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全国47都道府県サッカー協会から総勢54名の参加のもとJFAキッズミーティングを開催

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2018年01月30日

全国47都道府県サッカー協会から総勢54名の参加のもとJFAキッズミーティングを開催

1月27日(土)から28日(日)の2日間にわたって、JFAハウス(東京都文京区)にて全国47都道府県サッカー協会から総勢54名の参加のもとJFAキッズミーティングが開催されました。

今回のミーティングでは、これまでのキッズプロジェクトの活動を確認するとともに、キッズ活動の3本柱であるキッズリーダー養成、フェスティバル、巡回指導に加えキッズエリートの好事例や課題についてディスカッションしました。活動の地域を越え、参加者の熱心な姿勢、前向きな意見によって、中身の濃い話し合いとなりました。

また、JFAより今年度のキッズ関係事業や女子・障がい者・グラスルーツ等の情報を共有し、最後に「サッカーを愛する仲間=サッカーファミリーが1,000万人になる」という2050年の約束(JFA2005年宣言)の実現に向かって、力を結集し取り組んでいくことを確認。全ての活動に「心をこめて」というメッセージと共に、次への一歩を踏み出すための有意義なミーティングとなりました。

JFAキッズプロジェクトコメント

皆川新一 さん(JFAキッズプロジェクト)
初日はキッズエリートプログラムの活動と指導者の質の向上にフォーカスしました。キッズ年代の子ども達はプレーしながらサッカーを学んでいきます。それに関わる指導者には、子どものプレーを観察して、同時に伝達していくことが求められます。指導者自身が学ぶことを継続し、ライセンス取得に意欲をもち、サッカー理解を深めていくことこそが、観察する眼を養い、伝達の質を高めていく最善の手段だと伝え、また各サッカー協会においてそれぞれの活動に関わる指導者の研修を重ねていくことをお願いしました。2日目は、巡回指導にフォーカスしました。2017年度よりTOYOTA協働事業としてTOYOTAの社員の方が巡回指導に関わる活動も始まりました。それにより課題であった人材不足を補い、活動を拡げているFAも沢山ありました。今回同テーマではパネルディスカッションという形で、各サッカー協会の代表者が登壇し、活動状況や地域ごとの好事例、課題などの話をしてくれました。JFAキッズプロジェクトのメンバーがファシリテーションする中で活発なディスカッションがなされ、多くの方が発言、発表することで、ミーティングへの参加姿勢が受け身にならず積極的になってもらえ、有意義なアクティブラーニングとなりました。

〝プレーヤーズファースト〟夢を持つ子ども達の為に、その場その場を「心を込めて」取り組むこと、そのメッセージを参加した全員で共有できたことは、本当に良かったと思います。ありがとうございました。

参加者コメント

市川友一 さん(青森県サッカー協会)
子どもたち一人一人が「楽しく夢中」になってもらう為に、15名いたら15名別々の基準を持つことの重要性を再認識、確認することができました。その為にもFUN(楽しみ)&Quality(質)を50%50%でなく、常に両方を共に考え、危機感を持って常に向上出来るような環境を目指していけるようにしたいです。活動を活性化させる為にはどうするか、私自身も質だけでなく、「資質の向上」を目指し、日頃の活動に対する自信が過信にならないよう、小さな一歩を「心をこめて」実施出来るように心がけていきたいと思います。

横森潔 さん(山梨県サッカー協会)
山梨サッカー協会では、キッズ活動において、YFAアカデミーとして県内6地域(7教室)でスクールを展開し、他種別と連携して山梨中銀スタジアムでイベントを開催しています。また、総合学科の高校と連携し、保育ユースやスポーツユースの学生を対象としたリーダー養成講習会を実施し、フェスティバルのサポートスタッフとしても関わってもらうなど工夫しています。キッズプログラムを展開するにあたり、発足当初と周囲の環境が大きく変化し、関わる人の資質向上や内容の充実が求められる中で、他のFAの皆様と情報交換できることが自県で活動する上で、大きな力になっています。

伊達洋介 さん(大分県サッカー協会)
大分サッカー協会では、Jクラブと蜜に情報共有することで、キッズエリート活動にクラブからスタッフを派遣してもらえるようになり、マンパワーを確保することが出来るようになりました。今回のミーティングではそんなキッズエリートやキッズリーダーインストラクターといった近年あまり挙げられていなかったテーマを議論することで、今後の取組に対する課題を意識することができました。また、ディスカッションのグループも地域ごとでなく、シャッフルした上に初日~2日目でグループが変わったことで、多くのFAの方とコミュニケーションが取れ、各地の好事例や課題を共有することができ、良い刺激となりました。

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