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SAMURAI BLUE、韓国戦へ非公開で最終チェック ~EAFF E-1サッカー選手権決勝大会最終戦~

2017年12月16日

SAMURAI BLUE、韓国戦へ非公開で最終チェック ~EAFF E-1サッカー選手権決勝大会最終戦~

SAMURAI BLUE(日本代表)は12月15日(金)、EAFF E-1サッカー選手権決勝大会最終戦の韓国代表との対戦を翌日に控えて東京都内で最終調整を行ない、選手たちは2大会ぶりの優勝へ向けて気持ちを引き締めました。

2連勝で4チームの首位に立つ日本は、1勝1分で2位に付ける前回大会優勝の韓国に引分け以上の結果であれば、2013年大会以来通算2度目の優勝となります。

この日の練習は冒頭15分以外を非公開にして実施。選手たちは公開された冒頭部分ではランニングやステップワークを含めたメニューで体をほぐし、軽めの調整でリラックスムードだった前日から一転して、ピリッとした雰囲気を漂わせていました。

非公開になった練習では戦術の確認を入念に行い、第2戦で足を痛めたため前日の練習まで別調整だったFW伊東純也選手(柏)も全体練習に合流して汗を流しました。

伊東選手はコンディションについて、「明日になったらもっと良くなっていると思う。ピッチに立ったら言い訳はできない。スピードを活かして仕掛けていきたい」と話しています。

韓国は2018 FIFAワールドカップアジア最終予選では日本と別のA組を2位で突破しましたが、その過程では思うような成績が上げられずに苦戦を強いられ、今年7月にシン・テヨン現監督に指揮官が交代。最後の2試合を引分けて4勝3分3敗でロシア行きを決めました。

その後は、10月にモスクワでモロッコ(1-3)、ロシア(2-4)と、11月には韓国国内でコロンビア(2-1)、セルビア(1-1)と親善試合を行ない、本大会への強化を進めています。

今大会では2003年の第1回大会以来、2008年と前回2015年に優勝し、今回、大会初の連覇を目指しています。日本同様に国内組中心の編成ですが、JリーグでプレーするDFチャン・ヒョンス(F東京)、DFチョン・スンヒョン(鳥栖)、GKキム・ジンヒョン(C大阪)らが名を連ねています。

9日(土)の中国代表との初戦では0-1からFWキム・シヌク選手とMFイ・ジェソン選手の得点で逆転も終盤に追いつかれて2-2で引分け、12日(火)の朝鮮民主主義人民共和国代表戦では元鳥栖のDFキム・ミヌ選手のクロスボールから生まれたオウンゴールで1-0で勝ちました。

日本の韓国との通算成績は、今大会での2勝3分1敗を含めて13勝23分38敗です。FIFAランクでは日本の55位に対して韓国は59位です。

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、「韓国にはいい選手がたくさんいて、今大会で一番強い。だが日本に勝てるかどうかは別の話だ。我々は1位を目指して戦う」と話しています。

また、今大会で2試合に先発して中盤での柔軟な対応力を見せているMF今野泰幸選手(G大阪)は、「2位ではなにも残らない。とにかく結果にこだわって、どんな内容でも気持ちで負けないでガムシャラに1位を取に行きたい」と意気込んでいました。

日本代表と韓国代表の試合は16日(土)、東京の味の素スタジアムにて19:15キックオフの予定です。

※12月16日(土)の試合当日、スタジアムで当日券を販売します。また、主要コンビニエンスストアおよびプレイガイドによるオンライン販売も、第2試合キックオフ1時間後(20:15頃)まで実施します。

選手コメント

DF #3 昌子源 選手(鹿島アントラーズ)
韓国は技術がしっかりしているので、いろいろなバリエーションがあると思いますが、僕らはそれに対抗して、連係や戦術では向こうの方が高いかもしれませんが、試合になってみないと分かりません。結局は個々のデュエルが大事になると思います。いろいろな守り方があると思うので、ゴール前の危ないところで相手に体を当てて競うなど、相手にきれいにプレーさせないことは最低限やりたいと思っています。

MF #17 今野泰幸 選手(ガンバ大阪)
韓国は技術の高い選手が出てきていますし、もともと気持ちを持った選手が多いです。間違いなく強い相手だと思うので、苦労すると思います。日韓戦ではいつも激しい試合になりますが、そこで1歩でも引いてしまうとダメになります。最初から飛ばして90分間を戦わないと勝つのは難しい相手なので、顔から突っ込んで行くぐらいの勢いで戦いたいと思います。

FW #9 川又堅碁 選手(ジュビロ磐田)
明日が最後なのでみんなで力を出し切って、勝てればいいと思います。試合に出たら目に見える形で結果というのを出したいです。FWは数字と結果です。そこはしっかりやって、明日は優勝が懸かっているので、それだけにとらわれないように、自分がチームのためになることを最優先して、勝つためのサッカーをみんなでしたいと思っています。今はチームがまとまっていると思うので、非常にいいんじゃないかと思います。

FW #14 伊東純也 選手(柏レイソル)
自分は1戦1戦、目の前のことを優先するタイプなので、まずは明日の目の前の試合に集中したいです。勝たないとアピールにならないと思うので。韓国戦へのプレッシャーは特にありませんが、韓国は負けられないライバルと言われている相手です。攻撃的にサイドバックがどんどん上がってくる印象があります。勝って優勝で終われればと思っています。今大会で掴めたものがあるかはまだ分かりませんが、プレースピードや球際の強さなどは他のチームも強かったので、もっとやっていかなければならないと思いました。

スケジュール

EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会
12月9日(土) 1-0 第1戦 vs 朝鮮民主主義人民共和国代表
(味の素スタジアム)
12月10日(日) 11:00 トレーニング(味の素フィールド西が丘)【一般公開】
12月11日(月) PM トレーニング【一般非公開】
12月12日(火) 2-1 第2戦 vs 中国代表
(味の素スタジアム)
12月13日(水) 11:00 トレーニング(味の素フィールド西が丘)【一般公開】
12月14日(木) PM トレーニング【一般非公開】
12月15日(金) PM トレーニング【一般非公開】
12月16日(土) 19:15 第3戦 vs 韓国代表
(味の素スタジアム)

※スケジュールや会場は急遽変更になる場合がございます。

JFA-TV

  • 昌子源 選手 (鹿島アントラーズ) インタビュー

  • 今野泰幸 選手 (ガンバ大阪) インタビュー

  • 川又堅碁 選手 (ジュビロ磐田) インタビュー

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EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会

男女ともに、中国、日本、朝鮮民主主義人民共和国、韓国の4チーム総当りによるリーグ戦で東アジアサッカーの頂点を競います。12月8日(金)から16日(土)まで、男子は味の素スタジアム(東京)、女子は千葉市蘇我球技場(フクダ電子アリーナ/千葉)で行われます。

▼チケット好評発売中!
12月16日(土)の試合当日、スタジアムで当日券を販売します。また、主要コンビニエンスストアおよびプレイガイドによるオンライン販売も、第2試合キックオフ1時間後(20:15頃)まで実施します。

 

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