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第23回全国クラブチームサッカー選手権大会が開幕
2016年10月09日
10月8日(土)、2016年度第23回全国クラブチームサッカー選手権大会が和歌山県和歌山市・橋本市で開幕しました。紀三井寺公園陸上競技場で開催された「海南FC(開催地/和歌山)」と「FC SIRIUS 尾張(東海/愛知)」の試合では、序盤から得点を重ねる試合が繰り広げられました。3分、海南FCの川嶋元選手のシュートが決まり、今大会最初の得点が生まれます。しかし8分にはFC SIRIUS尾張が山口龍人選手の右足のシュートで同点とすると、さらに19分にはFC SIRIUS尾張北川竣也選手がゴールを決めて、逆転します。海南FCは29分、山﨑大嗣選手からのパスを受けた清水雄司選手が得点し、試合は再び振り出しに戻ります。前半を2-2で折り返し、迎えた後半開始直後の41分に海南FC藤本誠也選手が中央からフリーキックを決めて、再びリード。海南FCはその後、終了間際の66分・68分に川嶋選手のシュートで2点を追加。川嶋選手は、本試合でハットトリックの活躍を見せました。試合は5-2で海南FCが勝利し、駆けつけた地元の応援団と喜びを分かち合いました。
紀三井寺公園補助競技場では「ロッサライズKFC(四国/高知)」と「千葉教員SC(関東/千葉)」が対戦。こちらも試合開始後すぐに得点がありました。最初の得点は千葉教員SCの長谷川涼太選手。前之園哲選手、上芝俊介選手のパスを受けて右足で放ったシュートが先制点となりました。千葉教員SCはそのあと、小倉勇登選手の3得点、上芝選手の2得点と得点を重ねます。43分には平塚智選手、54分には前之園選手が得点。8-0でロッサライズKFCを下し、準々決勝に駒を進めました。
監督・選手コメント
山田真喜 監督(海南FC)
地元開催のプレッシャーの中で、まず、初戦を突破出来て良かったです。切り替えの遅さ、イージーミスが多かったので、それを課題として、明日に挑みたいと思います。
川嶋元 選手(海南FC)
ここ最近、県リーグのほうでなかなか思うように結果が出せず、チームに迷惑をかけていました。気持ちを切り替えて1回戦の試合に臨み、得点という形で結果が出せてひとまず安心しました。次につながったので、気持ちを切り替えて勝利のために戦いたいと思います。
渡辺隆之 監督(千葉教員SC)
8-0という結果でしたが、ほとんど実力差はなく、たまたまタイミングが良かったこと・相手の崩れた時間にしっかり対応ができたことが良かったと思います。自分たちは選手のほとんどが現役の教員・教員を目指す学生の集まりです。本気で競技をすることを通じて、指導力・競技力の向上を目指し、明日の試合も、今日と変わらず全力で戦うスタンスを崩すことなく頑張ります。
小倉勇登 選手(千葉教員SC)
今日の試合を振り返って、試合では動けと言われていたので、動いて点を取ることを意識しました。到着は昨日でしたがコンディションは良かったです。家族にも感謝しています。優勝を目標に頑張りたいです。
第23回全国クラブチームサッカー選手権大会
2016年10月8日(土)~2016年10月11日(火)
和歌山市紀三井寺公園陸上競技場、和歌山市紀三井寺公園球技場、
紀の川市桃源郷運動公園陸上競技場、橋本市運動公園多目的グラウンド