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2017年度第1回大阪府障がい者サッカーミーティングを開催

2017年06月15日

2017年度第1回大阪府障がい者サッカーミーティングを開催

一般社団法人大阪府サッカー協会主催による「2017年度第1回大阪府障がい者サッカーミーティング」が6月10日(土)、J-GREEN堺で開催されました。このミーティングは、大阪府内の障がい者サッカーの普及・発展に向け、地域に即した形で各団体と連携を深めることを目的とし、一般社団法人関西サッカー協会や大阪府内の障がい者サッカー団体の代表者なども含め、26人が出席しました。また、オブザーバーとして、日本障がい者サッカー連盟(JIFF)専務理事兼事務総長を務める松田薫二JFAグラスルーツ推進部部長が出席しました。

ミーティングでは、各団体にご協力いただいた事前アンケートをもとに、大阪府内における各団体の活動状況や課題、大阪府サッカー協会への要望や相互間の協力の方向性などの意見を交換しました。

各団体からは、障がい者サッカーに対する継続的な支援・応援が必要であることや大阪府内での障がい者サッカーに対する認知度が低いことなど、様々な意見が出ました。大阪府サッカー協会は、今後も障がいの有無に関係なく、サッカー・フットサルを楽しんでもらうことのできる土壌づくりを目指していきます。

コメント

真庭大典 さん(NPO)日本ソーシャルフットボール協会理事/(一社)大阪ソーシャルフットボール協会理事
「FACE to FACE」。ミーティングの冒頭に大阪府サッカー協会藤縄専務理事からあった言葉です。今回のミーティングが開催されるまで、他団体の活動状況を知る機会はほとんどなく、ミーティングを通して、活動状況や、それぞれの思いなどを知ることができました。JIFF松田専務理事からお話があったJIFFの理念や方向性を確認し、サッカー協会と連携することが、自団体の活発化につながります。協会や、各団体との連携を図りながら、難しい課題とされていたことも整理されていけば、「サッカーなら、どんな障害も超えられる」この言葉を体現できるのではないかと思います。今後もこうしたミーティングが定期的に開催され、大阪だけでなく、全国に広がっていくことを期待しています。

金城七奈 さん 大阪府障がい者スポーツ協会
ミーティングにおいて、各団体の現状を聞き、課題も多くある一方、サッカーは様々な障がい者にとって活動の場がある競技だと認識し、これを機に大阪府サッカー協会の機動力や情報力とともに、ネットワークの構築が必要と実感しました。先日国際オリンピック委員会では、「オリンピック参加者の男女比率を半々にする」として男女混合の団体種目を採用しました。世界や日本で男女の壁をなくすべく進んでいくのと同じように、当協会でも障がい者スポーツと健常者スポーツの壁を少しでも減らせるよう、障がい者スポーツを多くの人に知ってもらい、障がい者を支える人たちを増やすために、より一層、普及・啓発に努めていきたいと考えています。

筒井清二 さん 一般社団法人大阪府サッカー協会 障がい者サッカー担当
大阪で活動する日本障がい者サッカー連盟傘下の7競技団体全てと、各協力団体にご参加いただき、当協会として初めての取り組みが無事に終了しました。会議では各競技団体の日常的な活動報告や取り巻かれている状況・課題について意見交換し、「目から鱗」と感じるような切実な課題が浮き彫りになり大変有意義なミーティングになりました。初めての開催でしたが、当初の目的である「各競技団体との横の連携(顔と顔)」が短い時間でしたが達成されたと思います。最後にはJ-GREEN堺や宿泊施設であるドリームキャンプの施設視察も行いましたが、普段利用するときには気が付かなかった課題も新たに発見することができました。

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