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JFAアカデミー今治 2期生が海外遠征を実施

2018年04月19日

JFAアカデミー今治 2期生が海外遠征を実施

JFAアカデミー今治2期生(中3)は、3月27日(火)から4月4日(水)までの9日間、スペインバルセロナ地方へ遠征しました。遠征では「MIC football 2018' 地中海国際サッカー大会」に参加し、試合を通じて日頃のトレーニングの成果を試しました。

また、バルセロナ市内観光では、サクラダファミリアやカンプ・ノウスタジアムを見学しました。海外選手との対戦や、観光を通じて海外の文化や慣習、世界の女子サッカーのレベルを体感するなかで、改めて日本の文化の良さや、自分たちの今後伸ばしていくべき課題への気づきを得ました。

多くの方々からのご支援を受けて実施できた今回の遠征での経験を、今後の活動に生かすとともに、成長した姿をもって感謝の気持ちを示していく気持ちを新たにしました。

アカデミー生コメント

川﨑和音 選手(FC今治ひうちレディース/中3:2期生)
私はこの大会で感じたことが沢山あります。まず日本を代表して海外での大会に参加できたことに感謝しなければならないということです。数え切れないほど多くの人たちのおかげでこの遠征に参加することができました。当たり前ではないことを理解することが大切だと思いました。サッカーの面では外国選手との違いを感じました。体が大きく、当たりやスピードなど世界の強さを感じ、まだまだやらなければならないことが沢山あるなと思いました。そして何よりメンタルの強さを感じました。数少ないチャンスを決めきる力や、競り合いにも恐れることなくプレーしていました。私はボールから逃げてしまったり、身体を相手にぶつけることを避けてしまうことが多くあり、見習って思い切りプレーできるようになりたいと強く感じました。最後にサッカーの楽しさと仲間についてです。大会を通じて15人が一つにまとまり、この気持ちはプレーしている私たちにしか分からない!と思えるくらい心からサッカーが楽しいと思えました。

丸尾日奈子 選手(F.Cコーマレディースアザレア/中3:2期生)
今回のスペイン遠征で私が学んだことは大きく2つあります。1つ目はサッカーの面で体が大きく、スピードがある海外選手相手でも、足元の技術は通用するということです。この部分は日本人の良さでもあると思うので、今後も伸ばしていきたいです。2つ目はなでしこらしさについてです。遠征の中で明るさをもって、海外の選手たちとも仲良くなれたり、試合の中では相手選手とお互いをリスペクトし合い全力でプレーできました。しかし外国の文化が自由な雰囲気だからといって、ホテルや公共の場で騒いでしまうことなどがあったので、時と場合に応じて態度に気を付けないといけないことも感じました。今回の遠征では15人全員で学ぶこと、楽しむことが出来て良かったです。

佐藤千優 選手(FCバイエルンツネイシレディース/中3:2期生)
遠征中のオフザピッチの面では、-7時間の時差があったり、試合に向け100%のコンディションに持っていくのが大変でした。しかし、やるからには全力でプレーしたいと思い、遠征中は食事の量をたくさんとるようにしました。スペインでは主食から違い、私たちが好んで食べられるものは少なかったですが、例えばサラダなども食べやすいようにドレッシングを工夫したりしました。そのためか1試合目より2試合目の方が体が動くようになっていきました。オンザピッチでは、日本人と外国人とのコミュニケーションの差を感じました。パスを要求する声や、ファールやマイボールに対するアピールの声は日本では聞かないくらい大きい声でした。私たちはプレーが上手くいかなくなるとすぐにしょげて声が出なくなります。それが余計にうまくいかなくなる原因だと思います。だからそんな時こそ味方同士、声を出し合って解決していきたいと思いました。この経験を生かして、アカデミー今治として出場できる次の大会、J-GREEN堺フェスティバルでは優勝したいです。

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