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2016ナショナルトレセン 女子U-14 東日本/西日本がスタート

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2016年12月10日

2016ナショナルトレセン 女子U-14 東日本/西日本がスタート

12月9日(金)から「ナショナルトレセン 女子U-14 東日本/西日本」が、東日本は鹿島ハイツスポーツプラザ(茨城県鹿嶋市)、西日本はJ-GREEN堺(大阪府堺市)にて始まりました。

東西あわせて120名の選手が、今日から4日間のプログラムに取り組みます。

西日本では、風が強く吹く中での初日となりました。選手は3つのグループに分かれて、「守備」をテーマとしたトレーニングに取り組みました。

夜はニチバン株式会社によるレクチャーもあり、選手は実際にテーピングの巻き方を実践しました。その後、グループに分かれてミーティングを行い一日を振り返りました。

明日は午前、午後と2回のトレーニングを行います。

コーチ・選手コメント

有町紗也加 コーチ(西日本/福井県)
ナショナルトレセン女子U-14がスタートしました。初日ということもあり、J-GREEN堺に集まってきた選手たちの表情は緊張で少し硬かったですが、トレーニングが始まったグラウンドでは、生き生きとプレーする姿がみられました。自分のプレーを発揮しようと積極的に取り組む中で、コーチ陣が求める高い要求、世界で戦える基準というものに失敗を恐れず、チャレンジしていました。少しでも何かを吸収しようという気迫を感じます。夜の講義では、FIFAU-17女子ワールドカップヨルダン2016の映像などを見て、現地に行かれたスタッフの話を聞く選手の表情は真剣そのもので、「次は自分たちの番だ!」と目を輝かせていました。各地域の選手たちは刺激を受け、ON・OFFにおいて多くのチャレンジをし、この4日間を充実したものにしてほしいと思います。私自身、少しでも選手たちの意識を変えていけるように、選手同様、チャレンジしていきたいと思います。

山口歌子 選手(西日本/アルビレックス新潟レディースU-15)
私はこのナショナルトレセンが2回目の参加です。1回目の参加のときよりも沢山のことを吸収したいです。今日のトレーニングのテーマは「守備」でした、アプローチはボールを包めるくらいに近づいてしっかりと対応していくことを学びました。また、ファーストディフェンダーのアプローチの仕方によって他の味方の選手の立つ位置が変わってくることもわかりました。私は今日の守備で相手が横にずれたときにしっかりと対応できなかったり、アプローチが弱かったりと、課題がたくさん出ました。昨年の経験を活かして、今回のナショナルトレセンは自ら積極的にリーダーシップを取っていき、みんなとコミュニケーションを大事にして失敗を恐れず、たくさんチャレンジしていきたいです。

高良琴音 選手(西日本/ヴィクサーレ沖縄FCナビータ)
今日は守備テーマにトレーニングをしました。守備の中でも「積極的にボールを奪う」という点を重視し、正しいポジションからアプローチすることを意識しました。最初のドッチングのメニューでは、迫力をもってプレッシングし、相手に抜かれないというのが目標でしたが、私は細かいステップに足がついていけず、数回抜かれました。その後のメニューでは、1対1、2対2、3対3、4対4などポジションを取りながら、ボールを奪いにいくということを意識しました。ですが、たまにボールウォッチャーになって正しいポジションを取ることができないときがありました。このナショナルトレセンでは自分の課題などがたくさん見つかると思うので、そこをしっかりと受け止め、高いレベルの中で自分のできることを最大に活かしていきたいです。

百濃実結香 選手(西日本/セレッソ大阪堺ガールズ)
今日の夜、ニチバンさんの処置やテーピング活用のレクチャーを受けさせてもらいました。RICE処置という、休む・冷やす・圧迫・挙上がとても大切だということが分かり、その中でも”圧迫”が重要になってくるなど処置の細かい部分まで知ることができました。実際にテーピングを使って肉離れ・打撲の応急処置をしました。簡単そうにみえて意外と難しかったです。今後怪我をしたときにも、今日学んだことを活かしていきたいと思います。もし怪我をしたときは怪我が長引かないようにするために正しい処置をしたいです。

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