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スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラム 南米・日本 U-21サッカー交流 活動レポート:大使館訪問及びガールズフェスティバル講義
2018年03月24日
南米・日本 U-21サッカー交流大会が3日目を迎えました。
プログラム2日目の3月22日(木)は山本昌邦団長が大使館を訪問し、大使館公邸での昼食会に出席しました。
大使館からは特命全権大使の石田直裕閣下、参事官の伊坂剛氏、政務・広報文化担当の笠井亮太郎氏がご出席されました。昼食会は終始和やかな雰囲気の中で行われ、来年は日・パラグアイ外交関係樹立100周年を迎えることから、サッカーの交流を通じて両国の友好関係を更に深めようと、意見交換が行われました。
プログラム3日目の3月23日(金)には、翌日開催予定のガールズフェスティバルに向けた事前講義が実施されました。
講義には、パラグアイサッカー協会に所属する女性指導者が10名、パラグアイのクラブチームに所属する関係者が10名、チリサッカー連盟の女性指導者が1名、ウルグアイサッカー協会の女性指導者が1名参加し、山口小百合ナショナルトレセンコーチの講義を熱心に聞いていました。講義中は、フェスティバルに関する質問が多く飛び、受講者の関心が高いことがわかりました。
なお、本日開催された試合の結果は以下の通りです。
第1試合:U-21パラグアイ代表 1-1 (1-1, PK: 5-6) U-21チリ代表
第2試合:U-21 日本代表 3-3 (2-1, PK: 4-1) U-21ベネズエラ代表
コメント
バエス ミリアム さん(パラグアイサッカー協会女子部)
このような素晴らしい機会を与えていただき、感謝しております。なかなかプロの指導者のお話を聞く機会がないので、大変貴重な経験になりました。この講義を通して、楽しく指導することの大切さを学びました。その楽しい気持ちをいかに他人に伝えるかが今後のポイントになるかと思います。今回のような講義を今後もっとパラグアイで開催してほしいです。
クエバス イルマ さん(グアラニクラブ/パラグアイ)
今回の講義は私にとって、指導者として初めての講義となり、大変勉強になりました。子どもたちの様々なレベルや、年代に合わせて異なる指導方法を実施するというのは新鮮な考え方だと思います。また、相手に対してリスペクトの気持ちを持つことや、ゲームの中でいかにモチベーションをあげるかといったこと、つまり、スポーツを通して多くの知識を教えられるということを学びました。さらに、今回指導者に配布された資料の中には、フェスティバルで実施する指導内容が詳細に説明されており、大変わかりやすかったです。いち早く日本のレベルに追いつくためにも、現在のパラグアイ女子サッカー界において、このような取組を低い年代から始めることが大事だと思いました。
ルッカ ヴァレリア さん(アウダック イタリアーノ/チリ)
今回の講義を通して、様々な環境のもとで指導者として活躍している方々と交流をすることができました。また、講義内容の中には、今までに学んだことのない、新しい内容が盛り込まれており、大変勉強になりました。さらに、子どもたちには、実技を教えるだけでなく、頭を使わせることも大切だということを改めて認識しました。これらの知識を、今後是非自分の生徒に教えていきたいと思います。フェスティバル当日が大変楽しみです。
「スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)」とは
スポーツ・フォー・トゥモローは、2020年に行われる夏季オリンピック・パラリンピック競技大会を東京に招致する際、IOC総会において安倍晋三首相が発表したことをきっかけに始まった日本政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業です。2014年から2020年までの7年間で、開発途上国をはじめとする100カ国以上・1000万人以上を対象としたあらゆる世代の人々にスポーツの価値を広げていく取組みです。
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