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第41回全日本少年サッカー大会が開幕! 1次ラウンド、各グループで熱戦
2017年12月27日
第41回全日本少年サッカー大会の1次ラウンドが12月26日(火)、鹿児島市のふれあいスポーツランドで始まりました。1次ラウンドは出場している48チームが4チームずつ計12グループに分かれて戦い、ラウンド16への出場を目指して戦います。26日(火)は1次ラウンドの第1戦と第2戦が行われました。
グループIではサガン鳥栖U-12(佐賀)と柏レイソルU-12(千葉)が対戦。ゴール近くでのプレーが多い熱戦となりましたが、両チームともに身体を張ったディフェンスでピンチを跳ね返し、ロースコアの試合を展開。増崎康清選手のゴールを守り抜いたサガン鳥栖が勝ちました。サガン鳥栖は2戦目のFCレスター(岐阜)との試合でも攻守が噛み合って白星を飾り、2連勝となりました。
グループCではフォルツァ松本Jr(長野)とSSS FC(山口)のゲームが白熱した展開に。フォルツァ松本はFKのこぼれ球に中平遥選手が詰めて先制。SSSは序盤こそ流れをつかめませんでしたが、後半に入るとセットプレーやコンビネーションの中からチャンスをつくり、藤井蒼斗選手が同点ゴールを挙げました。その後もお互いに好機を迎えますが、両GKが好セーブを見せ、1-1で引き分けました。
また、グループDでは細かなパスワークでボールを動かしたリオペードラ加賀FC U-12が2戦2勝。吉丸凌平選手のゴールや、チームディフェンスも機能して優位にゲームを進めました。グループFはサンフレッチェ広島F.Cジュニア(広島)が高い攻撃力を発揮して2連勝を飾りました。岡本敬大選手が積極的にシュートを狙ったほか、ボールに多くの選手が絡み、2試合で10ゴールを挙げました。
グループGは大宮アルディージャジュニア(埼玉)が2試合ともに快勝。第1戦でハットトリックを記録した古川大洋選手は、第2戦の鳥取KFC U-12(鳥取)戦でも2ゴールを挙げ、2試合で5得点をマークしています。
27日(水)も同会場で1次ラウンドの第3戦が行われ、各グループの1位と、2位チームの中での戦績上位チームが同日午後に開催されるラウンド16に進みます。
選手コメント
大江樹 選手(鹿島アントラーズつくばジュニア/茨城県代表)
初戦では相手チームの足下の技術が上手かったので、守備のやりづらさはありましたが、みんながハードワークしたのでいい守備ができました。サイドの選手がオーバーラップしてサイド攻撃ができるのが自分たちの良さです。サイドを使えて、クロスを多く入れることもできました。自分たちの目標は優勝です。チーム一丸となって、ゴールを決めていきたいと思います。
石川丈慈 選手(栃木SCジュニア/栃木県代表)
守備で素早くプレッシャーを掛けて、素早く点を取るという自分たちの良さを出していけました。第1戦ではチームとして得意としているプレーを出して、多くの点を取ることができたと思います。攻撃では(阿部敢汰選手と)普段から練習でやっているので、いいコンビネーションを出せました。このあとの試合も、同じような内容の試合をしていって、また勝ちたいです。
米田百花 選手(SSS FC/山口県代表)
2試合とも全体的に後半はいいプレーができていましたが、前半は硬かった部分が多かったです。全国大会という硬さや緊張もあったと思います。今年のチームの良さは、みんなが謙虚に良く走れるところ。大事な場面でもしっかりと自分のやるべきことをできるチームです。次の試合では前半で失点しないようにして、逆に自分たちが前半で先制点を取れるような戦いができればと思います。
吉丸凌平 選手(リオペードラ加賀FC U-12/石川県代表)
練習でやってきた内容をそのまま出せていると思います。チームは足下でしっかりとボールを動かせるサッカーをやってきました。手応えはありますが、まだやれると思います。リオペードラは足下に重点を置いていますが、第3戦の相手も足下にこだわっているチームとの対戦になるので、とても楽しみです。目指すのは優勝です。チームで思いやりを持って、個人だけじゃなくてチームでプレーしていきたいです。
JFA-TV
1次ラウンド第1節
1次ラウンド第2節
第41回全日本少年サッカー大会
競技期間:
2017/12/26(火)~2017/12/29(金)
会場:
1次ラウンド・ラウンド16 鹿児島ふれあいスポーツランド(鹿児島県鹿児島市)
準々決勝 鹿児島県立鴨池補助競技場(鹿児島県鹿児島市)
準決勝・決勝 鹿児島県立鴨池陸上競技場(鹿児島県鹿児島市)
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