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ハリルホジッチ監督、「勝つために全てを出す」~アジア最終予選(Road to Russia)サウジアラビア戦へ~

2016年11月15日

ハリルホジッチ監督、「勝つために全てを出す」~アジア最終予選(Road to Russia)サウジアラビア戦へ~

SAMURAI BLUE(日本代表)のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は11月14日(月)、2018 FIFAワールドカップアジア最終予選第5戦のサウジアラビア代表戦を翌日に控えて試合会場の埼玉スタジアムで公式会見に臨み、「最終予選突破につながる重要な試合。勝つためにすべてを出す」と力強く語りました。

6チームで競っている最終予選のグループBで、日本は2勝1分1敗の勝点7で3位、サウジアラビアは3勝1分無敗の勝点10で首位に立っています。無条件で予選を突破するためにはグループ2位以内に入らなければならず、現在2位にはオーストラリアが2勝2分の勝点8で付けています。日本は年内最後の代表戦となるサウジアラビア戦で、勝点3獲得が求められています。

ハリルホジッチ監督は、「サウジアラビアはフィジカルも戦術も伸びていて、特に攻撃で能力のある選手を揃えている。自信も持っている。難しい試合だが、我々はグラウンド内外でかなりトレーニングを積んできた」と話して、11日のオマーンとの親善試合を含めた6日からの合宿での手応えを口にしました。

指揮官は、「強い気持ちと集中を持って臨み、経験と自信が必要になる。先発の11人だけではチームはなりたたない。交代は勝つための戦術的選択だ。全員が最大限の力を発揮してくれると思う」と総力戦を強調。選手たちへ信頼と期待を寄せました。

チームは試合会場で公式トレーニングに臨み、冒頭15分以外を非公開にして戦術の最終確認を行いました。

MF 長谷部誠選手(アイントラハト・フランクフルト)は、「この試合の重要性を感じている。全員が攻守両面で戦う姿勢を見せなければならない」と話し、オマーン戦で2得点と好調なFW大迫勇也選手(1.FCケルン)は、「明日に向けてすごくいいモチベーションで練習できた。あとは戦うだけ」と話しています。

一方、サウジアラビアのベルト・ファン・マルバイク監督は、「我々は常に勝利を目指してプレーし、その姿勢はどこでも変わらない。いいサッカーができる自信もある」と述べました。

2015年夏からサウジアラビアを率いる同監督は、2010 FIFAワールドカップではオランダを準優勝に導きました。その大会のグループステージと前年の国際親善試合で日本と対戦し、いずれも勝利した経験があります。「日本のクオリティは知っているが、彼らも我々のクオリティを知っている。だが、大きなプレッシャーがあるのは日本の方だろう」と指摘しました。

長谷部選手は、「自分たちのホームで勝たないといけないが、絶対に負けてもいけない。リスクマネジメントをしっかりと考えて戦いたい」と話し、気持ちを引き締めていました。

試合は埼玉スタジアムにて19:35キックオフの予定です。

監督・選手コメント

ヴァイッド・ハリルホジッチ 監督
明日の試合は勝つために全てを出します。そのためにトレーニングを積んできました。サウジアラビアは戦術面とフィジカル面でここ数年伸びていて、個人のクオリティもあり、特に攻撃面で常に良いタレントを揃えています。我々はホームなので、攻撃して得点を獲りたいですが、相手の罠にはまってはなりません。経験と自信が必要です。無駄なファウルをしないこと。しっかり攻撃して、組織を崩さずに、相手にカウンターアタックをさせないことが大事になります。

相手も自信を持っていて、難しい試合だと分かっていますが、我々の選手たちはよく集中していますし、勝つクオリティがあります。オマーン戦と合宿での戦術練習を通して、先発を誰にするか相当考えましたが、より良い結果を手にするために、できるだけ良いチームを選ぼうと思っています。チームというのは11人では成り立ちません。交代選手はジョーカーです。勝つための戦術的な選択です。先発11人と交代3人が最大限の力を発揮してくれると期待しています。我々の予選突破に繋がる重要な試合です。強い気持ちで勝利をつかみにいきます。

MF 原口元気 選手(ヘルタ・ベルリン)
自信を持って味方を信じて戦えば結果はついて来ると思います。代表チームではFWとしてゴールにより近くプレーできるので、僕自身もすごく楽しみですし、得点のチャンスは来ると思います。でも僕が入れなくても結果的にチームが勝つための一人になれればいいと思っていて、それぐらい重要な一戦だと捉えています。オマーン戦では大迫選手が入ることで違う攻撃ができて攻撃のバリエーションも増えました。そういう部分もいろいろ考えながらやりたいです。

FW 大迫勇也 選手(1.FCケルン)
相手も球際はある程度来ると思いますが、自分はドイツの激しいところでやっているので臆せずにやりたいです。FW選手は相手に怖さを与えないといけないので、「あいつが持ったらシュートを打つ」と思わせるようにしたいです。ひとりひとりが1対1で勝つことができれば、試合に勝つ確率も上がると思います。相手との戦いはすごく楽しみですし、その駆け引きの中で自分を出すことができればと考えています。

MF 長谷部誠 選手(アイントラハト・フランクフルト)
今日の練習もかなり緊張感を持ってやれていて、この試合の重要性がチームの雰囲気に出ていると思います。サウジアラビアは最初の2試合に勝ったことで、ここ2試合は自信を持ってやれていますし、組織的にもかなりオーガナイズされているので、自分たちが多少我慢しなくてはいけない時間が出ると覚悟しなければならないと思っています。明日は誰が出るか分かりませんが、全員が攻守両面で戦う姿勢を見せなければなりません。

GK 川島永嗣 選手(FCメス)
サウジアラビア戦は、自分たちが最終予選の初戦を落としている分、重要な試合です。状況がどうであれ、ホームなので、相手が首位でもサウジアラビアでも、何もやらせないくらいの気持ちで戦いたいです。こういう状況でチームに必要なのは後ろからの後押しです。一人一人が自信を持って戦うことで、ちょっとしたところでチームもゲームも変わってきます。予選を経験してきている選手も多くいますが、若い選手には思い切りの良さを発揮してほしいと思っています。

JFA-TV

  • 原口元気 選手(ヘルタ・ベルリン)インタビュー

  • 大迫勇也 選手(1.FCケルン)インタビュー

  • 長谷部誠 選手(アイントラハト・フランクフルト)インタビュー

スケジュール

11月6日(日) 17:00 トレーニング(鹿島アントラーズグラウンド)【一般公開】
11月7日(月) 17:00 トレーニング(鹿島アントラーズグラウンド)【一般公開】
11月8日(火) PM トレーニング【一般非公開】
11月9日(水) PM トレーニング※
11月10日(木) TBC 公式会見(カシマサッカースタジアム)
公式練習(カシマサッカースタジアム)※
11月11日(金) 4-0 キリンチャレンジカップ2016
vs  オマーン代表(茨城県立カシマサッカースタジアム)
11月12日(土) 10:30 トレーニング(茨城県立カシマサッカースタジアム)【一般公開】
11月13日(日) PM トレーニング※
11月14日(月) TBC 公式会見(埼玉スタジアム2002)
公式練習(埼玉スタジアム2002)※
11月15日(火) 19:35 アジア最終予選(Road to Russia)
vs  サウジアラビア代表(埼玉スタジアム2002)

※冒頭15分のみメディア公開
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

アジア最終予選(Road to Russia)

2016年11月15日(火) 19:35キックオフ(予定)
埼玉スタジアム2○○2
テレビ朝日系列にて全国生中継/NHK-BS1にて全国生中継
SAMURAI BLUE(日本代表)vs サウジアラビア代表
大会情報はこちら

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