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第26回全日本高等学校女子サッカー選手権大会がいよいよ開幕~前回大会プレーバック~
2017年12月19日
第26回全日本高等学校女子サッカー選手権大会が12月30日(土)に兵庫県で開幕。出場32チームが決勝を目指し戦います。ここでは前回大会の模様を振り返ります。
今大会と同様に12月30日(土)から兵庫県各地で開幕した第25回大会は、地域予選を勝ち上がった32チームがノックアウト方式で戦いました。
各地で熱戦が繰り広げられる中でベスト4に勝ち進んだのは、十文字高校(関東4/東京)、修徳高校(関東1/東京)、大商学園高校(関西2/大阪)、神村学園高等部(九州1/鹿児島)です。
ノエビアスタジアム神戸で行われた準決勝の第1戦は、十文字と修徳の東京対決となりました。試合は序盤から動き、8分、松本茉奈加選手がクロスに合わせて十文字が先制しましたが、2分後に修徳の杉下夏菜選手がクロスのこぼれ球をたたき込んで1-1の同点としました。その後は、互いにチャンスをつくり出しますがスコアは動かず、PK戦までもつれ込みます。両チーム全員が成功して迎えた9人目、修徳のキックが外れ、十文字が決勝進出を決めました。
第2戦は大商学園と神村学園が対決しました。序盤は、運動量を武器に神村学園が攻め込みますが、大商学園も体を張った守備でゴールを許しません。拮抗した試合は、後半に入っても互いにゴールネットを揺らせず、PK戦へ突入します。PK戦では、両チームGKが好セーブを見せる中で、3人が決めた大商学園が3-2で勝利しました。
十文字と大商学園による決勝は、十文字が序盤からペースを握りました。テンポ良くボールを動かし、チャンスをうかがうと、8分、12分と連続で大商学園のゴールを脅かします。さらに19分、松本茉奈加選手が抜け出してシュートを放ちますがゴールを割ることはできず、試合を折り返します。
後半に入り、前半シュート0本だった大商学園は久保田晴香選手を軸に攻め込みます。しかし、なかなか決定機をつくることができずにいると、61分、相手陣内でボールを拾った十文字が前線にボールを入れ、村上真帆選手がワントラップから左足を振り抜きます。ゴールまで30メートル近い距離がありましたが、シュートは大きな弧を描きながら左隅に決まりました。その後、大商学園も同点を狙いますが、十文字の守備陣が反撃を許さず、1-0のまま試合は終了。第26回大会は十文字の初優勝で幕を閉じました。
第26回全日本高等学校女子サッカー選手権大会
開催期間:2017年12月30日(土)~2018年1月7日(日)
会場:三木総合防災公園(兵庫県三木市)、五色台運動公園(兵庫県洲本市)、いぶきの森球技場(兵庫県神戸市)、しあわせの村(兵庫県神戸市)、神戸総合運動公園(兵庫県神戸市)
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