクチャーも実施しました。サッカーと生活の環境を自分で整えていくことの出来る、自立した選手を目指してほしいと思っています。

コーチ・選手コメント

狩野倫久 コーチ(JFAナショナルトレセンコーチ/SAGAWA SHIGA FC)
今日から4日間の日程でU-15女子トレーニングキャンプが大阪にて始まり、オープニングでは大部チーフより、今回のトレーニングキャンプでの意義、ナショナルトレセンやエリートプログラムからの積み上げ、U-15年代としてより代表に近い位置づけの活動というところで、どのようにしていくのか、「見て、感じて、判断し、一人一人が自らアクションを起こし、それに対し周りも積極的に答え・関わることをベースに全員で作り上げるキャンプ」を約束し、ピッチに出ました。

フィジカル測定後、細部にこだわりながらパス&コントロールを行い、その後はお互いのコミュニケーションを深めるためにゲームを行い精力的に声を出し合い積極的なプレーが随所に見られました。夜には、フィジカル測定のフィードバック、栄養指導に加え、なでしこジャパンの高倉監督から激励の言葉が選手たちに送られました。様々な刺激の中で実りある4日間になるよう、選手たちとともに活動していきます。

森本栞梨 選手(FCリフォルマ)
今日はフィジカルトレーニングと体力測定、パス&サポートとスクエアパス、最後に7対7のゲームをしました。フィジカルトレーニングの体幹は正しい姿勢で行わなければ意味が無いので、正しい姿勢を意識して、これからも継続して取り組みたいです。そして、球際で負けない、ターンの時などに軸がぶれない身体を作っていきたいです。ボールを使ったトレーニングやミニゲームでは、いろいろな選手とプレーし、多くの刺激を受けました。あと3日間、自分の得意なプレーを積極的に出し、他の選手の良いところを自分の中に取り入れていきたいです。

大道奏 選手(NGU名古屋FCレディースユース)
今日、私が一番学んだことは食事の大切さです。事前調査の結果が帰ってきましたが、それを見ると自分の食事に何が足りていなくて、何を食べなければいけないのかがわかりました。管理栄養士さんのレクチャーを聞き、食習慣を変えるか変えないかは全て自分次第ということを理解し、自分が強くなるために努力しようと思いました。家に帰ったら母と相談し、自分なりに食事を変えてみようと思います。今日のトレーニングでは、1つ1つのプレーの質を高めなければならないと感じました。残りの3日間は質にこだわったプレーを心がけたいです。あっという間に1日が終わってしまったので、残りの3日間はオフザピッチでもオンザピッチでも自分から何かを発信できるようにし、貴重な4日間にしたいです。

井野梨音 選手(岡山湯郷Belle U-15・U-18)
今日のフィジカルトレーニングで一番きつかったことはYo-Yoテストです。私は体力があまりないので、あまり回数を多く走ることができませんでした。しかし、次の7対7のゲームでは、自分の得意なガッツあるプレーや正確なパスを短時間で出すことができたと思います。明日からも、体力はないけれど全力でプレーして自分の得意な、特にガッツをアピールし、みんなの良いところを見つけて盗んで行きたいと思います。自分の足りないところは改善し、良いところに変えられるようにしたいです。最終日はゲームなので、同じチームの仲間とは特にコミュニケーションをとり、全勝できるようにしていきたいです。

スケジュール

10月1日(土) PM トレーニング、レクチャー、ミーティング
10月2日(日) AM
PM
トレーニング
トレーニング、レクチャー、ミーティング
10月3日(月) AM
PM
トレーニング
トレーニング、レクチャー
10月4日(火) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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