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アカデミー福島男子 12期生2年目の生活 〜JFAアカデミー福島男子 スタッフ通信Vol.1

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2018年07月26日

アカデミー福島男子 12期生2年目の生活 〜JFAアカデミー福島男子 スタッフ通信Vol.1

JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートの育成を目指して日々活動しています。

今回からスタートするJFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動をお伝えできればと思います。

今月のJFAアカデミー福島(男子)のレポートを担当するのは藤代隆介コーチです。

静岡県1部リーグ

JFAアカデミー福島(男子)第1回スタッフ通信の担当の藤代です。12期生(中2)の担当コーチをしています。

12期生(中2)は現在、静岡県1部リーグに所属しています。11期生(中3)がU15東海リーグに所属しており、そのセカンドチームとして参加をしています。そのため、試合相手のほとんどは学年が一つ上のチームになります。

リーグ戦は今年の2月から始まり現在後期4節に入りました。(7月26日時点)前期の試合では、ほとんどのチームにスピードとパワーで劣ることが予想されたため、後期に向けて下記のようなプランをもって前期の闘いに挑みました。

1.徹底して動きながらのパスやコントロールの質で勝負する
2.前線からどんなにプレッシャーをかけられても、蹴らずに素早くボールを動かしながら前進していく
3.毎試合スタメン&ポジションを固定しないで闘う

結果的には、前期11試合を3勝5敗1引き分けと決して良い結果とは言えませんが、内容的にはどの試合も確実にボールポゼッションでは上回ることができました。

そして失点の原因の8割以上は、セットプレーや一本のロングボールからスピードで背後を取られての失点であり、さらには負けた試合の5試合中3試合で、1点差で競り負けてしまいました。しかしながら、選手たちは前期の試合を通して、少しずつスピードとパワーにも慣れ始め、背後を取られない工夫や、動きながらのプレーに磨きをかけ、それに伴ってフィニッシュまでもちこめる場面も徐々に増えていきました。

後期に入ると、第1節こそ敗れはしましたが、第2節・第3節と勝利を収めることができました。特に第3節の相手は、前期で0-3とスピードパワーで圧倒されてしまった相手に、今回はボールポゼッションでも圧倒することができ、2-1と競り勝つことができました。今後も厳しい戦いが予想されますが、選手たちは全員の力で一戦一戦全力で闘ってくれることと期待をしています。

なお、12期生は8月5日から8月10日までミャンマーに遠征します。

わらじ祭りに参加

JFAアカデミー福島が現在活動をしている静岡県御殿場市では、毎年8月初旬にわらじ祭りが行われています。

その昔、もともとわらじはこの地域の人たちにとっては大切な収入源でした。そのため、それぞれの村でわらじ編みの一番優秀な娘を選び、それを富士山頂浅間大社に奉納し五穀豊穣を祈願していました。古来より御殿場は富士信仰の拠点であり、東海道箱根越えの旅人の足わらじの産地であったことから、毎年このわらじを開山の行事として奉納し、健康祈願、五穀豊穣、交通安全を祈念しています。

そのわらじ祭りで使用するわらじの作成は5月中頃から始まり、そこにJFAアカデミー福島の中学1・2年生が参加をさせていただいています。選手たちにとっては「わら」に触れることが初めてという選手がほとんどで、それを指導していただきながら1本1本紡いで太いロープ上の紐をつくり、さらにそれを紡ぎながら、縦3m・横1.2mの巨大なわらじに仕上げていきます。

固く太いロープに仕上げる時には大きな力を必要とし、わらの毛並みをハサミなどで整える時には繊細な作業が必要となり、みんなで一つ一つの工程を丁寧に仕上げていきました。

そうして作成された大きなわらじは,市役所の玄関先や御殿場駅入口などに順次飾られ、最終的にはわらじ祭りの中で行われる、わらじ競争の【そり】として活躍します。このわらじ競争にも、毎年参加をさせていただき、多くの観客の見守る中をJFAアカデミー福島のユニフォームを着用して疾走します。地元のテレビ局も来て、MCがその場を大いに盛り上げてくれ、地域の方々からも温かい声援を受けながら、選手たちは全力で最後まで走り切りました。

結果は自衛官のチームや大学生のチームに惜しくも敗れ、決勝までは残れませんでしたが、なかなかできない貴重な体験をすることができ、選手たちは心から楽しんでいました。

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