国際親善試合 vs U-20ドイツ代表
2017年3月24日(金) キックオフ時間 12:00 現地時間 (45分×2)
ドイツ・ザールブリュッケン／Stadion Kieselhumes

U-20ドイツ代表　2-1（1-0）U-20日本代表

得点
6分　失点
76分　失点
90＋1分　遠藤渓太

メンバー
GK：小島亨介
DF：舩木翔、杉岡大暉、板倉滉、初瀬亮
MF：三好康児、原輝綺、森島司、堂安律
FW：小川航基、岩崎悠人

交代
HT　森島司 → 冨安健洋
HT　初瀬亮 → 藤谷壮
56分　舩木翔 → 坂井大将
56分　小川航基 → 久保建英
56分　三好康児 → 遠藤渓太
60分　岩崎悠人 → 髙木彰人
76分　原輝綺 → 市丸瑞希

マッチレポート

U-20日本代表は24日(金)、U-20ドイツ代表と国際親善試合を行いました。5月のFIFA U-20ワールドカップでは、グループBでベネズエラ、バヌアツ、メキシコと対戦するドイツ。この試合の前日にはU-20スイス代表と親善試合を行っています。

非公開で行われた試合は立ち上がりの6分、ドイツに中盤でボールを奪われると一気にゴール前まで運ばれ、ふわりと浮かせたシュートが決まり、先制点を与えてしまいます。日本はアグレッシブにボールを奪いにいき、組織的に組み立ててチャンスを作り出しますが、決定機を活かすことができません。42分には小川航基選手がゴール前に持ち込みPKを得ますが、得点ならず。後半に入っても、パスをつないで得点機会を伺いますが、シュートは枠外へ、またラストパスにズレが生じ、もどかしい時間が続きます。逆に76分、ドイツにパスをつながれ、右サイドから中に切り込まれてそのままシュートを放たれます。これがゴール右隅に決まり、日本は2点目を失います。日本は後半のアディショナルタイム、遠藤渓太選手がドリブルで持ち込み、久保建英選手にパス。久保選手が落としたボールを遠藤選手が決め、1点を返します。しかしここで試合終了。U-20日本代表は、1-2でU-20ドイツ代表に敗れました。

「十分やれるところ、負ける原因、両方が見えた試合。ちょっとした決定機やラストパス、もうひとつのところで相手のボールになってしまった。抜け目なくやれるようにならないといけない」と内山篤監督は試合を振り返りました。

チームは26日(日)にはMSV Duisburgと、27日(月)にはベルギーでStandard de Liege (U-21)と対戦します。

選手コメント

MF #18 遠藤渓太 選手（横浜Ｆ・マリノス）
今回の遠征で、このドイツ代表との試合に出たいという気持ちがありましたし、ベンチでも選手たちとそういう会話をしていました。起用してもらったところは、自分の得意なポジション。（得点シーンは）落ち着いてシュートを決めることができましたし、久保選手がいいところに落としてくれました。

DF #5 冨安健洋 選手（アビスパ福岡）
結果として1-2で負けてしまい、試合の中でいい部分もありましたが、世界大会に向けてやっている中では物足りなかったです。個人としても、ビルドアップする中で2、3回ボールを失う場面がありましたし、より有効的にボールを動かしていければと思います。

MF #15 堂安律 選手（ガンバ大阪）
個人としても立ち上がりが良くなく、自分がボールを失ったところから失点してしまったので、集中していればと反省しています。チャンスもありましたし、後半は足元で進められた部分もありましたが、相手の一発で決められてしまいました。自分も、その一発を持っていなければいけないと思います。

MF #16 原輝綺 選手（アルビレックス新潟）
ボールを持てるところはしっかりと持つことができましたし、全体的に悪い内容ではなかったですが、負けたことは事実です。立ち上がりが良くなかったです。ドイツの、一本のチャンスで決めてくる部分は見習わなければいけないです。最後の質や周りとの連携、個々のシュートの質。こちらもチャンスで決め切らないといけません。

スケジュール

※初瀬・市丸・堂安・髙木（ガンバ大阪）、冨安（アビスパ福岡）、神谷（湘南ベルマーレ）、岩崎（京都サンガF.C.）の各選手は3/20（月・祝）の出発となります。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。