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中国サッカー協会から研修団が来日
2018年06月05日
中国サッカー協会副会長兼中国スーパーリーグのチェアマンを務めるLi Yuyi氏を含む中国サッカー協会職員の7名が、2018年5月15日(火)から5月22日(火)の一週間来日しました。
今回の来日では、JFA、Jリーグ、都道府県協会の様々な事業の取り組みに関する話を聞き、意見交換を行うことで、中国サッカー協会の更なる発展に繋げることを目的とした視察・研修となりました。
JFAハウスでは、「情報システム+登録システム (Kick-offシステム)」、「JFAと各都道府県協会との繋がり」、「男女ユース育成システム」、「指導者養成」、「レフェリー」について各関連委員/部署の担当者より説明を受けると共に、Jリーグからは国際戦略について話を聞きました。更に静岡県サッカー協会を2日間訪問し、県協会の事業の説明を受けるとともに、静岡県が指定管理を行うエコパアリーナや、県トレセン、県協会主管の大会等を視察しました。
コメント
Mr. Li Yuyi 中国サッカー協会副会長兼中国スーパーリーグチェアマン
今回の来日は、私が中国サッカー協会の副会長となり初めての海外視察となりました。来日中はJFAの協力の元、非常に実りある講義を受けることや視察を行うことができ、また同時にとても良い意見交換の場にもなりました。今回日本で経験したことや学んだことを中国に持ち帰り、中国サッカー協会をより良い組織にし、日本サッカー協会とともにアジアのサッカーを盛り上げていきたいと思います。
Mr. Li Chengpu IT&登録部門 部長
今回の視察では、私が中国サッカー協会で担当を務め、これからシステム開発を行っていく新たな登録システムについて学ぶことができ、非常に充実した来日となりました。JFAのKick-offシステムはとても先進的であり、引き続きJFAと意見交換を行いながら中国でこの様なシステムを構築していきたいと思います。選手、指導者、審判など全ての登録者を国のサッカー協会が管理しながら、各都道府県サッカー協会とも強い結びつきがあることを学び非常に参考になりました。
Mr. Wang Xinluo 女子育成部門 副部長
日本での視察では、様々なことを学ぶことができ、非常に充実した時間になりました。JFAで様々な取り組みに関しての講義を受けるとともに、静岡県サッカー協会のトレセン活動などを視察したことで日本の育成の取り組みについての理解が増し、今後中国でもこの様な事業を取り入れて中国サッカーの強化に繋げていきたいと思います。