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2016年度JFA第12回理事会を開催
2016年12月08日
日本サッカー協会(JFA)は本日12月8日(木)、今年度最後となる理事会を開催しました。
理事会では、U-16/17日本女子代表ナショナルコーチングスタッフの選任のほか、第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会の開催日程と、都道府県選手権参戦を免除するベストアマチュアチームについて、また、北海道・岩手台風被害に対する支援、「福島復興支援プログラム(仮称)」の策定などについて協議しました。
来年、2018年のFIFA U-17女子ワールドカップの出場権を懸けたAFC U-16女子選手権が行われますが、この大会に臨むU-16/17日本女子代表の監督に、先のFIFA U-17女子ワールドカップで日本を準優勝に導いた楠瀬直木監督が再任されました。コーチには元なでしこジャパンで、現在、高田短期大学サッカー部の監督を務める宮本ともみさんが選任され、GKコーチは引き続き、小林忍さんが就くことが決まりました。
第97回天皇杯の日程は、来年4月22日(土)・23日(日)に1回戦が行われ、2回戦が6月21日(水)、3回戦が7月12日(水)、ラウンド16(4回戦)が9月20日(水)、準々決勝が10月25日(水)、準決勝が12月23日(土・祝)、決勝は2018年の1月1日(月・祝)に開催します(会場未定)。また、都道府県選手権を免除するベストアマチュアチームについては、日本フットボールリーグ(JFL)が選出するHonda FCに決まりました。Honda FCは今シーズンのJFLで2年ぶり6回目の優勝を果たしました。
今年8月から9月にかけて発生した台風によって災害に見舞われた地域のうち、最も甚大な被害を受けた北海道と岩手県に対してサッカー関連の備品を寄付することも承認されました。北海道には200万円相当の一般用ゴールもしくは少年用ゴールを、岩手県には100万円相当の一般用または少年用のゴールを提供します。
また、サッカー界として福島の復興に一層力を注いでいこうと、来年2月末を目処に「福島復興支援プログラム(仮称)」を策定することも決まりました。策定にあたっては、復興支援委員会が中心となってJリーグ、なでしこリーグ、日本プロサッカー選手会(JPFA)、Jリーグ選手OB会、福島県サッカー協会等に働きかけ、それら関連団体と協働体制を構築して推し進めていきます。
JFAの倫理・コンプライアンスやスポーツインテグリティに関する協議もなされました。
今年5月、6月に開催した理事会で「倫理・コンプライアンス方針」と「倫理規範」が承認され、各種規程や組織整備を進めてきました。
この方針に基づき、JFAのコンプライアンス体制のさらなる強化を目的に「内部通報者規則」や「JFAホイッスルブローイング(通報窓口)等の運用規則」を定めることとしました。暴力等根絶については、既存の「暴力根絶相談窓口設置規程」を廃止し、新たに「暴力根絶窓口運用規則」を制定。また、「反社会的勢力との関係遮断に関する規則」を制定してインテグリティの保証をより強固にしていくことになりました。
各協議事項、報告事項はこちらをご覧ください。
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