今年、スタートして10周年を迎えた「JFAこころのプロジェクト」。同プロジェクトはこの10年間で1万回を超える「夢の教室」を開催し、約31万人の子どもたちに夢を持つことの大切さや仲間と協力することの大切さを伝えてきました。

今号では、10周年を迎えた「JFAこころのプロジェクト」を特集します。

特集では、JFAこころのプロジェクト最高顧問の川淵三郎キャプテン（JFA最高顧問）と同プロジェクトの手嶋秀人顧問に10年の振り返りや成果を語ってもらったほか、プロジェクトに関わる企業や立ち上げに関わった人たちにも話を聞きました。

また、今回の特集のために、4人の夢先生に集まってもらい、座談会を実施しました。

参加したのは、大山加奈さん（元バレーボール日本代表）、法師人美加さん（元なでしこリーグ選手）、秋本真吾さん（元陸上選手）、マック鈴木さん（元プロ野球選手）で、皆さん、「夢の教室」を50回以上担当してきた、いわばベテラン先生。「夢の教室」で感じたこと、夢先生としての信条、そして、多くの子どもたちと触れ合う中で最も印象に残っている出来事や児童との秘話も語っています。夢先生たちの真摯な思いやプロジェクトの価値、素晴らしさなどが伝わる内容になっています。是非、お読みください。

代表関連では、日本にとって5大会ぶりとなるFIFA U-20ワールドカップ 2017 韓国のプレビューを掲載。U-20日本代表はどのような戦いを見せるのか。過去大会の戦績や今大会の日本チームの注目ポイントなどをお伝えします。

また、強豪揃いのグループリーグで奮闘したビーチサッカー日本代表のFIFAビーチサッカーワールドカップバハマ2017もレポートします。

「キリンチャレンジカップ2017～熊本地震復興支援マッチ がんばるばい熊本～」では、なでしこジャパン（日本女子代表）がコスタリカ女子代表との親善試合に臨み、被災地・熊本へ勝利を届けました。今号では特別企画として高倉麻子監督にインタビューを行いました。初めての国際大会のアルガルベカップと日本国内で初めての親善試合を終えた感想や、これからのなでしこジャパンに期待することなどを聞きました。

同試合に合わせ、現地で実施された「女子サッカーレガシープログラムin熊本」もレポートしています。これはJFAが女子サッカーの発展を目的に、各都道府県サッカー協会に「なでしこ普及コーディネーター」を配置し、普及活動をより推進していこうという取り組み。熊本県担当のコーディネーターの話を交えながら、普及コーディネーターの役割や今後の活動について取材しました。

連載の「クローズアップFA」は埼玉県サッカー協会、「JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー」は補欠ゼロを実現し一人でも多くのサッカー好きを育てるNPO港北フットボールクラブの活動を。隔月連載の「私とフットボール」は、元日本女子代表で現在は大和シルフィードでGKコーチを務める小野寺志保さんが登場します。

天皇杯をはじめ、鹿島、浦和、川崎がラウンド16進出を決めたAFCチャンピオンズリーグ（ACL）などの各種大会のレポートもお楽しみに。

次号『JFAnews』6月情報号は6月15日(木)に発行予定です。特集は、日本代表チームのサポート体制に迫ります。お見逃しなく。

購読のお申し込みはこちら