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第23回全日本フットサル選手権大会 前回大会を制した佐藤亮選手(シュライカー大阪)が連覇への意気込みを語る

2018年02月27日

第23回全日本フットサル選手権大会 前回大会を制した佐藤亮選手(シュライカー大阪)が連覇への意気込みを語る

フットサルの日本一を決する第23回全日本フットサル選手権大会が3月2日(金)に開幕します。昨シーズン、Fリーグと全日本フットサル選手権の2冠を達成したシュライカー大阪。今回は、キャプテンとしてチームをけん引した佐藤亮選手に、大会の思い出や、今大会に懸ける思いを聞きました。佐藤選手は2月26日(月)に2017/18シーズンをもって現役を引退することを発表しています。

※このインタビューは2月1日(木)に実施しました。

佐藤亮選手インタビュー

個人的に4度の優勝を経験していますが、印象に残っているのはFUGA MEGURO(関東1/現フウガドールすみだ)で優勝した2009年大会です。あの大会ではFリーグでも上位のバルドラール浦安とデウソン神戸、そして名古屋オーシャンズと対戦して優勝することができました。いずれもFリーグでも上位の3チームですが、Fリーグのチームを倒して個人的にさらなるステップアップを目指して挑んだ大会でした。

特に決勝で対戦した名古屋オーシャンズは当時、シュライカー大阪の前監督の木暮賢一郎さんも選手としてプレーしていて、圧倒的な力でFリーグを制していました。誰が見ても地域リーグに所属するFUGA MEGUROとは力の差があったと思いますが、そんな相手から勝利を収めて優勝できたのは特に思い出深いですね。

全5試合で得点も決め、出来過ぎじゃないかというぐらいの内容で、今でもその後の自分の人生を変えた大会だったと思っています。まさに僕のキャリアの分岐点になった大会でしたし、あの年の全日本選手権がなければ、僕は多分フットサル選手としてのキャリアを歩んでいなかったと思います。あの大会でのプレーを見て、シュライカー大阪に声をかけてもらったことで、自分のプロ選手としてのキャリアがスタートしました。

今シーズンが始まる前に掲げた目標は、オーシャンカップ、AFCフットサルクラブ選手権、Fリーグ、そして全日本選手権の4つの大会で優勝でした。残された最後のタイトルは何としても取るというモチベーションをチーム全員が持っています。全日本選手権は短期決戦で、どんどん試合が続くので、チームとしてのマネージメントも大事になります。今大会では地域リーグの代表として、名古屋オーシャンズサテライトのようにFリーグの下部組織のチームも出てきます。よりハングリーで野心を持った相手に対して、僕らはディフェンディングチャンピオンとして受けに回るのではなく、Fリーグのチームとしてアグレッシブに戦う必要があると思っています。ジャイアントキリングを狙って来るチームに対して、取りこぼさないように戦う難しさはありますが、僕はFUGA MEGUROでFリーグ勢に挑む立場も経験していますからね。相手の挑戦を受けるのではなく、僕らシュライカー大阪がチャレンジャーとして全ての試合に挑まなければいけません。

昨年、2冠を手にしたことで、今シーズンに関してはシュライカー大阪を応援してくださる皆さんにとっても期待値が高かったと思いますが、残念ながら結果が付いてきませんでした。Fリーグのプレーオフでもいい試合は見せられましたが、結果として優勝はできませんでした。今シーズンの最後をいい形で締めくくれるように、最大で6試合になりますが全試合でいい結果を出すつもりです。シーズン途中に監督が替わるという珍しい状況で難しさもありますが、逆に新鮮な気持ちで挑めますし、比嘉リカルド監督の就任後、最初の大会なので、これからよりいいイメージを持って戦うためにも必ず勝たないといけない。比嘉監督の下、新しいシュライカー大阪の良さや魅力を皆さんに届けられるように、そのためにも優勝を目指してしっかりと取り組むつもりなので、是非、応援してください。 

第23回 全日本フットサル選手権大会

1次ラウンド
大会期間:2018年3月2日(金)~4日(日)
会場:静岡県/エコパアリーナ、大阪府/岸和田市総合体育館、兵庫県/グリーンアリーナ神戸

決勝ラウンド
大会期間:2018年3月9日(金)~11日(日)
会場:東京都/駒沢オリンピック 公園総合運動場体育館

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