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U-20日本代表 MSV Duisburgに4-0で快勝

2017年03月27日

U-20日本代表 MSV Duisburgに4-0で快勝

練習試合 vs MSV Duisburg
2017年3月26日(日) キックオフ時間 11:00 現地時間 (45分×2)
ドイツ・デュイスブルク/MSV Duisburg

MSV Duisburg 0-4(0-1)U-20日本代表

得点
35分 小川航基
58分 遠藤渓太
70分 小川航基
88分 小川航基

スターティングメンバー
GK:山口瑠伊
DF:坂井大将、町田浩樹、冨安健洋、藤谷壮
MF:髙木彰人、市丸瑞希、神谷優太、遠藤渓太
FW:小川航基、旗手怜央

交代
61分 坂井大将 → 舩木翔
61分 冨安健洋 → 板倉滉
72分 旗手怜央 → 久保建英
77分 遠藤渓太 → 三好康児
88分 髙木彰人 → 初瀬亮

マッチレポート

今遠征で3試合目、U-20ドイツ代表戦から中1日で迎えたMSV Duisburgとの一戦が26日(日)、MSV Duisburgの練習場で行われました。ドイツ3部リーグで首位に立つMSV Duisburgは前日にリーグ戦をこなしており、この日は半分以上がリーグ戦メンバー外の選手となりました。

U-20日本代表は、ドイツ戦の反省を活かし、試合開始から高い集中力を見せます。粘り強く守り、積極的に攻撃を仕掛けます。25分には高木彰人選手から小川航基選手、旗手怜央選手とパスがつながり、旗手選手が落としたところを小川選手がシュート。続く29分には旗手選手がディフェンスラインの裏に抜け出した小川選手へパスを出しますが、これはオフサイドの判定。33分には冨安健洋選手からのロングパスを左の坂井大将選手がつなぎ、前線の旗手選手へとパスを送りますが、これもわずかに間に合わず。中盤の市丸瑞希選手、神谷優太選手も積極的にシュートを放っていきます。先制点は35分。藤谷壮選手のクロスに小川選手がヘディングで合わせます。一度は防がれるも、こぼれたところを小川選手が再度決め、待望の1点をもぎ取ります。

後半も、前半のいい流れを保ちたい日本。58分、中盤でボールを奪った遠藤渓太選手が髙木選手につなぎ、それを受けてシュート。「得意な位置からのシュート。つまってしまって難しかったが、いいところに入ってくれた。自分でもびっくりするシュートでした」と本人が振り返ったゴールが決まり、2-0とします。

MSV Duisburgも黙ってはいません。後半中盤で日本にミスが出始めた時間帯を逃さず、しっかり球際に食らいついてきます。しかし70分、髙木選手のパスを受けた小川選手が再びゴールを決め、3-0と突き放します。88分には三好康児選手がカットしたボールを久保建英選手へとつなぎ、ゴール前で小川選手にパス、1対1を落ち着いてゴールに流し込み、4点目。春休み期間中を利用して日本からドイツに遠征に来ていた長野パルセイロU-15やデュッセルドルフ在住の日本人など多くの見学者が訪れたなか、4-0で試合を終えました。

チームはこのあと、デュッセルドルフに移動し、地元クラブでプレーする日本人の子どもたちと交流会を行いました。この日は三好選手の誕生日。交流会終了後にサプライズで子どもたちにケーキをプレゼントされた三好選手は「無事に20歳になりました。FIFA U-20ワールドカップで活躍して、みんなにいい報告ができるように頑張ります」と嬉しそうに挨拶しました。

いよいよ27日(月)は遠征最終日。ベルギーまで移動して、Standard de Liege(U-21)と対戦します。

選手コメント

FW #9 小川航基 選手(ジュビロ磐田)
前半から、自分たちのやりたいサッカーをそれぞれが理解して出せたことが勝利につながりました。こういうところに出してほしいと味方に伝えていましたが、動き出したところに出してくれた。味方に感謝したいです。チームが良くなるために、ゴールでチームを引っ張ることも大事ですし、中心となって役割を果たすことも大事だと思っています。FIFA U-20ワールドカップのメンバーに誰が入るか落ちるのか、わからない状況です。競争があることで成長できます。まだ国内合宿もありますし、メンバーに選ばれるために結果を出したいです。

DF #4 町田浩樹 選手(鹿島アントラーズ)
立ち上がりからしっかりとディフェンスラインを高い位置に保つことができ、自分たちの意図するサッカーができました。前半に1本ピンチがありましたが、全体を通して無失点で抑えられたことは大きかったです。個人としては体の大きい相手に対して空中戦では戦えましたが、背負われた際や1対1の場面でまだまだだなと感じました。この遠征で試合を重ねるごとに、コンビネーションや守備の組織力が良くなってきています。試合中も細かい動きについて話をしていますが、ピッチ外でもコミュニケーションを取り、いい方向に向かっています。残りあと1試合、無失点で抑えたいです。

MF #17 市丸瑞希 選手(ガンバ大阪)
90分を通して、危ないシーンもありましたが、失点0に抑えられたことに手応えを感じています。攻撃のアイディアをもっと出せれば、もっと得点が取れた試合でした。今回の遠征はチーム力アップをメインに考えていて、それが少しずつ上がっていると思います。個人としてのテーマは守備面でフィジカルの強い相手に対してどれだけできるかですが、これも少しずつ良くなってきています。FIFA U-20ワールドカップは、サッカー人生において出なければいけない大会。自分の持ち味であるゲームの組み立てにおいて、他の選手との差を出して、メンバーに残れるようにしたいです。

スケジュール

3月20日(月・祝) PM トレーニング
3月21日(火) AM/PM トレーニング
3月22日(水) 3-0 練習試合 vs F91 Diddeleng
(Stade Jos Nosbaum)
3月23日(木) PM トレーニング
3月24日(金) 1-2 親善試合 vs U-20ドイツ代表
(Stadion Kieselhumes)
※非公開。会場の都合により、中にお入りいただくことができません。
3月25日(土) AM トレーニング
3月26日(日) 4-0 練習試合 vs MSV Duisburg
(MSV Duisburg)
3月27日(月) 16:00 練習試合 vs U-21 Standard de Liege ※一般非公開

※初瀬・市丸・堂安・髙木(ガンバ大阪)、冨安(アビスパ福岡)、神谷(湘南ベルマーレ)、岩崎(京都サンガF.C.)の各選手は3/20(月・祝)の出発となります。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

 

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