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第97回天皇杯 再開試合の末、名古屋グランパスがラウンド16に進出!

2017年08月03日

第97回天皇杯 再開試合の末、名古屋グランパスがラウンド16に進出!

7月12日(水)に雷雨の影響により後半途中で試合中断後、試合中止となった、第97回天皇杯3回戦 ヴァンラーレ八戸 対 名古屋グランパスの再開試合が2日(水)、パロマ瑞穂スタジアムで行われ、名古屋グランパスが2-1でヴァンラーレ八戸を制し、ラウンド16(4回戦)進出を決めました。

中断前の試合は、53分に名古屋グランパスが先制していました。この日の再開試合は中断時と同じく、65分にヴァンラーレ八戸のスローインでスタート。名古屋グランパスは、中断前の試合に出場していた古林将太選手、矢田旭選手を移籍で、内田健太選手、和泉竜司選手、永井龍選手をケガで欠き、交代要員だった田鍋陵太選手、宮原和也選手、佐藤寿人選手が差替としてピッチへ。加えて、11人に満たないために特例として大会エントリーから補充することが認められたため、ワシントン選手、田口泰士選手が出場しました。一方のヴァンラーレ八戸も、ケガによって欠場した佐々木航選手に替わって前田柊選手が入りました。

試合は序盤からヴァンラーレ八戸が前線から積極的に圧力をかけ、名古屋グランパスを追いつめます。開始早々の70分、FKのこぼれ球を村上聖弥選手が左足で決め、八戸が1-1の同点に追いつきます。対する名古屋は73分に田鍋選手に替えてシモビッチ選手を投入、攻撃の活性化を図ります。ボールをつなぎ、リズムを取り戻すと85分にCKからワシントン選手がヘディングで合わせ、勝ち越しに成功。

このまま試合は終了し、2-1で名古屋グランパスがベスト16に進出しました。

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8月7日(月)には抽選会が行われ、9月20日(水)に行われるラウンド16の組合せが決定します。第78回大会で横浜フリューゲルスの一員として優勝を経験した三浦淳寛さん、Jリーグ女子マネージャーの佐藤美希さんをゲストに迎え、日本サッカーミュージアムで開催する今回の抽選会は一般公開で行われます。午前10時より先着100名様に整理券をお配りします。ぜひお越しください。

監督・選手コメント

風間八宏 監督(名古屋グランパス)
入り方が難しい試合でした。0-1というスコアから始めるにあたって、相手がフレッシュな状態で怖がらずにプレーしてくることも予想していました。選手たちには、「次の1点を取りにいこう」と伝えてピッチに送り出しましたが、失点までの時間帯で何人かの選手が怖がってしまっていました。失点して目が覚めたと思います。再開試合までのあいだに怪我や移籍等があり、その中でゲームを戦うにあたり、相手チームや協会の理解があったうえで開催できたことに感謝しています。

佐藤寿人 選手(名古屋グランパス)
相手が圧力をかけて前に来ることは予想していましたが、それに対してこちらも蹴りあってしまって、バタバタしてしまいました。セットプレーで与えてはいけない1点を与えてしまった点は悔いが残ります。失点後はしっかりとボールを保持してプレーすることができましたが、こうした課題はリーグ戦につなげていきたいと思います。(ラウンド16は)どこが相手かわかりませんが、タイトルを獲るチャンスですし、全員の力で勝ち抜いていきたいと思います。

柱谷哲二 監督(ヴァンラーレ八戸)
中断となった7月12日の試合は、残り20分が勝負だと考えていました。必ず相手の足が止まる、そこからが勝負だと伝えていました。全体的にプラン通りでしたが、決定力の差が出ました。今日の再開試合を迎えるにあたって、選手たちは強い気持ちを持って臨んでくれました。(同点に追いついたところまでは)プラン通りでしたが、相手の高さ、また素晴らしい選手にやられてしまいました。

JFA-TV

【1回戦】4月22日(土)、23日(日)
【2回戦】6月21日(水)
【3回戦】7月12日(水)
【ラウンド16(4回戦)】9月20日(水)
【準々決勝】10月25日(水) 
【準決勝】12月23日(土・祝) 
【決勝】2018年1月1日(月・祝)

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