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フットサル日本一を決する全日本フットサル選手権大会 3/2(金)開幕!
2018年02月21日
日本一のフットサルクラブを決する第23回全日本フットサル選手権大会が、3月2日(金)に開幕します。Fリーグに加盟している12チームに加え、全国の地域予選を勝ち抜いた14チームの計26チームが出場します。1次ラウンドではFリーグ上位2チームを除く24チームを、4チームずつ6つのグループに分けてリーグ戦を行い、各グループ1位がノックアウト方式で行われる決勝ラウンドに進出します。その決勝ラウンドは、第12回大会以来11年ぶりに駒沢オリンピック公園総合運動場体育館に舞台を移し、3月9日(金)から11日(日)まで行われます。
全日本フットサル選手権大会は、Fリーグクラブと地域代表チームがタイトルを懸けて戦う唯一の大会です。過去3度の優勝を経験し、フットサル元日本代表の市原誉昭氏は大会の印象について「地域代表チームが10回中1回勝てるかどうかという可能性でも、それが起こる。何が起こるか分からない大会」と語ります。
第14回大会では、地域代表チームのFUGA MEGURO(現フウガドールすみだ)がFリーグクラブを破る番狂わせを起こし、優勝を果たしています。しかし、第14回大会以降は、Fリーグ勢の優勝が続き、第20回大会からは決勝ラウンド進出チームをFリーグクラブが独占しています。昨年の第22回大会では、Fリーグのチームが地域代表チームに1度も負けることなく、1次ラウンドを突破しました。
今大会には、地域予選で強さを見せた名古屋オーシャンズサテライト(東海1)、関東リーグを初制覇したPSTCロンドリーナ(関東2)などの力ある常連チームに加え、広島エフ・ドゥを破った広島大学体育会フットサル部(中国)などの新たなチームも出場します。劣勢が続いている地域代表チームですが、Fリーグをどこまで追い詰めることができるか注目です。
市原氏が「全日本選手権は良い選手を認めてくれる場」と語るように、新しい選手を発掘できる場でもあります。大会を経験し、Fリーグや日本代表まで登り詰めた選手も多くいます。小曽戸允哉選手(シュライカー大阪)や、諸江剣語選手(フウガドールすみだ)も地域チームでのプレーが目に留まり、Fリーグクラブに移籍、日本代表まで選出されました。新たなスターとなる選手が出てくるのかも、大会の見どころの一つです。
市原氏自身もこの大会でフットサルに魅了され、サッカーから転身した一人です。「フットサルといえば全日本選手権。選手たちには特別な思いを持って試合をしてほしい」と市原氏。フットサルシーズンを締めくくる大会で、新しい歴史をつくるのはどのチームなのか。第23回全日本フットサル選手権大会をお楽しみください。
第23回 全日本フットサル選手権大会
1次ラウンド
大会期間:2018年3月2日(金)~4日(日)
会場:静岡県/エコパアリーナ、大阪府/岸和田市総合体育館、兵庫県/グリーンアリーナ神戸
決勝ラウンド
大会期間:2018年3月9日(金)~11日(日)
会場:東京都/駒沢オリンピック 公園総合運動場体育館