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女子GKセレクションキャンプ、三日間の活動を終える

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2018年07月02日

女子GKセレクションキャンプ、三日間の活動を終える

6月29日(金)にスタートし、28名の選手たちが時間をともにした女子GKセレクションキャンプも、あっという間に最終日を迎えました。2日目からはU-15、U-12に分かれてそれぞれ基本姿勢やキャッチング、ステッピングなどのメニューをこなしながら、最後はゲームで締めくくるトレーニングを実施しました。2日目午後は雷雨の影響でトレーニングが中止となりミーティングを行いましたが、ここまで学んだことの確認と、選手同士活発にコミュニケーションをとる機会となりました。最終日は朝から気温が30度を超える厳しい環境でしたが、選手たちは集中してトレーニングを行いました。

キャンプにチャレンジしようと応募し、参加した28人のGKたち。限られた時間のなかでも、トレーニング、プログラム、ピッチ外での時間を通して成長した姿を見せていました。選手たちはそれぞれの活躍と、また再開することを誓い合い、帰路につきました。

コーチ・選手コメント

轟奈都子 コーチ(ナショナルトレセンコーチ)
今回は約70名の応募があった選手の中から小学生13名、中学生15名の選手を選出し、女子GKセレクションキャンプを行いました。

このような活動に初めて参加する選手が大半で、集合時には緊張した面持ちの選手が多く、少し硬さもみられましたが、最初のミーティングで、より充実したキャンプにしていくために「ミスを恐れず積極的にトライすること」「このキャンプに参加している選手として自覚を持って行動すること」「体調管理に気を配ること」を選手たちと確認し、ピッチに出てウォーミングアップを行ううちに緊張もほぐれていきました。その後もトレーニングやミーティングなど様々なプログラムを実施するなかで選手たち同士でも積極的にコミュニケーションをとる姿が多くみられ、選手たちの笑顔も増えていきました。

トレーニングでは小学生年代と中学生年代の選手に分かれて攻撃参加やシュートストップのトレーニングを行いました。GKを初めて経験する選手やGK経験の少ない選手も含め選手みんながそれぞれのトレーニングに一生懸命前向きに取り組み、たくさんトライするなかでGKとしてのテクニックの理解を深め、成長していく姿が多くみられました。

またミーティングでは初日に自己紹介やGKプレーについてのレクチャーを行い、2日目にはトレーニングの振り返りとGKプレーの分析をグループワークで行いました。ここでも選手たちは積極的に取り組み、人前で話すことや意見を伝えあい、まとめて発表するにことにトライし、GKのプレーについての理解を深めることができました。初日の夜のミーティングの最後にはスーパー少女プロジェクト1期生でもある菅原コーチから選手たちへ話もしていただき、とても貴重な時間になったのではないかと感じています。

3日間という時間のなかでも、オンザピッチ・オフザピッチ両面で選手たちの成長を感じられる場面が多々ありました。選手たちにはこのキャンプで理解を深めトライしたGKについてのことやオンザピッチ・オフザピッチの両面で学んだこと・感じたこと・気づいたことを今後の活動に生かしさらなる成長につなげてもらいたいと願っています。

今回のキャンプに関わってくださった関係者の皆さま・応募してくれたすべての選手に感謝申し上げます。

大熊茜 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15)
今回のキャンプは、私にとってとても良い経験になりました。初日は緊張していてあまり体が動かなかったのですが、徐々に他の選手と仲良くなり、緊張がほぐれていきました。2日目の午前は主に基本姿勢についてトレーニングをし、教えてもらったことをプレーで発揮できたと思います。午後のミーティングでは、トレーニングを振り返り、意見などを出し合って、わからなかったことを学ぶことができました。3日目のトレーニングではシュートストップをし、初めはしっかりボールを掴むことができなかったけれど、徐々にボールを掴むことができるようになりました。また、このキャンプで仲間とコミュニケーションをとったり、オンザピッチ、オフザピッチの切り替えの大切さを学び、チームに帰ってもしっかりと行いたいと思います。

楠さやみ 選手(セレッソ大阪堺アカデミー)
私はGKの経験がなく、このキャンプに参加しました。初めは、うまくいくか不安がありましたが、仲間と話していく中で仲良くなり、トレーニングでも慣れてくるとリラックスしてトレーニングを行うことができました。2日目の午後は雷雨でトレーニングが中止となり、実際に体を動かすことができず残念でしたが、ミーティングを行い、細かい部分を学ぶことができました。また、オフザピッチの部分についても、睡眠や食事、体のケアの大切さを学びました。ピッチ外でどれだけ良い準備をするかで良いパフォーマンスにつながると感じたので、これから意識していきたいと思います。

田中咲希 選手(Football.Club.Waragoma)
私はこのキャンプを通して、準備の大切さをあらためて感じました。これまでトレーニングの前の時間など、体の準備までできていませんでした。これからは空いている時間でも、自分の体のことをもっと考えていきたいです。技術面では、基本を大切にしてどんなプレーも一回一回、良かった点や直した方が良い点を考えながらプレーしていきたいです。食事でも、好き嫌いをせず、自分の体を作るという気持ちで食事をとりたいです。素晴らしい環境でサッカーができ、本当に良かったです。これからもこの経験を活かして、続けていきたいと思います。

垣本茉奈香 選手(パルセイロ稲美フットボールクラブ)
このキャンプに参加して、初めはとても緊張していましたが、仲間と話したり、協力したりしていくうちに緊張がほぐれ、キャンプを楽しむことができました。3日間を通してGKの基本を学ぶことができ、また、フィジカル測定などを通してこれから練習しなければいけない課題もみつかりました。一緒にキャンプを過ごしてくれた仲間や、普段支えてくれる周りのみんなに感謝したいです。

スケジュール

6月29日(金) PM トレーニング
6月30日(土) AM/PM トレーニング
7月1日(日) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディション等により急きょ変更する場合があります。

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