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大宮、“さいたまダービー”での勝利を足がかかりに上位進出を狙う 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST

2017年05月05日

大宮、“さいたまダービー”での勝利を足がかかりに上位進出を狙う 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST

大宮アルディージャユース(埼玉)は、5月6日(土)に開催されるプレミアリーグEAST第5節で前半戦の山場を迎えます。アウェイに乗り込み、浦和レッドダイヤモンズユース(埼玉)との“さいたまダービー”に臨む大塚真司監督は、「結果が出ていない現状なので、この浦和とのダービーマッチをチーム浮上のきっかけにしたい」と語ります。

大宮はここまで1分3敗。昨季も開幕から3連敗を喫しましたが、最終的には首位の青森山田高校(青森)と勝点5差の4位にまで浮上することができました。大塚監督は「選手は変わっていますが、やろうとしている方向性は変わっていない。昨年も3連敗からスタートでした。言うなれば昨年と同じ状況ですので、昨年同様に敗戦から学んで次のゲームに生かしていきたい」といい、昨年ような巻き返しを狙います。

キーマンとなるのは、2年生ボランチの安島樹選手(MF #4)です。大塚監督も「昨年1年間で大きく成長した選手の一人」として挙げる安島選手は、展開力に優れ、対人でも強さを発揮できる攻守の要。大宮が目指す「ボールを保持するときは保持して、ゲームをコントロールしていく。空いているスペースがあるのならそこを突いていくというスタイル」(大塚監督)には欠かせない選手です。

「我々にとって大きな試合になる」と大塚監督が言うように、浦和との大一番は今シーズンを左右する一戦となり得ます。スクールから大宮で育った篁樹生選手(MF #6)は「勢いがあり個々の能力が高い。球際、気持ちが強い」と勝手知ったるライバルを言い表します。

4月30日(日)に行われたトップチームのダービーマッチでは、大宮が1-0で粘り勝ち。大塚監督は「我々スタッフや選手に勢いを与えてくれるゲームだった。自分たちの目指すスタイルはあるけれど、重要なのは戦う姿勢。そこだけは忘れないで90分間戦いたい」と試合のキーポイントを挙げます。

「選手のやる気、取り組む姿勢は素晴らしいものがある。もう一度自信を持たせられるように働きかけたい」と大塚監督。闘志むき出しのプレーでライバルから上位進出の足がかりとなる今季初勝利をつかみ取ります。

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監督・選手コメント

大塚真司 監督
攻守においてアグレッシブに戦っていくことを第一に取り組んでいます。ゲームをコントロールしつつ、隙あらば相手の嫌なスペースを突いてゴールを奪っていくサッカーを目指します。浦和は勢い、パワー、走力のあるチーム。U-15年代から戦ってきている選手もいますし、隣の浦和という大きなクラブを意識しながらプレーしてきた選手もいると思うので、モチベーション高くで臨むと思います。

MF #6 篁樹生 選手
僕たちのストロングポイントは、全員攻撃、粘り強い守備、そしてショートコンビネーションを生かした攻撃です。個人的には、安定感のあるビルドアップとキックの質を生かしたプレーが特長だと思っています。守備では一対一に負けず、攻撃では得点に絡むプレーをしたいです。チームとしては、攻守においてイニシアチブを握るサッカーをして、一体感を持って戦い続け、タイトルを獲得したいと思います。

プレミアリーグEAST第5節

5月6日(土)
10:00 浦和レッドダイヤモンズユース vs 大宮アルディージャユース(浦和駒場スタジアム)
11:00 横浜F・マリノスユース vs 鹿島アントラーズユース(神奈川県立保土ヶ谷公園サッカー場)

5月7日(日)
11:00 市立船橋高校 vs 清水エスパルスユース(船橋市法典公園(グラスポ)球技場)
11:00 京都サンガF.C. U-18 vs 青森山田高校(京都サンガF.C. 東城陽グラウンド)
14:00 FC東京U-18 vs 柏レイソルU-18(東京ガス武蔵野苑多目的グランド(人工芝))

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグ

2017/4/8(土)~2017/12/10(日)
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