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U-15日本代表、U-15朝鮮民主主義人民共和国代表と接戦の末引き分ける ~EAFF U15ボーイズトーナメント2018~

2018年07月28日

U-15日本代表、U-15朝鮮民主主義人民共和国代表と接戦の末引き分ける ~EAFF U15ボーイズトーナメント2018~

EAFF U15ボーイズトーナメント2018 グループA 第4戦 vs U-15朝鮮民主主義人民共和国代表
2018年7月27日(金) キックオフ時間 16:30(現地時間) 試合時間 60分(30分ハーフ)
National Football Training Center(中国/Xianghe)

U-15日本代表 1-1(前半0-0、後半1-1)U-15朝鮮民主主義人民共和国代表

得点
33分 失点(U-15朝鮮民主主義人民共和国代表)
44分 河野孝汰(U-15日本代表)

スターティングメンバー
GK:田中春希
DF:森田翔、田中隼人、諏訪間幸成、大迫蒼人
MF:佐藤陽成、梶浦勇輝、遠山悠希、野澤零温
FW:河野孝汰、タルハニ存哉

サブメンバー
GK:彼島優
DF:菊地脩太、市原未藍、松木玖生
MF:高柳英二郎、加藤翼
FW:勝島新之助

交代
HT 田中春希 → 彼島優
HT タルハニ存哉 → 松木玖生
HT 梶浦勇輝 → 菊地脩太
HT 佐藤陽成 → 勝島新之助
45分 田中隼人 → 市原未藍
58分 大迫蒼人 → 高柳英二郎
58分 野澤零温 → 加藤翼 

マッチレポート

EAFF U-15ボーイズトーナメント2018に出場しているU-15日本代表はここまで3戦3勝。続く第4戦の相手は、U-15朝鮮民主主義人民共和国代表です。16:30キックオフということで、ピッチ内には日陰も多く、これまでと比べてプレーしやすいコンディションの中での試合となりました。相手が事前のスカウティングからフィジカルが強く、闘志をむき出してプレーしてくることがわかっていた日本は、ウォームアップ時からこれまでとは違った雰囲気の中で試合に向け準備をしていきました。

試合は、序盤からここまで3試合とは違い、相手に先にリズムを握られ幾度となくピンチを迎える展開から始まりました。23分、ピッチ中央付近で相手にボールを奪われると、その選手が一気にドリブルで日本のゴールに迫り、GKと一対一のピンチを迎えるも、タイミング良く飛び出した田中春希選手がナイスセーブをみせ日本のゴールを守ります。その後、日本は主導権こそ握り、幾度となくチャンスを作りながらも、なかなか決定的なチャンスを作り出せず前半をスコアレスで終えます。

日本はハーフタイムに4選手を交代させると、後半は先に仕掛けます。31分、後半から入った松木玖生選手が左サイドをオーバーラップし、後半最初のシュートを放つも相手GKにセーブされます。逆にその直後の33分、日本のペナルティエリア外でボールを受けた相手フォワードが、素早いターンからのシュートを決め日本は先制ゴールを許します。同点に追いつきたい日本は、失点後から更に果敢に相手ゴールへ攻め込みます。

35分、38分には勝島新之助選手がドリブル突破からチャンスを作るも相手ゴールは割れず、逆に相手のカウンターを受けピンチを迎えるも彼島優選手のナイスセーブで相手のシュートを弾くと、そのこぼれたボールに反応した相手を体を投げ出して田中隼人選手が止め守備陣が奮闘します。なんとか同点に追いつきたい日本は44分、野澤零温選手が、ゴールラインを割りそうなボールをピッチ内に何とか残すと、右サイドからゴール正面の河野孝汰選手へパス、ボールを受けた河野選手は冷静に相手ディフェンダーを一人かわしシュートを決め、待望の同点ゴールを奪います。

その後も両チーム一進一退の攻防が続き、お互いチャンスを作り続けるもゴールを割ることは出来ず、1-1のまま試合は終了しました。試合終了のホイッスルが吹かれると、勝ちきれなかった悔しさ、全てを出し切った疲労感から両チームの選手たちがピッチに倒れ込んだ姿が印象的でした。日本は勝利することこそ出来ませんでしたが、間違いなくここまでのベストパフォーマンスを見せた試合となりました。
日本は大会最後となる試合で、U-15モンゴル代表と翌28日に対戦します。

選手コメント

MF #14 本田真斗 選手(ベガルタ仙台ジュニアユース)
自分は今回U-15代表に初招集され、いつもと違った環境、スタッフ、チームメイトとの海外遠征をとても楽しみにしていました。日本人以外の選手たちとのプレーは、身体能力やフィジカルの強さ、スピードが大事だと改めて感じる良い機会になりました。今回得た課題は、自分のチームに戻り日々の練習や試合の中で高い意識をもって改善していきたいと思います。今回中国でした経験は普段とは全く違うので次に活かしたいです。

DF #19 佐藤陽成 選手(北海道コンサドーレ札幌U-15)
中国に入り8日が経ちましたが、こちらの環境や食事にも慣れ、ピッチでは自分のプレーが出せてきていると思います。普段とは違った環境にどう対応し、それぞれ別のチームから招集された仲間たちと、どうやってプレーを合わせていくかなどを常に考えながら行動することは自分にとって非常に充実した時間となっています。また、日々のミーティングでは、監督やコーチからの話を聞き、これから自分がどうなっていったら良いのか等を考えさせられているので、今回初めて代表に選ばれとても良い時間を過ごしていると感じます。

DF #23 市原未藍 選手(大宮アルディージャジュニアユース)
今日の朝鮮民主主義人民共和国代表との試合では、普段日本で戦う相手とは全く違う球際やフィジカルの強さや、身体能力の高い選手たちとの試合で、とても良い経験になったと思います。試合は引き分けましたが、今日の試合での経験を帰国後も忘れずに、日常から高い意識を持ち日々の練習に励んでいきたいと思います。

DF #25 松木玖生 選手(青森山田中学校)
今回U-15日本代表に初招集され、日本全国から集まった個性のある選手たちとのプレーをとても楽しんでいます。今日の朝鮮民主主義人民共和国との試合では、選手たちの身体能力の高さや、今まで経験したことがないような勝利への執着心がある相手との試合でとても良い経験になったと思います。また、自分の持ち味である走力やコーチング、ヘディングなどがこのレベルでも通用することがわかり自信になりました。しかし、ボールを見すぎて相手に裏を取られることや最後の質といった課題もあったので次に向けて修正していきたいと思います。

スケジュール

EAFF U15ボーイズトーナメント2018
7月23日(月) 2-0 第1戦 vs U-15中国代表
(National Football Training Center(Xianghe))
7月24日(火) 6-0 第2戦 vs U-15チャイニーズ・タイペイ代表
(National Football Training Center(Xianghe))
7月25日(水)  16-0 第3戦 vs U-15北マリアナ諸島代表
(National Football Training Center(Xianghe))
7月26日(木)    Team Activity Day
7月27日(金) 1-1 第4戦 vs U-15朝鮮民主主義人民共和国代表
(National Football Training Center(Xianghe))
7月28日(土) 10:30 第5戦 vs U-15モンゴル代表
(National Football Training Center(Xianghe))

※時間はすべて現地時間。
※試合会場はすべてNational Football Training Center (Xianghe)で行われます。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

EAFF U15ボーイズトーナメント2018

大会期間:2018年7月23日(月)~2018年7月28日(土)
大会会場:National Football Training Center(中国)
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