ニュース
U-17日本代表 大会初戦を勝利で飾る!~第22回国際ユースサッカー in 新潟~
2018年07月15日
第22回国際ユースサッカー in 新潟 第1戦 vs U-17メキシコ代表
2018年7月14日(土) キックオフ時間 16:30 試合時間 90分(45分ハーフ)
五十公野公園陸上競技場(新潟県新発田市)
U-17日本代表 2-1(前半2-0、後半0-1)U-17メキシコ代表
得点
5分 小田裕太郎(U-17日本代表)
36分 染野唯月(U-17日本代表)
69分 失点(U-17メキシコ代表)
スターティングメンバー
GK:板橋洋青
DF:井上樹、成瀬竣平、丸山海大
MF:柴田壮介、小田裕太郎、岩本翔、井上怜、津久井匠海、馬場晴也
FW:染野唯月
サブメンバー
GK:鈴木彩艶
DF:井上航希、下川太陽、鷲見星河
MF:松橋優安
FW:栗原イブラヒムジュニア、若月大和
交代
36分 成瀬竣平 → 下川太陽
65分 津久井匠海 → 若月大和
72分 染野唯月 → 栗原イブラヒムジュニア
72分 井上怜 → 松橋優安
90+2分 小田裕太郎 → 鷲見星河
マッチレポート
第22回国際ユースサッカー in 新潟がいよいよ開幕しました。U-17日本代表は、強豪U-17メキシコ代表と初戦で対戦し、2-1で接戦を制し、幸先よく初戦を飾りました。メキシコ代表はFIFA U-17ワールドカップで3大会連続ベスト4以上の成績を収め、本大会も何度も優勝しており、トップチームもロシアFIFAワールドカップ2018で安定した力を発揮し、7大会連続ベスト16という素晴らしい成績を残しています。
全国的に気温が上がる猛暑日で新潟も32℃と厳しいコンディションの中でしたが、600人程の観客が見つめる素晴らしい雰囲気の中試合はスタートします。日本は初招集選手が多く緊張したのか、少しバタバタした立ち上がりで相手の気迫に押し込まれそうになりますが、しっかり守備面から対応すると、反撃に出た開始5分早速チャンスを活かします。左サイドでMF井上怜選手が奪い返し、粘り強く突破してクロスを上げると、上手く中央に入り込んできたMF小田裕太郎選手が上手くヘッドで合わせて先制点を奪います。その後は、反撃に出た相手に対して攻め込まれる時間が続きます。さすがメキシコならではの激しいボールへの寄せと球際で、日本は必死に食らいつきますが、ボールを奪っても焦ってすぐボールを失い、我慢の時間が続きます。14分と20分と左サイドで同じような位置からFKを与えると、勢いある相手に押されて共にヘディングシュートを打たれますが、GK板橋洋青選手が見事な反応を見せ、同点ゴールを与えません。さらに消極的なプレーが目立つようになると、31分決定的なピンチを迎えます。不用意なパスミスからカウンター攻撃を受けて、左サイドからのクロスをヘディングシュートで狙われるも、辛うじてゴールバーに救われます。跳ね返ったボールを再びクロスを上げられますが、このシュートは僅かに外れます。なかなかリズムを掴めない日本でしたが、再びワンチャンスを活かします。36分、DF丸山海大選手が前線にボールを入れるとFW染野唯月選手が思い切り飛び上がりヘディングシュートを放つと、飛び出してきたGKに競り勝ち、ボールはゴールに吸い込まれ追加点を奪います。前半はそのまま2-0で終了します。
後半は1点を返したい相手に対して日本も正面から対抗し、両チームとも球際で譲らず、白熱した試合展開となります。追加点を奪って試合を決めたい日本ですが、少しずつ疲れも見え始め、なかなか決定機を作れません。それでも守備陣は集中力を保ち相手の攻撃を防いでいましたが、69分、一瞬の隙を突かれロングボールの対応が遅れると、スピードに乗った相手FWをペナルティエリア内でファウルで止めてPKを与えてしまいます。これを豪快に決められ1点返されてしまいます。その後も相手がロングボールを放り込み、猛攻撃を仕掛けますが、体を張って凌ぐと、終盤には途中交代した2人がチャンスを作ります。MF松橋優安選手が左サイドを何度も得意のドリブルで仕掛け、中央でFW栗原イブラヒムジュニア選手に合わせますが、惜しくもシュートは外れます。時間を上手く使った日本は、そのまま2-1で終了し、大事な初戦を制しました。
次戦は15日(日)、U-17新潟選抜に0-4で敗れたU-17クロアチア代表と対戦します。
選手コメント
GK #12 板橋洋青 選手(サガン鳥栖U-18)
今回の遠征メンバーに招集されて、U-17日本代表としての誇りを持って戦う覚悟はできていたので、凄く嬉しかったですし、今の自分にできることをやろうと思いました。これまでのトレーニングで感じたことは、最後の最後まで体を張ってゴールを守る大事さです。キックの精度はまだまだ改善していかないと足りないと感じました。本日の試合については、初戦ということで少し緊張していましたが、いつも通りプレーすることができました。自分にできることを最大限トライしようと、コーチングであったり、試合中の関わりだったり、こだわってやれていたと思います。しかし、ひとつのミスや消極的なプレーで相手が勢いづくことは、最大限気をつけて改善しないといけないと強く感じました。同じ所属チームの西村洸大選手が、怪我で離脱したので、彼の分まで戦えたと思います。今日の試合であったことをしっかり整理してから明日の試合に挑みたいと思います。良かったところ・悪かったところはっきりしたので修正して挑みたいです。
DF #13 丸山海大 選手(東福岡高校)
今回初招集で、選ばれたことは凄く嬉しく思います。この機会を自分のものにして、今後も継続して代表に選ばれるようにアピールしたいと思います。これまでのトレーニングでは、プレスの速さ、球際の強さ、技術の高さを肌で感じ、日々身をもって体感することができました。自分がこれまでプレーしてきた以上のことが要求されるので、常にレベルアップしていると実感しています。特に、プレスの速さと勝ちへのこだわりは本当に意識して取り組んでいます。今日の初戦は、前半点を取ることができて、優位に試合を進めることができたと思います。個人としてはミスが多く、消極的なプレーがあったので、もっと前向きにチャレンジしていこうと思います。アシストできたことも良かったと思います。後半は押し込まれるシーンが多く、PKを与えて失点してしまったのですが、攻撃陣がしっかりゴールを決めてくれていたので勝てたと思います。チームメートに本当に感謝しています。この遠征では、世界と戦える技術やメンタル、フィジカルの部分で多くのことを吸収して、必ず優勝できるようにチームに貢献したいと思います。
MF #8 小田裕太郎 選手(ヴィッセル神戸U-18)
今日の試合は序盤から相手に押されこまれながらも、先制点、追加点を取ることができたのは良かったです。そして、苦しい時間帯でもトレーニングから意識して取り組んできた球際の部分で相手に勝つことができたことが大きかったです。個人的には相手の嫌なポジショニングをとること、周囲との関係性は良くできたと思いますが、3点目を取れた場面もあったので、そこでチームを楽にさせられなかったことは課題として反省しています。残り2試合、得点に積極的に絡んで、連勝して優勝して終わりたいです。
FW #11 染野唯月 選手(尚志高校)
今回、初めてU-17日本代表に選ばれて嬉しく思います。初招集なので、積極的にチャレンジしようと思っていたので、トレーニングからシュートや裏への飛び出しを意識していた結果、充実したトレーニングを積むことができました。スタッフから厳しいアドバイスも多く貰いますが、成長できる言葉として受け止めています。今日のU-17メキシコ代表戦では、強豪国ですし、得点にこだわっていたので、どんな形であろうと点を取れたのは嬉しく思います。しかし、アドバイスを貰っていたDF背後への飛び出しはあまり効果的にできていなかった課題は見つかりました。今大会は、誰よりも点を取ることを意識して取り組んでいきたいです。この遠征で学んだことは、試合の進め方や相手によっての戦い方を考えてプレーしていかないといけないことです。次戦のU-17クロアチア代表戦に勝利しなければ、優勝はほぼないと思いますので、必ず勝ちたいと思います。
スケジュール
第22回国際ユースサッカー in 新潟 | ||
---|---|---|
7月14日(土) | 2-1 | 第1戦 vs U-17メキシコ代表(五十公野公園陸上競技場) |
7月15日(日) | 16:30 | 第2戦 vs U-17クロアチア代表 (スポアイランド聖籠) |
7月16日(月・祝) | 15:50 | 第3戦 vs U-17新潟選抜 (デンカビッグスワンスタジアム) |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※村上陽介(大宮アルディージャユース)、當麻颯(ガンバ大阪ユース)、藤原優大(青森山田高)、西野太陽(京都橘高)の各選手が、トレーニングパートナーとして練習のみ参加します。
第22回国際ユースサッカー in 新潟
大会期間:2018/7/14(土)~7/16(月・祝)
大会情報はこちら
関連ニュース
最新ニュース
- JFA 2024/11/22 2024年度 JFA第12回理事会を開催
- JFA 2024/11/21 【不服申立委員会】 2024年11月21日付 公表
- JFA 2024/11/21 【裁定委員会】 2024年11月21日付 公表
- 選手育成 2024/11/21 バイエルン・ミュンヘンへ短期留学 JFAとアディダスによる育成年代の選手を対象としたプロジェクト「育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD」~2024年度 第三弾が始動~
- 大会・試合 2024/11/21 決勝(11/23)チケット当日券の販売について 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 大会アンバサダー三笘 薫 選手・CFCと協働 子どもたち30名ご招待