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2016年 第4回 J3担当審判員研修会を実施

2016年10月17日

2016年 第4回 J3担当審判員研修会を実施

10月8日(土)から10日(月・祝)、大阪府のJ-GREEN堺にて、2016年4回目となるJ3担当審判員研修会を実施しました。

参加した審判員は2016シーズンに課題となっていることを認識し、さらに自分をより高めていくためにフィジカルトレーニングや、グループディスカッションをはじめとする講義を実施。審判員が自分の考えを積極的に発言する機会が多くみられました。また、今回は阪南大学と履正社医療スポーツ専門学校のサッカー部の皆さんにご協力いただき、プラクティカルトレーニングも行うことができました。

2泊3日の期間で現状の課題を把握し、終盤に差し掛かるJ3リーグに向け、準備をする、また、さらに意識を高めるという意味でも有意義な研修会となりました。

【研修会の主なプログラム】

10月8日(土) プラクティカルトレーニング、講義(ストレングス、FKマネジメント)
10月9日(日) グループディスカッション、コンディショニングチェック、
講義(ハンドリング、ホールディング)
10月10日(月・祝) グループワーク、プラクティカルトレーニング、研修会の各パート振り返り

指導者コメント

柏原丈二 S級審判インストラクター(神奈川県)
今シーズン終盤を迎える前の中断期間を利用し2泊3日で研修会を開催をしました。内容は、コンディショニングチェック・実戦を想定したプラクティカルトレーニング・判定基準の摺り合わせ・グループワーク等からレフェリングに繋げることなどです。J3の審判チームとして、終盤に向け、高いモチベーションを持ち、これまでのレフェリングを振り返り、今後に向けての課題修正を明確にした内容を取り組んでいきます。

これから終盤戦に向け、どの試合もより厳しい試合になってくると思います。選手はより試合に集中し、アグレッシブな戦いになるでしょう。審判員にはそのような試合でも、常に正しくコントロールする事を念頭に置き、試合前の準備を怠ること無く、ゲームに臨んでほしいと思います。

参加者コメント

野村修 1級審判員(兵庫県)
リーグ戦の終盤に向け、非常に中身の濃い、充実した2泊3日の研修会となりました。プラクティカルトレーニングでは、カウンターアタックへの対応を確認しました。PA周辺の重要な局面でプレーを正しく、説得力あるポジションで判定するために、攻守が入れ替わった瞬間の素早い切替の意識づけを行い、縦への速い展開への対応を確認しました。

講義では、ホールディング・ハンドリングの反則について、判定基準の確認を行いました。判定の際の考慮事項の整理・懲戒罰の基準のすり合わせを行い、判定基準をより明確に整理することができました。いよいよ残りの試合数も少なくなり、一試合一試合、プレーの一つ一つがより重要となります。今回の研修会で学んだことをしっかりと自身の中で整理し、シーズンを良い形で締めくくれるよう、残りの試合に全力で取り組んで参ります。

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