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ユニバーシアード日本代表 メキシコを3-1で下し3大会ぶりの決勝へ! 第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)
2017年08月28日
第29 回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)準決勝 vs ユニバーシアードメキシコ代表
2017年8月27日(日) キックオフ時間 19:30(現地時間) 試合時間 90分(45分ハーフ)
新竹縣第二運動場(台湾/竹北市)
ユニバーシアード日本代表 3-1(前半1-0、後半2-1)ユニバーシアードメキシコ代表
得点
45+1分 三笘薫(ユニバーシアード日本代表)
50分 中野誠也(ユニバーシアード日本代表)
58分 CRUZ ARMENTA Jose Antonio(ユニバーシアードメキシコ代表)
76分 脇坂泰斗(ユニバーシアード日本代表)
スターティングメンバー
GK:小島亨介
DF:鈴木準弥、宮大樹、岩崎尚将、岩武克弥
MF:柴戸海、松田天馬、脇坂泰斗、三笘薫
FW:中野誠也、旗手怜央
サブメンバー
GK:永石拓海
DF:小池裕太、菊池流帆、坂圭祐
MF:名古新太郎、重廣卓也、守田英正、戸嶋祥郎
FW:ジャーメイン良
交代
68分 岩崎尚将 → 坂圭祐
74分 旗手怜央 → ジャーメイン良
82分 三笘薫 → 名古新太郎
85分 松田天馬 → 重廣卓也
マッチレポート
『第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)』に出場しているユニバーシアード日本代表は27日(日)、準決勝でメキシコと対戦しました。
試合は立ち上がりから日本が積極的にゴールを狙い、開始早々に中野誠也選手がシュートを放ちます。しかしこれはメキシコGKの好守にあいゴールにはなりません。その後も、旗手怜央選手、三笘薫選手らが幾度となく攻撃を仕掛けるなどして試合の主導権を握ります。対するメキシコも徐々に反撃を開始。前半も半ばを過ぎると日本からボールを奪う回数が増え、バイタルエリアでボールをつないでチャンスを伺います。メキシコの攻撃に耐え、次第に攻撃のリズムを取り戻す日本ですが、ゴールにはあと一歩届きません。無得点で前半を終えるかと思われた44分、試合が動きます。メキシコの選手が負傷してピッチ外に出ている隙をついて、三笘選手がドリブルで独走。三笘選手のプレーがメキシコのファウルを誘い、日本がPKを獲得します。これを三笘選手自身が決め、アディショナルタイムに日本が先制します。
後半開始早々の50分、日本は畳みかけるように追加点を挙げます。右サイドの松田天馬選手からのスルーパスに旗手選手が反応。ゴール前にクロスを送ると、これを中野選手が合わせてリードを2点差に広げます。メキシコはこの直後に3人目の交代選手をピッチに送り出します。すると58分には、その交代選手が豪快なダイレクトボレーを叩き込み、スコアは2-1に。一気に攻勢に出るメキシコでしたが、日本もボールを奪ってから素早く攻撃を展開。どちらに追加点が入ってもおかしくない状況の中、試合を決定づける3点目を決めたのは日本でした。76分、ファーの内側を狙うようにカーブをかけた、脇坂泰斗選手の左CKがそのままゴールイン。日本が再びメキシコを突き放します。試合はそのまま3-1で終了。日本が3大会ぶりの決勝進出を決めました。
決勝戦は29日(火)の20時(日本時間21時)キックオフで、対戦相手は前々回・カザン大会の優勝国、フランスです。本大会での対戦戦績は5勝1敗と相性のいい相手ではありますが、最後まで気を緩めることなく6度目の優勝を狙います。
監督・選手コメント
宮崎純一 監督
まずは決勝進出という、ここ2大会の課題をクリアできて安心しています。メキシコは大変歴史があるチームですし、これまで戦ってきたチームの中では、きちんとサッカーをやっているチームという印象がありました。どうしても攻められる展開が出てくるのはやむをえないところです。今日は、90分の中で勝負をしなければいけない試合になると思っていました。簡単に点を取らせてはくれないですし、守らせてもくれない。1失点はしましたが、それをこじあけて勝てたことは大きいと思います。
DF #20 岩武克弥 選手(明治大学)
(自分が対峙する)8番の選手が攻撃の起点となると聞いていたので、特に守備を意識しました。前半のうちに先制して、守備としては楽になりましたが、2点取ったあとに1点を入れられたところは、まだまだ甘いと思いました。決勝戦のような厳しい試合ではもう1点くらい入れられるでしょうし、ディフェンスとしては無失点で終わりたかったので残念です。最後に宮崎監督を胴上げしたい気持ちもありますし、日本代表としてしっかり優勝して、大学サッカーをアピールして帰りたいと思います。
MF #17 三笘薫 選手(筑波大学)
カナダ戦で怪我をしてチームに迷惑をかけてしまったので、今日はしっかりと結果を出したいと思っていました。ペナルティーキックを獲得したシーンは、ボールを受けた瞬間にスペースが空いていたので、「いってやろう」と思いましたし、ペナルティエリアに入れば何かあるだろうとも思っていました。ドリブルでいつも練習しているところが出せたと思います。ただ世界を相手にすると、最後の判断のところでひっかかってしまうことも感じました。自分の課題として持ちかえり、決勝でもしっかり見極めてプレーしたいと思います。
FW #11 中野誠也 選手(筑波大学)
得点が取れたことも嬉しいですが、動きのスムーズさなど、この試合で自分が本調子に戻ってきたと感じられたことが、一番の収穫です。何がなんでも勝つという強い気持ちで臨んでいたので、それがゴールにつながりました。自分でも優勝できるイメージがありますし、チームは今、優勝という目標に向かってひとつになっていると感じています。
スケジュール
第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北) | ||
---|---|---|
8月19日(土) | 2-0 | vs マレーシア(Fu Jen Catholic University Stadium) |
8月21日(月) | 5-0 | vs カナダ(Fu Jen Catholic University Stadium) |
8月23日(水) | 2-1 | vs ウルグアイ(Chang Gung University Stadium) |
8月25日(金) | 6-0 | 準々決勝 vs イタリア(Chang Gung University Stadium) |
8月27日(日) | 3-1 | 準決勝 vs メキシコ(Hsinchu County Second Stadium) |
8月29日(火) | 20:00 | 決勝 vs フランス(Fu Jen Catholic University Stadium) |
※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)
2017/8/18(金)~2017/8/29(火)
大会情報はこちら
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