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第38回皇后杯 準々決勝進出チーム紹介 vol.1 圧倒的な戦いで2部を制覇、狙うはジャイアント・キリング ノジマステラ神奈川相模原
2016年12月08日
2012年に産声を上げたチームは5年後、トップリーグへの昇格を果たした。なでしこリーグ2部で2度目の挑戦となった2016年シーズン、ノジマステラ神奈川相模原は圧倒的な戦いでなでしこリーグ2部を制し、来年よりなでしこリーグ1部で戦う権利を勝ち取った。豊富な指導実績を持つ菅野利晃監督に率いられたチームは初戦でニッパツ横浜FCシーガルズを下すと、そこから7連勝。リーグの主導権を掴むと、そのまま一度も手綱を緩めることなく戦い続けた。終盤、昇格を目前に3戦連続して引き分けと優勝へのプレッシャーを感じさせたが、最終節を前に優勝を決めると、最終節も3-0と完勝し、無敗でリーグを制して1部へと戦いを挑むことになった。そうした意味ではこの皇后杯、準々決勝以降の戦いは2017年シーズンを見据えた挑戦と捉えることもできる。既に3回戦では1部の岡山湯郷Belleを相手に堂々と渡り合い、先制されるも、そこから3点を奪い返し完勝。準々決勝ではベガルタ仙台レディースと敵地・仙台での対戦となる。さらなるジャイアント・キリングを起こし、来シーズン対戦することになる各チームへ強烈なインパクトを与えたいところだ。
豊富な運動量をベースにした攻撃は多彩だ。川島はるな、田中陽子、尾山沙希、吉見夏稀、南野亜里沙、そしてミッシェル・パオの各選手が絡み、リーグ戦で平均2.5点以上を記録した攻撃がどこまで通用するか。南野亜里沙選手とミッシェル・パオ選手は今季11ゴールを挙げ、二人でリーグ得点王を受賞した。さらに豊富な運動量で、中盤で攻守に渡って勝利に貢献した尾山沙希選手はなでしこリーグ2部の最優秀選手に選出されている。
最終ラインには昨シーズン、第24回全日本大学女子サッカー選手権で早稲田大学を優勝に導き、大会MVPに選出された高木ひかり選手を補強、期待に違わぬパフォーマンスで開幕戦からスターティングイレブンに名を連ね、ノジマステラの2部優勝に大きく貢献すると今シーズンの新人王も獲得。12月上旬に行われた日本女子代表候補合宿にも選出され、今後のさらなる成長が期待される選手だ。
躍動感溢れるノジマステラの勢い、彼女らが臆せずにピッチでパフォーマンスを発揮できたとき、皇后杯に新たな風が吹き込むことになるだろう。
JFA-TV
皇后杯準々決勝(12/17開催)
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vs |
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12月17日(土)11:00キックオフ(予定) Pikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場) |
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vs |
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12月17日(土)16:00キックオフ(予定) ユアテックスタジアム仙台 |
ベガルタ仙台レディース (なでしこ1部/宮城) |
vs | ノジマステラ神奈川相模原 (なでしこ2部/神奈川) |
12月17日(土)19:00キックオフ(予定) ユアテックスタジアム仙台 |
浦和レッズレディース (なでしこ1部/埼玉) |
vs | INAC神戸レオネッサ (なでしこ1部/兵庫) |
12月17日(土)14:00キックオフ(予定) Pikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場) |
第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会
2016年10月22日(土)~2016年12月25日(日)
準々決勝:12月17日(土) ユアテックスタジアム仙台・Pikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)
準決勝:12月23日(金・祝) 味の素フィールド西が丘
決勝:12月25日(日) フクダ電子アリーナ
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